タイトル部分の色の説明
「最高!」
「面白い」
「普通かな」
「うーん、微妙」
「……………………つまんない」
極めて個人的な評価である事を、予めお断りしておきます。

43号
45号からの読み切り企画の詳細が判明。許斐先生のボクシング漫画は色々な意味で楽しみ。
バクマン。の「超ヒーロー伝説」の歌を影山ヒロノブさんが歌いますか。贅沢過ぎるぞチクショー。絶対に聞きます。
次号から再開のONE PIECE、ネームが先行公開されました。ネームだけなのにワクワク。ああ次週が待ち遠しい。
バスケ女子日本代表のインタビュー、内容よりも石川選手の頭が……。ちょっ、女の子なのにそんな頭でいいの?

BLEACH
 一護の最後の一撃で決着、かと思ったらまだ生きてますか藍染様。しぶとい、本当にしぶとい。
 最後のとどめが一護ではなく、浦原の鬼道とは予想外でした。しかしここまでしぶとい敵は、封印するしかないでしょ
うね。あまりにも強くなってしまったせいで敵を侮りすぎたのが藍染の敗因か。いい悪役だったので、最後までクールで
いてほしかったけど。
 藍染に「あんなもの」呼ばわりされている霊王とは、単なる霊ではないみたいですね。怪物みたいな奴で、システム
的な存在で自分の意志を持っていないとか? 新展開も激しいバトルが繰り広げられそう。

NARUTO −ナルト−
 弥彦、長門、そして小南の最後の過去話。自来也先生、そのカエルコスプレには何か意味があるんですか?
 小南の血を宿した紙が札の代わりになったのは少し感動的でしたが、それだけに切なくなります。そしてこの過去話
は今後の伏線になるのでしょうか? カエルに関する術でマダラに一矢報いるとか?
 そのマダラですが、新しい面には覗き穴が二つありますね。長門の輪廻眼でパワーアップしたマダラが狙うは、こちら
もパワーアップしたナルト。新たな忍界大戦の始まりに、不謹慎かもしれないけどちょっとワクワク。

トリコ
 ついに捕獲レベル・測定不能が出ましたか。グルメ界の生物はみんな測定不能ランクかも。
 かなり強くなった筈のトリコでさえ手も足も出ないとは、何という世界&生物たち。過酷すぎるなんて言葉さえ甘くなる
くらい厳しい世界ですね。小松はグルメ界に入れるんだろうか。
 トリコの後にやって来たのはノッキングマスター次郎さんでしたか。酒を経つと若返るとは、何という特異体質。この頼
もしすぎる助っ人に、強くしてもらうのかな?

家庭教師ヒットマン REBORN!
 紅葉の眼の弱点は、ほぼ予想どおりでしたね。ただ見ているだけでも辛いんだろうなあ。
 しかし紅葉、あの一撃で終わりかと思ったけどしぶといですねえ。リボーンの言うとおり、強い意志を感じます。この戦
いを仕掛けた理由は「先祖の復讐」だけではないのかも。
 肉体のリミットと時間のリミット、お互いの限界を賭けた勝負は紅葉が勝…と思わせて、了平の炎が溜まりましたか。
ゼロ距離からのパンチを放つのかな?

ぬらりひょんの孫
 羽衣狐が裸な事にはツッコまないリクオ達。場の空気を読んでいますね(笑)。
 敵として来たリクオ達にさえ「大儀であった」と言う羽衣狐は、大物すぎる。そして色気がありすぎる。「鵺の誕生」とい
う大事の前では、敵の襲来でさえとるに足らない事なのか。
 そして生まれた鵺ですが、普通にバケモノですね。ここから更に変わるみたいですが、何かきな臭い匂いがするのは
私だけでしょうか。この怪物は京妖怪にとって救いの神なのだろうか?
 ラストにやって来たのは、まさかの秋房。羽衣狐に一矢報いる為に来たのでしょうけど、どうも変な感じがしますね。
伝説の陰陽師・安倍晴明が敵になった事について詮房がどう思っているのか、その辺りが気になります。

バクマン。
 センターカラー。
 白鳥君とシュージンのタッグが決まったけど、サイコーは複雑な心境。本当は自分と一緒にもう一作、と言いたいの
でしょうけど、そんなに素直に言えたら苦労しないか。年を取ると、素直になれなくなるのが男なのですハイ。
 順調過ぎるくらい順調に進んでいるように見える白鳥君ですが、彼は家庭に問題あり。家族が自分の夢を全く理解し
てくれないのは、地味にキツイですよねえ。姉も母親も白鳥君の事を思って言っているのが、またキツイ。家を出るしか
ないのかな。
 白鳥君が主役っぽくなってきましたが、あくまでこの漫画の主役はサイコーとシュージン。香耶ちゃんがサイコーのフ
ォローをしてくれるのは、なかなか嬉しい。本当に『いい女』になったなあ。彼女の言うとおりだけど、シュージンはまっ
たく気付いていない。この一件、かなり縺れる事になるかも。

銀魂
 色々な意味で過酷で笑える二年後の世界。新八じゃないけど泣きたくなってきました。九ちゃんが工事してしまった
のはかなりショック。東城さん、止められなかったのか……。ヅラはもうお前攘夷浪士じゃないだろ、ただのオカマだろ
(笑)。美人過ぎるのが微妙に腹が立つ。高杉が見たら、知らない人の振りをしそう。
 変わったのは万事屋だけじゃなかった。ジミーは地味キャラから大変化しちゃって、逆に地味になっている気が。沖田
はまあ予想どおりかな(笑)。バカイザーと言われても部下を殺さないところは評価します。
 土方まで変わったと思っていたら、彼は正気でしたか。ってこの話、まだ続くんですか? 実は長編なのかな。ギャグ
的な話はダラダラ続けてほしくはないんだけど、面白いから文句は言えない。クソッ、さすが空知先生。

SKET DANCE
 何気に凄い物を作るスイッチですが、今回のも凄いですね。そういえばバウリンガルとかあったけど、あれ今も売られ
ているのかな?
 動物だけでなく人間の気持ちまで分かるなんて、ブラエビラ本当にとんでもないな。このブラエビラがあれば、ニュー
タイプとかイノベイターとかいりませんね(笑)。無駄な争いも起きるでしょうけど。みんな心の中が分かったら、ヤサグレ
てしまった三人みたいになりそう。
 恋の話になって動揺しまくるヒメコが可愛い。被り物の下では顔を真っ赤にしてるんだろうなあ。そしてボッスンの鈍
感ぶりは相変わらず。いや、このタイミングでは仕方ないか。スイッチの好きな人も知りたかったかな。
 オチは感動的なようで、結構酷い(笑)。浪漫ちゃんはセリフを頭の中で言いながら書くタイプですか。つまりHなマン
ガを描く時は結構エロイ事を(描きません)。

LIGHT WING
 センターカラー&大増25ページ。
 凄過ぎる主人公に反発する上級生。だけど彼の強い気持ちに刺激されて…という、スポーツものでは王道な展開。
いや、飽きられている展開とも言えます。大丈夫なのかな?
 ストーリーはともかく、吏人のキャラクター描写にはかなり力を入れてますね。インパクトがあり過ぎて、呆然としてし
まいます。本当に超人レベルだ。連続シュートを撃ってゴールポストを止めたシーンは、いやどう考えても物理的に間に
合わないだろとツッコミましたけど。
 第二話でこれだけのインフレを見せ付けられると、今後が不安で心配です。長く続けるつもりは無いのかな?

エニグマ
 大増25ページ。
 「死ぬまで無事」を人生の目標にしている支倉は、こういうサバイバルには不向きな性格ですね。スミオがいなかった
ら何も出来ずに脱落していたかも。
 やはり支倉も特殊能力を持っていましたか。透明になれる能力は便利だけど、本気で願わないと発動しないし、消え
たままになるかもしれないというのは不安ですね。つまり覗きにも本気になって、命がけで挑めと(バカ)。
 弱気な支倉に檄を入れるスミオは、本当に「熱血主人公」だなあ。見た目とは違いすぎる性格だけど、この違いが彼
の個性になりつつありますね。
 支倉の能力で謎が一つ分かりましたが、新たな謎も。写真の中で笑ったリョウも、普通の人間じゃなさそう。謎の手
形と関係あるのかな?

黒子のバスケ
 センターカラー&大増23ページ。
 同じ相手と戦うと、能力がグンと落ちるという黒子の弱点は、もっと早く気付くべきでしたね。言われてみればごもっと
もだし、相手も普通じゃないし。天敵みたいな高尾を相手にこのハンデは厳しすぎる。
 様子がおかしかった緑間ですが、その理由はチームプレイに目覚めたから。全ては勝つ為に、というのが緑間らしい
ですね。これで秀徳に弱点は無くなり、対する誠凛は黒子も火神も…と不安が増したところで、木吉を動かしますか。こ
れでまたどちらが有利か分からなくなりそう。この試合、一話たりとも目が離せませんね。

べるぜバブ
 佐渡原先生、せっかく石矢魔の面々とも馴染んできたのに(笑)、ご愁傷さまです。出番も減るんだろうなあ。
 新しい担任になった男の名は、早乙女禅十郎。やはり東条の知り合いでしたか。そして東条のとは違い、こちらの蝿
王紋は本物で、ヒルダ達とは敵対する派閥にいるらしい。学園と魔界の両方に嵐を呼ぶ存在みたいですね。最近目立
っていなかったヒルダ、久しぶりにその実力を見せつけるのか?

保健室の死神
 鏡の中を冒険するのかと思ったら、アシタバ君あっさり出ましたね。操グッジョブ、と褒めるべきなのかな?
 安田君は一週経ってもこんな風なのか(笑)。ここら辺の話は単行本ではどうなるんだろう。
 しかしハデス先生は女難の相ってレベルじゃないですね。今度は鈍にラッキースケベやらかしてしまうとは。派手に
叩かれましたが、可哀想という気は全然しません。むしろモゲろと。

逢魔ヶ刻動物園
 掲載位置がじわりじわりと上がっていますね。少なくとも次の改編期は乗り越えられそう。目指せ、長期連載。
 水族館側の陣容が判明。一匹早くも脱落したけど、それ以外のメンバーはユニークな外見で、だからこそ恐ろしくもあ
ります。冷酷非情の館長が認める程の実力者達、当然強いでしょう。動物園側のメンバーもなかなかだけど、苦戦は
必至か。激闘の予感にワクワク。

いぬまるだしっ
 園長の友達という事で嫌な予感はしてましたけど、想像以上でした。ええい、笑わせてくれる!
 しかしこの二人、よく今まで『友達』をやってこれましたね。学生時代のどこかでブチギレてもおかしくないのに。二人
とも相手に寛大だったのか、お互いしか友達がいなくなっていたのか。きっと後者ですね(おいおい)。
 ラストのページはどこの死神漫画かと(笑)。大石先生はこういうパロディネタを描かせると数倍輝きますね。元ネタの
漫画もシリアスギャグだから、相性がいいのかな?(おいおいおい)

めだかボックス
 毒蛇の巣窟、比喩とかじゃなくて本当に毒蛇を使うんですか。どこの男塾名物ですかこれは。面白いけど。
 見ただけで恐ろしくなる相手なら、眼を閉じて見なければいい。さすが めだかの姉、発想がブッ飛んでいます。それを
実現させてしまう善吉もブッ飛んでいるけど。しかしルールはあまりにも善吉に不利。球磨川が降参するシーンなんて
想像できないし、かと言って善吉が無様に負けるとも思えない。西尾先生がどんな決着を用意しているのか期待。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
 世界広しといえども、溶接やら船の分解やらをネタにした少年漫画は、今回の「こち亀」だけでしょう。でも、それでこ
そ「こち亀」。こういうのでいいんですよ、こういうので。
 鉄泥棒はあの国の奴らかと思ったら、国内の企業(悪の組織っぽいけど)でしたか。さすがにあの国をネタには出来
なかったか。ある意味、タイムリーなのに。

PSYREN −サイレン−
 遂に対峙したアゲハと弥勒。そして弥勒姉も現れる。役者が揃い、最終決戦の始まりに胸が高まります。
 姉に裏切られたと思い込んでいる弥勒ですが、その心は姉への複雑な思いがある。裏切られて、殺したい程に憎ん
でいる反面、もう一度自分と……と願ってもいるのでしょう。思春期の少年ですか、まったく。
 しかし弥勒の暴挙によって、多くの命が奪われたのも事実。アゲハがブチギレるのも分かりますが、その黒い姿はと
んでもなく不安です。変な方向に暴走しなきゃいいんだけど。

SWOT
 つまらない。実につまらない。新たな恋のフラグが立ったりとか、二年とのバトル開始とか盛り上がりそうな内容なの
に、全然ちっとも盛り上がらない。あー、本当につまらない漫画だなあ。
 強敵そうに現れた二年があっさり負けてしまっては、盛り上がりようがありません。この急展開は打ち切りが決まった
からなのか、それとも普通に描いてこうなったのか。杉田先生の頭の中がどうなっているのか気になります。漫画家と
してはダメダメなのは分かっているけど。


42号
45号から6号連続でベテラン作家陣の読み切りシリーズがスタート。おお、文句無しに豪華なメンツだ。
最近、岸本先生や空知先生が休載していたのはこの企画の為だったんですね。休まなかった秋本先生は凄い。
アニマン。のインタビュー記事が結構なボリュームですね。アニメは見ますし、歌にも期待しています。

LIGHT WING
 新連載第二弾。作者は新人の神海英雄先生。増刊号だけでなく、本誌にも何度か読み切りが掲載された方ですね。
初連載、おめでとうございます。
 初っ端から主人公のスーパープレイを見せ付けてくれて、どういうジャンルの漫画なのか分かりやすく教えてくださっ
たのは好感が持てます(笑)。しかし第一話からシロウトや未熟なチームメイトが相手とはいえ一人で百人抜きをさせる
なんて、今後のインフレが心配です。相手プレイヤーもプロ顔負けのバケモノ揃いなんだろうけど。
 しかし問題なのは主人公の性格ですね。こういう自信満々で傍若無人タイプのキャラクターはカッコよく見える反面、
生意気で礼儀知らずにも思えてしまう為、読者の共感が得られにくい。このタイプのキャラを主人公にして打ち切られた
漫画の何と多いこと。逆に、当たれば大きいんですけど。神海先生がこの難題にどう挑むのか、見守らせていただきま
す。「キャプテン翼」と「ホイッスル」以外、悉く打ち切られているジャンプのサッカーマンガの歴史を変えられるのか?

NARUTO −ナルト−
 小南、6千億枚の起爆札を用意したとは、とんでもない大盤振る舞いですね。用意するのは大変だったろうなあ。岸
本先生も、お疲れ様です(笑)。
 マダラは本当に苦戦したのか。さすがに「全て幻術でした」というオチは酷いから、予想が外れて一安心。
 過去の因縁を語るマダラに、ナルトに未来を託した小南が敗れるというのは悲しい結果ですが、長門の微笑が希望を
与えてくれる。しかしこれでマダラがパワーアップするのは間違いない。ナルト達の苦戦は必至ですが、だからこそ読
者としては燃えてくる。頑張れ!

べるぜバブ
 聖石矢魔との和解もなったようで、メデタシメデタシですね。三木君はデレ過ぎな気もしますが(笑)。
 東条と七海さんが知り合いだったとは。元恋人とかいう甘い関係ではなさそうだけど、名前で呼び合うところを見ると
幼馴染ぐらいかな?
 出馬とのバトルが始まるのかと思ったら、前回ラストで登場した新キャラが担任になり、新たな嵐の予感。東条とも知
り合いみたいだし、以前彼が語っていた「蠅王紋の男」なのは間違いなさそうですね。男鹿の新たな敵となるのか、そ
れとも……? アニメ化決定に合わせたかのような新展開、大いに期待しています。

銀魂
 いや、そりゃあね、現実にも少し会わなかっただけで大きく変わってしまう人はいるけど、いくらなんでもこれは変わり
過ぎだろ(笑)。一ヶ月ぐらい休んでから変わってください。そして尾田先生は怒らないでください。
 神楽がセクシーキャラになったのはいいんだけど、定春はもう犬じゃないし、お登勢さん達まで巻き込んでいるし。み
んな変わり過ぎて、これは新八の夢なのか現実なのか分からなくなってしまいましたが、近藤さんとお妙さんが結婚し
ているというオチで夢だと確信しました。近藤さんにラブラブハッピーな未来などあり得ない。哀しいけど、それが現実
なのよねえ(笑)。

いぬまるだしっ
 園長先生の一族、一人だけ顔が違うお父さんは肩身が狭いだろうなあ。いや、ざこば師匠なら大丈夫か(お前は師
匠をどんな目で見ているんだ)。
 早くもオーズネタとは、大石先生は本当に好きですねえ。私もだけど。
 過去の映像が映るカメラとは、この漫画にしてはSFっぽいなあと思いましたが、カラクリがありましたか。現実の不思
議もオチはこんな感じなのでしょう。それでも人は夢を見たいのです。そしてたまこ先生は、写真とは関係なくダイエット
とかした方が良いと思います。つまり、いぬまるくんグッジョブ(笑)。

エニグマ
 センターカラー&大増25ページ。
 こういう作品ではお約束とも言える内輪もめが早速始まりましたが、上手く抑えましたか。でも火種はまだ残っている
ように感じます。今回はスミオの能力が上手く働いたから良かったけど、次も同じ方法が通じるとは限らない。最大の
敵は仲間の中から現れるような気がします。
 こんな状況でも力強く道を示すスミオは頼もしいけど、これもエニグマの予想通りの展開なのでしょうね。いずれスミオ
にはとんでもない試練が襲いかかってきそう。
 次回で仲間の一人、支倉の能力が明かされそうですね。スミオの言うとおり、脱出する為には七人が協力しなけれ
ばならないのは確かでしょう。でも、エニグマも七人の仲良し脱出劇を見たい訳ではない筈。とんでもない爆弾が隠さ
れているのかも。スミオ達には気の毒だけど、ちょっとワクワクしてきました(悪趣味)。

黒子のバスケ
 誠凛も秀徳も、メンバーはお互い全く油断無し。実力的には上回る相手が本気で向かってくるというのは怖いでしょう
ねえ。でも、今の誠凛メンバーなら期待できるのも事実。頼もしい限りです。
 パワーアップした火神に対して、緑間は真っ向から挑んできましたか。燃える展開ではありますし、緑間もカッコいい
んだけど、黒子の言うとおり違和感を感じるのも事実。この熱血プレイが緑間の作戦だとしたら、ハイペースに釣られた
火神が自滅するのを狙っているのか、それとも……? 分かりませんけど、面白そうなので期待大。

BLEACH
 大切な仲間を守る事を願っていた一護ですが、自分自身を護ろうという意識には欠けていた。自分を大切にしない者
に他人を守る資格など無い、そういう事なのかな?
 その言葉に従って、自分自身が全てを切り裂く斬月となった一護。相変わらず久保先生のデザインセンスは秀逸す
ぎる。ここまで見せつけられると、強引な展開でも文句が言えなくなります。
 そして藍染様はますます小物化が進んでいますが、ある意味自分が招いた結果でもあるので同情はしません。次回
の巻頭カラーで決着、そしてエピローグが始まるのかな?

家庭教師ヒットマン REBORN!
 アニメの方はこの秋で終わるそうですね。人気投票でも勢いの凄さを見せ付けてくりましたが、アニメの終了でこの勢
いが止まらないかちょっと心配です。そうなった漫画はたくさんありますからねえ。天野先生、油断せず頑張ってくださ
い。そして、女性キャラで唯一ベスト10入りしたクロームに拍手。
 紅葉、相手の弱点を見ただけで分かるなんて、視力が上がったなんてレベルじゃねーぞこら。格闘技でこの能力は強
すぎますね。触れただけでも大ダメージを与えるんですから。
 しかしこの異常な視力には制限があったみたいです。そりゃあそうですよね。そうでなかったら、わざわざ見えなくな
る眼鏡を掛ける必要なんて無いし。見えすぎる為に脳に負担が掛かるのかな?
 その弱点に気付いた了平の観察力は、さすがと言うべきか。初登場した頃は馬鹿っぽいキャラだったのに。彼は未
来編で大きく成長しましたね。愛する人の存在が、男を強くするのか。相手は不明だけど(笑)。

トリコ
 グルメ界=地獄だと説明されても、名前の響きがほんわか過ぎるので、イマイチ怖さを感じませんね。「グルメ界へ連
れて行くよ」って、普通に聞けばご褒美みたいに思えるし。名前って本当に大切。
 名前はともかく、グルメ界が地獄に近い場所なのは前情報通り、いやそれ以上でした。美食會の副料理長と五角以
上に戦ったトリコが、初っ端からボロボロになるとは……。ピンチの次に大ピンチと行き着く暇もないようですが、ここはト
リコの後にやってきた「有名なお方」の手助けに期待しますか。誰なんだろう?

バクマン。
 あー、やっぱり内容的にアニメには不適切だと判断されましたか。特に今は、昔よりそういう声が大きくなっています
からねえ。「北斗の拳」がゴールデンタイムに放映されていたなんて、今では信じられない……。
 アニメ化に拘るシュージン。本当にこう叫びたいのはサイコーでしょうね。友達の代わりに叫び、友達の夢を自分の夢
にしたシュージンの友情に乾杯。ちょっと拘り過ぎて、服部さんに不信感を持たれてしまったみたいですが、これは後
の伏線になりそう。サイコーと亜豆の約束をもし服部さんが知ったら、手放しに祝福してくれるとは思えないし。むしろ
「漫画を、プロを舐めるな!」って怒りそう。
 エイジのように週二作を、と狙っていたサイコーですが思わぬ伏兵が出現。白鳥君、ここで絡んできましたか。ラスト
の複雑な心境のサイコーの表情には笑いましたが、結婚からは確実に遠ざかっていますね。さて、どうなる事やら。

ぬらりひょんの孫
 センターカラー。
 速度と威力を兼ね備えた鬼童丸の剣戟無量、本当ならも凄い技なのでしょうけど相手が悪すぎた。黒田坊の能力だ
けでなく、リクオ本来の能力まで使えるんだもんなあ。白兵戦ならリクオは最強クラスかも。
 しかし鬼童丸、戦闘には負けたけど作戦では勝利したか。時間稼ぎは大成功し、遂に晴明が生まれる。って羽衣狐
様、まだ服着てないんですか。敵の総大将がオールヌードで出て来るなんて、リクオ達は思ってもいなかったでしょうね
え。ちょっと見惚れてしまったリクオに、つららが嫉妬全開になる展開を希望。って最終決戦前の展開じゃないな(笑)。

SKET DANCE
 ヒメコの訴えに対する男性陣の反応がクールすぎて笑える。いや確かにSARUTOBIは凄いと思うけど、女の子の話
は聞いてあげましょうよ。特にボッスンは。
 更谷君が犯人というのは分り易すぎるから違うと思ったら、ストレートに来ましたね。これも一種のフェイントか。
 まあ今回は犯人探しではなく、新生徒会の面々とスケット団の顔合わせの方がメインだったようなので、こういうスト
レートなので良かったと思います。しかし本当に椿会長は苦労しそう。倒れない程度に頑張ってください。

保健室の死神
 操、やっぱり女の子でしたか。いやそんな感じはしてたので驚きませんでしたが、こんなに可愛い女の子にあんな事
をさせた卑川には、改めて怒りが湧いてきますね。まったくもう。
 その卑川が使った水晶には、三途川先生の知り合いである九十九老人にも心当たりはないそうで、やはり彼の背後
には黒幕がいたようですね。それもかなりの大物が。連載一周年を越えて、いよいよ本格的な長編に突入しそう。
 鏡の中に閉じ込められたアシタバ君を救う為、ハデス先生達も鏡の中に行くのかな。この漫画、何気に異世界に行く
事が多い気がします。それでいて学園モノとしての定義も損なわない。この漫画、私が思っている以上に良く出来た漫
画なのかも。

めだかボックス
 こういうお色気シーンは久しぶりですね。しかしくじら姉さん、巨乳なのは知ってましたけど、改めて見ると本当に大き
いですねえ。これもまた一種の異常か。うむ、良し!
 「人生はプラスマイナスゼロだって言う奴は、決まってプラスの奴」という球磨川の発言には納得するしかありません
ね。本当にマイナスで苦しんでいる人間には、そんな事を考える余裕さえ無いでしょう。戦争を否定して平和を訴える人
間こそが、戦争をしている人間に守られて、平和の恩恵を受けているという矛盾に繋がる話かも。
 球磨川をまったく恐れない善吉は頼もしいけど、相手が不気味過ぎて安心できません。勝負方法もどこぞの男塾並
にヤバそうだし。ここは下手な予想はせず、我々の予想の斜め上を行く西尾先生にお任せします。

逢魔ヶ刻動物園
 一人で突っ走る園長をみんなで止めるシーンは、ちょっと感動的。こういうシーンをもっと早く出していれば、この漫画
も打ち切られなかったかも。いや、まだ望みを捨てるのは早いか。あとタカヒロさんはいい男(オス)。
 水族館側の陣容が明らかに。こちらの館長は園長よりもバケモノっぽいですね。だからこそ魔力を得るのに必死にな
っているのか。仲間達に慕われている園長が、恐怖で水族館を支配する館長に挑む。王道で燃えそう。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
 クラス会、私は参加した事がありません。家を引っ越してばかりいるから住所が分からないんでしょうけど、それにし
ても……いや、考えるのはよそう。寺井さんより落ち込みたくないし。
 顔が広くて行動力もある両さんでも、中川と麗子のクラス会は無理でした。いや、同級生みんな出世しすぎでしょ。名
門校のクラス会って、リアルでこんな事ありそう。
 違うクラス会に紛れ込んでも気付かない部長、本人が幸せならそれでいいのかな? 本当の同級生からは「何であ
いつだけ来ないんだ?」「忙しいなら次から呼ぶのは止めようか」なんて思われなきゃいいんだけど。両さん、フォローし
てあげてください。

PSYREN −サイレン−
 ヴィーゴはミスラにまったく敵わず。やはりイルミナの技術を作り出したのはミスラでしたか。こいつは何者なんだろ
う。一方的に接触してきた弥勒との出会い方や、ウロボロスの事についても詳しいのは、宇宙人という伏線だろうか。
そう言われても納得できます。
 マリーを守る為に戦ったヴィーゴ。猟奇殺人犯だったのに、マリーの影響からか随分と変わりましたね。現代の鬼瀬
も変われるんだろうか?
 激闘が続く中、遂に対峙した弥勒とアゲハ。いよいよ決戦ですか。しかしこの急展開でこの掲載位置は不安になりま
すね。次の改変期までなら、ちょうどいい長さになりそうだし。でも、まだ終わってほしくないなあ。

SWOT
 ぶっちゃけ杉田先生の絵は下手です。なので萌え絵を描かれても、イマイチ萌えません。あとメイド喫茶には行った事
がありません。一人で行く勇気がありません。誰か私を連れて行ってください(バカ)。
 奈落との同盟とか、カクゴが超能力みたいになっているとか、遂に明かされた現頂上の存在とか、話も大きく動きま
したが、読者的には盛り上がってきません。作者と読者の気持ちが離れすぎている気がします。こういう漫画は長続き
しないし、この掲載位置からしても打ち切りはほぼ決まりですね。ダメだコリャ。


41号
「BLEACH」の映画登場キャラが発表。古谷徹さん、最近悪役を演る事が多いなあ。リボンズ役で何かに目覚めた?
ONE PIECEの企画で衝撃の事実が判明。ルーキーキャラ達、3時間で書き上げたのかよ! 尾田先生凄過ぎる。
「銀魂」は休載です。

エニグマ
 新連載第一弾。作者は新人の榊健滋先生。
 ジャンルはサイキックサスペンス、とでも言えばいいのでしょうか。予知夢と自動書記を組み合わせた、ちょっと特殊
な能力を持つ主人公が謎に挑む。ふうむ、「デスノート」と似た雰囲気を感じさせる漫画ですね。
 キャラクターは全員なかなか良いし、ストーリーも面白い。新人の連載第一作としては、かなりの高レベルだと思いま
す。セリフ回しに若干無理やりというか説明し過ぎな点が目立ちますが、この辺りは慣れれば改善されるでしょう。
 最近の新連載作としては、かなり期待が持てる作品ですね。事前の期待は低かったけど、これはイケるかも。
 問題は、二話以降に読者の興味を持たせられるか、ですね。「デスノート」はLとの戦いが面白かったけど、この作品
はどうなるんだろう。七人がすんなり力を合わせるのか、それとも分裂するのか。「デスノート」とは全く違う、ジャンプな
らではのサスペンス劇を見せてください。

NARUTO −ナルト−
 暁を結成させた上に、長門の輪廻眼までマダラが与えたものだったとは。この男、暗躍しすぎですね。
 弥彦も長門も失ってしまった小南ですが、二人の意志を継ぐナルトを守る為、命を賭けてマダラに挑む。あのマダラに
ダメージを負わせただけでも凄いと思うけど、次回では実は幻術だったという展開になりそう。って、どこの鏡花水月で
すか(笑)。でも可能性は高いんだよなあ。杞憂で終わってくれればいいんだけど。

バクマン。
 連載は順調。ドラマCDのストーリーまで監修するなんて、シュージンは乗りに乗ってますね。お嫁さんは可愛いし、
仕事も過程も充実している。シュージン、今が人生の絶頂期かも。
 どう見ても女の子にしか見えない白鳥君も、漫画家の道を歩き出しそう。シュージンのアドバイスで成長した彼、ひょ
っとしたら新たなライバルになるかも?
 公私共に順調過ぎるサイシューコンビですが、やはり落とし穴が待っていましたか。PCPがアニメにならないのは、イ
タズラレベルとはいえ犯罪を題材にしているから? もしかしたら「デスノート」のアニメ化の際にも同じ問題があって、
それをネタにしているのかも。「デスノート」は深夜枠で放映したけど、PCPは深夜枠もダメなのかな。厳しい世界だけ
ど、この二人は諦めずに何とかしそう。亜豆との結婚が掛かっているサイコーは熱くなり過ぎて、変な騒動を起こしそう
で不安だけど。でも、それが楽しみ(笑)。

トリコ
 四天王と呼ばれるサニーでさえ、傷だらけになったグルメ界。しかし他人に止められても、引き下がらないのが彼らの
厄介で凄いところなんですよね。
 確かに今のトリコは強くなったけど、それでもグルメ界に通じるとは思えません。トリコはここで初の挫折を体験して、
更に奮起するのかな。ううむ、見事な少年マンガだ。単純にワクワクします。

BLEACH
 追い詰められて急速に小物化している藍染。更なる変身で、これで一護とも互角かと思ったら、全然そんな事無かっ
たようです。一護、ちょっと強くなり過ぎじゃないだろうか。もう隊長クラスでさえついて行けず、足手まといになってしま
いそう。
 少し早いけど、藍染の敗因は今の一護が「手にした力を失った」のではない事を理解できなかった事ですね。一護は
霊圧とは違う、まったく新しい力を身に付けたと考えるべきだった。人間や死神のレベルを越えて、強くなり過ぎてしま
った一護にとって、本当の敵は藍染ではなく、変わり過ぎてしまった自分自身なのかも。

家庭教師ヒットマン REBORN!
 了平のボンゴレギアの能力は、エネルギーチャージ&究極のカウンター攻撃ですか。耐えて耐えて耐え忍ぶという
のは積極的に戦う了平らしからぬ能力だと思いましたが、少しずつ敵の攻撃を受ける事でエネルギーを蓄えるとは、な
かなか考えてますね。了平は単純だけど、バカではない。未来での経験が彼を成長させたのか。
 しかし紅葉も、どこぞの藍染様とは違う(笑)。あえてハンデを背負って戦っていたとは、ボンゴレを完全に舐めきって
ますが、それだけの力を持っているのでしょう。二人のボクシング対決は予想以上に熱くなりそうで、かなり期待。

保健室の死神
 連載一周年記念センターカラー。藍本先生、前作の打ち切りの雪辱を見事に晴らしましたね。おめでとうございます。
 しかしこの作品以降の新連載は、そのほとんどが二十週持たずに打ち切られているんですよねえ……。ジャンプの
未来はかなり暗い。でも、だからこそ連載作には頑張ってもらわないと。先生、頑張ってください。あと安田君、確かに
君は面白いキャラだけど、レギュラーじゃないから。残念。
 本編は三途川校長のコスプレ(笑)が似合っているようで似合ってなくて、ちょっと不気味かも(うおい)。パニックを起
こしている花巻さんとかで笑わせる一方、物語そのものを動かす急展開を進めている。この辺りの上手さは、さすがと
しか言えませんね。
 こういう風に丁寧に話を作る姿勢が、この漫画を長く続けさせてきたのでしょう。実にいい漫画です。来年、連載二周
年が祝える事を祈っています。

ぬらりひょんの孫
 首無と茨木童子の因縁の対決も気になりますが、まずは鬼童丸を片付けないと。次々と技を繰り出す鬼童丸の強さ
は、さすが京妖怪の重鎮だと思い知らされました。絵も綺麗だし。
 そして黒田坊の忠誠心も素晴らしい。その身を傷付けてもリクオの為に戦い、彼に力を与えるその姿は、お守り役で
はなく忠臣と呼ぶに相応しいでしょう。鬼童丸はこれで何とかなりそうだけど、安倍晴明復活のタイムリミットは迫って
いる。間に合うのかな?

べるぜバブ
 出馬会長、その言い訳はちょっと苦しすぎる。でもみんな納得したのは、そう思わないと訳が分からなくなるからでし
ょうね。つまり一種の精神安定。人間の心って、意外と弱いものです。
 ともあれ文化祭は無事に終了。佐渡原先生がかなりデレてますがこれは無視して(笑)、問題は出馬会長。学園内
に悪魔が潜んでいるというのは伏線が張られていましたが、会長はその悪魔と契約しているのかな。
 ラストでやって来た蝿王紋の男は、かつて東条が憧れていた人物でしょうか。祭が終わっても、まだまだ波乱は続き
そうですか、それが連載漫画の宿命。アニメ化も決まったし、頑張って戦いましょう。

いぬまるだしっ
 連載二周年センターカラー。こちらもおめでとうございます。大石先生、腰を痛めたりして大変だったろうに、よくぞここ
まで辿り着きましたね。鬼より怖い編集に負けず(おいおい)、これからも笑わせてください。
 大喜利は私は見守る方に専念します。こういうのって他人のとんでも発想を見る方が楽しいし。
 アサガオの観察の筈だったのに、モンスターバトルものになってしまうとは、しかもそれが全部嘘だったとは、笑えば
いいのか怒ればいいのか、呆気にとられるべきなのか分かりません。この微妙で奇妙な感覚こそ、この漫画の持ち味
でもあるんだけど。よっしゃよっしゃ。

黒子のバスケ
 誠凛vs秀徳、因縁の再戦。黒子達も強くなったけど、雪辱に燃える緑間達も半端じゃない。これは本当に激しい試合
になりそう。
 無冠の五将が無冠のままで終わったのは、キセキの世代と違ってバラバラのチームにいたから、お互いが潰し合う
結果になったからかな。だとしたら木吉と花宮の中が悪いのも納得。バスケに最も不誠実な男のプレイ、見たいような
見たくないような……。
 ともあれまずは秀徳戦ですね。勝利に飢えた緑間の表情には圧倒されましたが、それに臆さない黒子と火神が頼も
しい。でもこの試合、花宮は誠凛の敗北と予想しているし、誠凛が負けて一勝一敗同士で霧崎第一と決戦、という方
が盛り上がりますよね。うーむ、どんな試合になって、どんな結果になるのか。ここは藤巻先生の手腕に期待します。

SKET DANCE
 生徒会の新メンバー紹介。っていきなり凄いのが入ってきたなあ。単二電池は確かにあまり使い道が無いけど、男は
それよりは使えると思いますよ。色々な意味で。
 とんでもない男嫌いキャラかと思ったら、宇佐見さんにはもう一つの顔があった。いやいやいや、これはもう「病院行っ
てください」と言いたくなる程の変貌ぶりですね。しかも最後の一人があの忍者ボーイとは。新会長、胃に穴が開かな
きゃいいんだけど。

めだかボックス
 くじらお姉ちゃん、かなりいい人になってますねえ(笑)。仙台は一度行ってみたいなあ。牛タンはアメリカ産が多いそ
うだけど、歴史ファン的には行きたい町です。
 善吉の真っ直ぐさに顔を赤らめる不知火さん、何だか凄く可愛いんですけど。ああ、今から考えれば不知火が善吉と
一緒にいた事が多いのは、彼女が過負荷の持ち主で江迎と同じように惹かれていたからか。そして恋敵であり、天敵
でもある めだかとは仲が良くなる筈がない。ううむ、考えられているなあ。
 五番勝負の一番手は生徒会側は善吉、マイナス13組側は大将格の球磨川が…って、これもう完全に負けるじゃな
いですか。しかも球磨川さん、やる気満々だし。因縁の対決だけど、何だかとんでもない事が起こりそうな予感。善吉
は死なないでしょうけど、地獄を見せられるかも。

逢魔ヶ刻動物園
 おや、掲載位置が少し上がりましたね。アンケートの結果が良くなってきたのかな。まあ一週だけかもしれませんの
で、油断は禁物ですが。
 このシャチが水族館の館長ではなく、黒幕がいるんですか。しかし同じ運命を強いられた者同士が近くにいたのは偶
然か、それとも必然なのか。呪いの件には更なる裏事情がありそう。
 さらわれた仲間を助ける為に敵地に乗り込む。うわあ、見事なまでの王道な展開ですね。ジャンプ漫画としては変化
球を投げ続けてきましたこの作品ですが、いよいよテコ入れで路線変更ですか。さて、これが吉と出るか否か、見守ら
せていただきます。

メルヘン王子グリム(読み切り)
 19号にも掲載された渡邊築先生の読み切りが、パワーアップして再登場。前作とは少し設定が変わっていますが、
グリム王子が変人なのはまったく同じなので問題ありません(笑)。
 前作はギャグはまあまあでしたが、絵や構成など技術面での未熟さが目立ち、あまり高い評価はしませんでした。し
かし今回のは前作よりも絵が見やすくなっているし、女の子も可愛く書けているし、ギャグもかなり面白くなっており、作
者の成長を感じさせます。渡邊先生、頑張ったんだなあ……。
 ぶっちゃけ現在連載しているアレとかアレよりも面白い漫画でした。今後にかなり期待。

PSYREN −サイレン−
 祭先生はもちろん、影虎もとんでもなく強くなっていますね。星将と互角、いや優勢に戦えるなんて、レベルアップしす
ぎです。プラチナキングの群れでも倒したのかと聞きたくなります。
 しかしグラナとジュナスの苦戦も、弥勒にとっては予想の内なのか。まったく動じず、目的を果たそうとする彼が目指
す「新しい世界」とは何なのか。その内容次第では、星将達も弥勒を裏切るかも?

こちら葛飾区亀有公園前派出所
 秋本先生が他のジャンプギャグ漫画をかなり意識している事が分かりました。他の漫画と被らないように気を付けて
いるんですね。さすがベテラン、ジャンプの打ち切りサバイバルレースを何十年も潜り抜けてきたのは伊達じゃない。
 法条、いや残念の笑い顔は確かに不自然すぎる。滅多に笑わない上に、望んで笑っている訳じゃないからかな。そう
考えると笑い薬を使ってまで笑うのは邪道なんだけど、それを言ったら今回の話が成立しなくなるか。オチがちょっと強
引なのは、秋本先生がその矛盾に気付いたからかも。漫画って難しい。

SWOT
 カクゴは気と同じようなものですか。いや、だったら気って呼べばいいんじゃないだろうか。わざわざ別の名前を付ける
利用があるのかな?
 倒藤と学崎、どちらも友の思いを背負って戦いましたが、わずかな差で学崎が勝利。でも、その『わずかな差』がいき
なり出て来た裏カクゴというのは納得できませんし、面白くありません。盛り上がらないバトルだったし、ストーリーもよく
ある展開で、どうにもなりません。でもまだ終わらないんだよなあ。この漫画、読むのが苦しくなってきました。

メタリカメタルカ
 最終回。
 予想どおりの打ち切りエンド。でもこれは当然の結果ですね。
 水野先生は王道ファンタジー冒険ものを描いたつもりなのでしょうけど、中身はどこかで見たようなネタとキャラクタ
ー、そして全然盛り上がらないストーリー。これで人気が得られる筈がない。ジャンプ編集部がなぜこんな低レベルの
作品を連載OKしたのか、今でも分かりません。金未来杯の優勝にしたって、この作品が優れていたのではなく、他の
作品がつまらなかっただけだと思うし。
 第三試験の迷宮は面白かったけど、それ以外は褒めるべき点は一切無し。とんでもなくつまらない作品でした。水野
先生、お疲れ様でした。次のチャンスが与えられた時は、もっと面白い漫画を見せてください。


40号
ジャンプアイテムのハンコックのタオル、色気があり過ぎて持って歩けないなあ(笑)。でもちょっと欲しいかな。
ONE PIECEグランドカウントダウン、東の海の地図とか掲載。この頃から色々考えていたんですね。さすが尾田先生。
次号より新連載が二作品開始。新連載作は最近は不調続きですが、今回の…もダメかも。いや、だからこそ期待。

べるぜバブ
 祝、テレビアニメ化決定! しかも地上波で全国放送とは、かなり優遇&期待されてますね。ぬらりひょん…。
 しかしアニメ化するなら「トリコ」の方が先だと思っていたんですけどねえ。むしろあっちはどうしてアニメ化しないんだ
ろう。島袋先生の過去の過ちのせいなんだろうか。ああ無情。
 男鹿に名前を呼ばれて喜ぶ三木、尻尾とかあったらピコピコ振っているんだろうなあ(笑)。
 影組の四人、あれもしかして強いの?とか思いましたが、やっぱりヤラレ役でした。まあムカつく連中は爽快にぶっ飛
ばしてもらった方が気持ちイイので、これで良し。霧矢がぶっ飛ばされたラストシーンもスッキリしました。
 でも、退学の問題とかどうするんだろう。先生が気を聞かせてくれればいいんだけど。
 今回は番外編も掲載。一言で言えば、何この家族(笑)。ワガママ息子に振り回されるお父さんという感じがして、男
鹿を親しく感じました。たまにはこういう話もいいですね。あとコロッケを作るヒルダさんが可愛い。食べたくはないけど。

NARUTO −ナルト−
 鬼鮫とイタチ。同じ『仲間殺し』でも、二人の心は全く違うし、鬼鮫は仲間を殺した事を全く後悔していない。間違いなく
悪党ではあったけれど、己の生き様を全うした鬼鮫の生き様、そして死に様は立派なものでした。ガイ先生に認められ
たのは、鬼鮫にとって喜ぶべき事なのかな。最後に仕返しもしたし(苦笑)。
 長門の残した輪廻眼を巡り、マダラと小南が対決。女性でありながら暁の一員となった小南は、侮れない実力者の
筈ですが、それでもマダラには敵わないだろうなあ……。ここで死ぬのか、それとも何とかして生き延びるのか。こちら
の対決も面白くなりそうで楽しみ。

トリコ
 トリコ達を全く気にしない謎の生物は、どうやらグルメ界から来たみたいですね。オゾン草でさえグメル界の生物にとっ
ては美味と言えるものではないのだろうか。ハードル高っ。
 四天王の他のメンバーも、グルメ界に行く準備を進めているそうで、いよいよ最後の四天王ゼブラも表舞台に立つの
か? 盛り上がってきましたが、それは同時にかつてない大戦争の始まりも近いという事。美食會、そしてグルメ界の
生物とも凌ぎを削らなければならないとは、トリコの前途は多難ですね。だからこそ面白いんだけど。頑張れ主人公。

バクマン。
 連載継続、おめでとうございます。編集長も二人の事を認めて喜んでますね。ジャンプにとっては新たなヒット作の誕
生は喜ばしい事だし、編集長も二人の実力は認めてましたからね。親のような心境なのかな。
 新連載作が上位から票を奪う、というのもアリなのか。今のジャンプでは考えられない事だろうなあ……。もっと頑張
れ、新連載陣。
 岩瀬さんは負けて悔しいから泣いている、だけではないでしょうね。ライバルであるシュージンの頑張りを喜びたいけ
ど素直に喜べない、彼女の複雑な気持ちもあるんじゃないかなと推測。つーか希望。
 一つの成功が、新たな成功を呼ぶ。CD化、夢の実現、そしてアニメ化と順調に続いていますが、またどこかに落とし
穴が潜んでいそう。亜豆の声が舞のキャラクターに合ってない、なんて事になったりして。

家庭教師ヒットマン REBORN!
 シモンファミリーに未来での戦いの事を教えたのは誰だろう。怪しすぎるチェルベッロ機関か、未知の存在か。どちら
にしても、やはり真の敵はシモンの背後に潜んでいそう。
 紅葉の炎の属性は『森』ですか。大地の七属性と言うだけあって、他のシモンメンバーの属性も大地に関係したもの
でしょうね。どういうのか楽しみ。
 調子に乗っている紅葉ですが、バトルマンガでそれは敗北フラグです。了平の反撃はかなりキツイものになりそうだ
けど、恨みで頭が凝り固まっている紅葉の目を覚まさせるにはちょうどいいでしょう。ぶっ飛ばせ!

BLEACH
 ああ、調子に乗って敗北フラグを立ててしまった人が、ここにもいました。藍染様、落ちぶれてしまいましたねえ。一護
の自信満々ぶりは、それだけの力を持っているからなのに。
 でもまあ仕方ないか。つい先程までは自分の霊圧にビビって、戦う気さえ無くしていた少年がね時間を与えてやった
とはいえここまで急成長するとは思いませんよね。でも、このまま一護のワンサイドゲームではつまらないので、藍染
にはボスとしての貫禄と反撃を見せてほしい。そうなったらまた長くなるだろうけど、面白い話を見られるのなら我慢し
ます。それがマンガファンというものです。多分。

PSYREN −サイレン−
 センターカラー。
 朧、アゲハ達と戦うつもりはなかったんですか。三つ巴の争いを期待していたのですが、それをやったら長くなりそう
だから止めたのかな。うーむ、ちょっと残念。
 祭先生と影虎まで来てくれるとは、嬉しすぎる援軍。これでグラナvs祭、ジュナスvs影虎となり、アゲハ達は弥勒戦
に集中出来ますね。ラストバトルに向けて盛り上がってきたのはいいけど、この急展開は終わりが近いのかと不安にな
ります。センターカラーになったので、いきなり終わりはしないと思うんだけど……。

めだかボックス
 大増23ページ。
 凶化合宿を始める前に、球磨川の方が動きましたか。めだかの解任&現生徒会の解散とは、不知火発案の作戦だ
けあってエゲツなくて容赦もありませんね。この子は敵に回したら怖すぎる。
 まともではなさ過ぎるマニフェスト、そして「頭が終わっている」と思わせる程の狂いっぷり。球磨川の嫌らしさと恐ろし
さ、得体の知れなさが見事に表されていますね。こういうキャラクター描写の上手さは、さすが西尾先生。追い詰められ
ながらも逆転のイベント『生徒会戦挙』に持っていく めだかの反撃もお見事。安心して読める作品って凄い。

黒子のバスケ
 決勝リーグ出場校が出揃い、ここからが予選本番。黒子の新しい技も完成しつつあるみたいだし、泉真館もあっさり
粉砕したし、このまま一気に…とは行きませんよねえ。漫画的にも盛り上がらないし(笑)。
 『悪童』と呼ばれる霧崎第一のエース・花宮ですが、その実力は木吉やキセキの世代とほぼ同等。他の四人もクセ
者っぽいし、誠凛にとっては秀徳以上の強敵になるかも。黒子の新技で悪童の鼻を明かしてほしいですね。

いぬまるだしっ
 相手チーム、何だかもう訳が分からないという心境でしょうけど、大丈夫です。読者も同じ気持だから(笑)。
 勝手な都合で抜けていく園児たちと、あっさり来てくれた助っ人達の対比が面白い。助っ人の人達、いい年してるの
に暇なのかな。お仕事、頑張ってください。あと大石先生、健康には充分気を使ってください。いやかなりマジで。

ぬらりひょんの孫
 「人間(カタギ)のモンふみつけにして〜」というリクオの台詞は、この漫画のヤクザっぽさを感じさせてくれるいい台詞
だと思います。江戸妖怪と京妖怪の違いを火に例えた鬼童丸の返答も良し。雰囲気出ています。
 つららの出番かと思ったに、邪魔した鬼童丸はフルボッコにされても文句は言えませんね。つーか私がやる(無理)。
でもリクオに抱き留められる つららは可愛いので、許してあげます(こらこら)。
 そういえばリクオって、まだ中学一年で十二歳なんですよねえ。確かに凄い成長ぶりだ。リクオ父の立場が……。
 黒田坊と首無の奴良組美形コンビが相手では、鬼童丸も分が悪いですね。人気の差があり過ぎる(笑)。鬼童丸、貴
重なおっさんキャラとして頑張ってください。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
 葛飾区の警察が文京区に移ってもいいんだろうか、というツッコミは漫画だからいいんでしょうね。うん、気にしない。
 都内に作られて立地条件は悪くなかったのに、三週間で潰れるとは、どんな経営をしてたんだろう。学園祭の方が儲
かっていた気がします。
 お化け屋敷のような仕掛けに驚きまくる男性に対して、女性は慣れたら平気というのが面白い。分かっている事にい
ちいち驚く男達は情けないけど、気持ちは分かります。
 お化け屋敷だと知らなければ、確かに取調べには最適ですね。見破られたら終わりだけど。恐怖のレストランもなか
なかのアイデア。いや、これは現実にありそうだな。

SKET DANCE
 謎の新キャラが影狼かと思いましたが、普通にいい奴でしたね。こういうほんのちょっとしたフェイントが、他の凡庸な
漫画との明確なレベル差になるんですよねえ。新人作家は篠原先生をもっと見習うべきだと思います。
 新キャラの加藤希里、「この学園を手に入れる」と物騒な事を言ってますが、この学園はそんなに簡単には手に入り
ませんよ。そしてヒメコとのフラグが気になりますが、ボッスンの恋のライバルになるのかな?

銀魂
 将軍が出る回には外れがありませんが、今回もその法則は守られました。いや、今までよりも酷い話になってますけ
どね。将軍、よく怒らないなあと心配になりますけどね。
 ポロリを期待しすぎている男性陣とか、冒険号になってしまった将軍とか、パッツリゴム将軍すげええええええと感心
したりとか、全てのネタに笑ってしまいました。そして気付かずに幕府打倒を果たしてしまったヅラに乾杯。高杉が見た
ら笑うか泣くだろうなあ。色々な意味で。

保健室の死神
 大増23ページ。
 男らしくない事にコンプレックスを持っている刀哉。彼の場合、お姉さんが『アレ』ですからねえ。いや、可愛いんだけ
どね。凄く可愛いんだけどね。
 男らしさ=美っちゃんと答えた本好君は、本当にブレませんねえ。ある意味、大物すぎる。
 今回の病魔は、悪気は全く無かったのでしょうけど災難にあっても助けてくれないのは…いや、男なら自分で何とか
しろという逆教訓なのかな。うーん、ちょっとだけ深いかも。

逢魔ヶ刻動物園
 最近の新連載陣の中では一番面白いと思うのですが、なぜかこの位置。いや、原因は分かっているんですけどね。
既存の連載陣に挑むには、この漫画はあまりにも地味で、ジャンプの読者層には合わないんじゃないかと思っていた
のですが、まさかここまで予想どおりとは……。何とかならなかったのかなあ。
 という訳で、テコ入れなのか路線変更なのかは分かりませんが、敵らしい新キャラが登場。知能も高く力も強いシャチ
は敵役としては相応しいけど、これで人気を獲得できるかどうかは微妙。何とか踏ん張れるか、それとも……。

SWOT
 あー、この漫画が落ちてきた事に関しては、特に文句はありません。むしろ当然でしょう。未だに主人公グループ以
外のキャラの名前を覚えられないのは、私だけではない筈だし、それがこの漫画の欠点でもある。たくさんキャラを出す
割には、個性というかキャラクターの息遣いが感じられないんですよねえ。どうしてでしょう?
 絵のレベルも低いし、ストーリーも面白くない。これで人気が出る方がおかしい。杉田先生も編集部も、もっとちゃんと
仕事をしてください。

メタリカメタルカ
 変形する迷宮からどう抜け出るのか、今回の話はなかなか考えられていると思います。迷宮脱出の為に三人が力を
合わせるという展開も、悪くはありませんでした。
 でも、ジャンプで生き残れる程の作品では……ないんですよねえ。それに、今までのマイナスが大きすぎた。来週可
その次ぐらいで終わっても、素直に受け入れます。

少年疾駆
 最終回。
 W杯の開催とほぼ同時に始まったこの作品、予想以上に盛り上がったW杯と違って、地味なままで終わりました。
 正直、第一話は面白くなかったし、絵もあまり上手いとは思いませんでした。試合の描写も分かり難い点があったし、
陣明と晴輝以外の味方キャラで印象に残った奴っていないし。色々な点で作者の未熟さが目立ってしまったのが、人
気を得られなかった原因だと思います。
 しかし全体的な構成は悪くなく、試合もなかなか面白かったです。附田先生の未熟さと可能性、その両方を感じさせ
た作品でした。先生、お疲れ様でした。次回作での奮起を期待しています。


39号
映画「KNIGHT&DAY」の特集記事が掲載。トム・クルーズとキャメロン・ディアスの共演は確かに豪華だけど、内容は?
サッカー日本代表の岡崎慎司選手のインタビュー。デンマーク戦のゴールには震えました。四年後も頑張って!

バクマン。
 岩瀬さん、やっぱり昔はシュージンの事が好きだったんですね。でも恋心よりライバル心の方がわずかに上回ってし
まって、実らぬ恋になってしまった。もう少しだけ心のバランスが違っていたら、今とは違う未来になっていたでしょう。
二人にとってそれが幸せであるかどうかは分かりませんが。
 岩瀬さんのライバル心から作品の見直しに繋がる展開は、なかなかにお見事。しかしPCPの終了ページは本編の終
了ページかと錯覚してしまいました。何て無駄なドッキリ(笑)。
 しかし「若い作家が高順位でしのぎを削っている」という台詞が、現実と比べると物悲しいなあ……。巻末の作品群が
全て新連載陣というのは、深刻すぎると思うのですが。ジャンプの作家はもちろん、作品を見る編集者のレベルも下が
っているのかと心配。

ONE PIECE
 ゾロがミホークに頭を下げるとは。プライドの高い彼にとっては死ぬ程の屈辱でしょうけど、ルフィ達との友情の方がプ
ライドを超えたんですね。漢の土下座はカッコいいなあ。
 ルフィのメッセージの謎が解明されました。やはり解説役はゾロで、再会は2年後ですか。みんな実力だけでなく姿も
変わっているんだろうなあ。特にサンジはニューカマーになったりして(変な期待をするな)。
 謎の多かった覇気の解説もされました。エネルの心網も覇気の一種でしたか。特に訓練もしていない幼いアイサも使
えたけど、彼女は一種の天才だったのかな?
 冒険の一時中断に合わせて、連載もしばらくお休み。再開は一ヶ月後ですか。待ち遠しいですね。休載の間、ジャン
プの売上が下がらない事を祈ります。無理そうだけど(おいおい)。

NARUTO −ナルト−
 なるほど、チャクラは吸収できる鬼鮫も、風圧は吸収できない。チャクラを使わずに戦うガイは鬼鮫にとって相性が悪
すぎる相手でしたね。捕まるのも当然か。
 明かされた鬼鮫の過去。汚い仕事ばかりやってきたから人間を信じなくなり、偽りのない世界に憧れた。自力で意識
を戻した鬼鮫の断末魔は、鬼と呼ぶに相応しい壮絶なもの。最後に何かやらかしそうだ。

トリコ
 オゾン草、何だかエロいなあと思ったのは私だけではない筈。瑞々しすぎて、プリップリで頬ずりしたくなります。こ
れ、本当に植物なんですか? 食べてみたいなあ。性的な意味も含めて(笑)。
 会長は何もかも見抜いていた。さすが会長、単なるファンキー爺さんじゃなかったですね。コンビプレイの必要性も伏
線だったとは、島袋先生さすがです。小松とのコンビ結成までスラスラと読めました。
 最後に現れたのはGTロボではなく、そのモデルになった生物みたいですね。美食會も一目置く生物という事は、相
当強い筈。パワーアップしたトリコの相手にはちょうどいいかな。激闘の予感。

銀魂
 センターカラー。「重大発表」は映画のDVD発売でしたか。再アニメ化かと思ったので残念。
 プールにはここ数年行ってないなあ。夏は色々と忙しくて。バイトとかコミケとかアニサマとか(笑)。
 女性キャラ達の水着姿が見られたのは、実に嬉しい。本当に嬉しい。そして九ちゃんの隠れ巨乳が判明して、素晴ら
しく嬉しい(バカ)。お妙さん、強く生きてください。いや皮肉とかじゃありません。励ましているんです。だから殺さない
でください。許してください。
 ツッキーにヅラにストーカートリオまで来て、オールキャスト登場かと思ったら、最後にとんでもない人が。将軍様、髪
が戻って良かったですね。でも仕事もしてください。爆笑必至の次回に期待。

BLEACH
 一年の修行で肉体も成長した一護。髪が伸びると別人みたいですね。
 市丸も認めた一護の成長ぶりは、パワーアップした藍染さえ圧倒する。あの藍染を前にして「一瞬で終わらせる」とは
自信に満ち過ぎた言葉ですが、それだけの力を身に付けたのでしょう。でもラストバトルが一瞬で終わるなんて有り得
ないので、もう少し掛かると思います。色々な意味で、頑張れ一護。

SKET DANCE
 ああ、笑点のテーマですか。あれは地味に名曲ですよねえ。毎週は見ていない私の耳にもしっかり残っています。時
代が流れても、あの曲だけは変わってほしくないです。
 時間が経つに連れてどんどんおかしくなっていくボッスン達に、読者もおかしくなって笑ってしまう。この奇妙で面白い
世界は篠原先生ならではだなあ。メロディを想像しつつ歌詞を当てはめるのは苦労したけど、ネタとしては最高でした。
 このおかしすぎる校歌を歌う生徒達に拍手。校長、採用したという事はあなたのセンスも相当ですね。ティッシュが散
らかってたり、河童のプライドを尊重してくれる恐ろしくも楽しそうな開明学園高校に乾杯。

戦国バショウ(読み切り)
 金未来杯第五弾。最後を飾るのは小倉裕也先生の作品です。
 アクションシーンはなかなか良かったし、主人公のキャラクターも嫌いではありません。しかし今川君が「いい人そうに
見えて実は悪人」というベタすぎる悪役だったのはイマイチでした。こういう話は(特に読み切りでは)ぶっちゃけ見飽き
ているので、もう少し捻ってほしかった。
 今回の金未来杯はレベル差が激しかった気がします。しかしトップと思われる作品も、ジャンプの次代を担う程かと言
うと……。うーん、新人には期待したいんですけどねえ。

ぬらりひょんの孫
 はい、冒頭の悶える羽衣狐様に興奮した人、手を上げて。私も隠しませんから。ハアハア。
 昔の羽衣狐、悪ではあるけど人間を愛する心も持っており、そしてそんなに強くはなかったんですね。人間を見限った
晴明の手で蘇り、強くしてもらったのかな? この親子にはまだ深い闇がありそう。

べるぜバブ
 男鹿が三木を殴った理由が明かされました。なるほど、単に「巻き込みたくなかった」からではなく、自分の目の届か
ない所で霧矢の標的にさせない為だったんですね。極悪そうに見えて優しい男、さすがジャンプの主人公。
 敵の幹部も集まり、倒された三木を助ける為に立ち上がる男鹿。うーん、カッコいい。自分を恨んでいた男を助ける為
に拳を振るう、今までで一番カッコいい男鹿かも。
 次号は本編と番外編のダブル掲載、だけでなく重大発表があるそうですが、やっぱりアニメ化かな? だとしたら地
上波での放送を望みます。

いぬまるだしっ
 チームワークがバラバラすぎる いぬまるくんチーム。ふとしくんもダメダメだしなあ。
 必殺技とか決め球とかに名前を付けたくなるのは男の子の習性なんです。いや、子どもだけでなく大人の人も名前付
けたりするけど。つまり男は、心だけは永遠の少年という事で(フォローになってません)。
 ゴリラが一番まともにプレイしてるのは、人間としてどうかと。無駄に劇画調な いぬまるくんより、爺さん達の方が頼
りになりそう。それでいいのか、日本の将来。

家庭教師ヒットマン REBORN!
 センターカラー。
 長いルートを進み、立ち塞がる敵と戦うという展開は「聖闘士星矢」の十二宮編を思い出しますね。うん、古い大人で
ゴメンナサイ。
 初戦は了平と紅葉のボクシング対決ですか。スポーツマンシップなど持っていないと言い切る紅葉ですが、了平の事
を本心から嫌っているとも思えないんですよねえ。シモンの一員としての使命感を優先しているのでしょう。了平の熱い
拳が彼の目を覚まさせてくれる事を期待します。

保健室の死神
 花巻家は家族みんなドジっ子ですか。火事とか事故とか起きないんだろうか。お父さんがしっかりした人なのかな。
 またも濃いキャラが登場。2−Aは色々な意味で人材が豊富だなあ。
 御手本君、ガリ勉で嫌味な奴かと思ったら、宿題の面倒は見てくれるとは単なる堅物ではないんですね。既存のキャ
ラをちょっと変えるだけで、なかなか新鮮に見える。いい手法です。

PSYREN −サイレン−
 心の中が黒と白に分かれていた雨宮さんでしたが、ノヴァの習得によって共存できるように。確かにどちらもアゲハ大
好きで、残忍さをコントロール出来るのなら排除する理由はありませんからね。むしろ積極的な黒雨宮さんの存在は、
二人の仲を進展させるのには必要なのかも。
 しかしシャイナがあっさり倒されたのは意外で、ちょっと勿体無い気が。ウラヌスもそうですが、敵キャラの早い退場は
連載の終りが近いのかと不安になります。今回の雨宮さんの件も、もっとじっくり描いた方が盛り上がった筈。面白い
けど不安です。うう。

黒子のバスケ
 互角かと思われた誠凛と丞成でしたが、木吉の活躍で圧倒的な大差が付いてしまいました。もちろん他の選手の実
力も夏合宿などでアップしているのでしょうけど、木吉が目立ちまくっていますね。
 そして全然目立てなかった火神が、ラストで大爆発。キセキの世代の怪物達が本能的に察するとは、火神も怪物レ
ベルに仲間入りですか。頼もしいけど、強い敵はまだまだいます。味方の成長を見せつつ、先の不安も煽る。上手い。

めだかボックス
 球磨川君、たい焼きをそんな風に食べないで。彼は全国のたい焼き屋さんを敵に回しましたね。
 「自分より下種な人間がそばにいてくれるという事実ほど、やすらぐことはない」というのは現実でもありますね。最低
の中の最低にして、故に最高。球磨川がマイナスの面々を象徴する存在だと思い知らされます。
 やはり不知火にも秘められた力があるみたいですね。以前、球磨川が不知火の事を自分とよく似ていると言っていま
したが、能力的にも似ているのでしょうか。学園の事をよく知っているし、面白くなりそうならどんな事でもする性格も怖
い。厄介な人が敵に回ってしまったなあ。
 迎え撃つ生徒会側は、とんでもないメンタルトレーニングを受ける事に。あっさり退場したプラスシックスの六人にフォ
ローがあったのは、何となく嬉しい。凶化合宿は楽しみだけど、その間に不知火の策がカオスを起こしそうですね。なか
なか面白くなりそう。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
 花火好き、お祭り好きの両さんにとって、週末が仕事で埋まってしまう警察官は厳しすぎる。やっぱり就く職業を間違
えたんじゃないかなあ。
 ワガママばかり言う両さんに対して中川の取った作戦は、全てのワガママを受け入れる事。ちょっと寛大すぎないか
と思いましたが、なかなか皮肉なオチに笑。500万発も見せられたら、確かに嫌になるでしょうね。両さんも懲りたよう
ですが、来年には立ち直っていそう。いい意味でも悪い意味でも不屈だからなあ。

SWOT
 つまらない漫画が掲載位置を落とした。当然の事だし、この結果に不満はありません。むしろこの漫画はもっと下でも
いい気がします。
 しかし同時に寂しくもあるんですよねえ……。新人の作品は、ここ最近は打ち切りばかり。ベテラン勢の壁が分厚い
のは分かりますが、それを破って新しい風を起こしてほしいし、それが出来ない漫画誌は衰退するでしょう。新人の皆
さんには、本当に頑張ってほしい。でもこの漫画はつまらないけど(フォロー無し)。

逢魔ヶ刻動物園
 「SWOT」よりは面白いけど、掲載位置はここまで降下。残念だけど、ジャンプには合わない作品だったか……。
 ライオンとの戦いを通じて園長のキャラクターを分からせてくれたのはいいけど、こういう話はもっと早くやるべきだった
かも。園長に対する読者の好感度も、今よりアップしたかもしれません。タイミングって大事なんだなあ。
 人間の姿を少しだけ取り戻した園長。この急展開は打ち切りフラグか? 「SWOT」よりは続いてほしいけど。

メタリカメタルカ
 デスリサのキャラクターは面白いし、ラビリム監獄のアイデアはなかなかいいと思います。外的要因で変形するという
事は、その謎を解かない限り出られないという事か。力任せで抜けようとしたら変形するのかな?
 でも、全体的に見ると、そんなに面白くないんですよねえ。アイデアはいいけど、ストーリーとしてまとめると面白くなく
なるのは、構成力が不足しているのかな。ううむ。

少年疾駆
 主人公の逆転シュートで、試合終了。スポーツ漫画の王道ですね。こういう王道な展開、久しぶりに見ました。
 しかしラストで一気に六年後にまで進むとは。この急展開は間違いなく打ち切りフラグで、次回かその次で終了しそう
ですね。無念残念。せめていいラストシーンを見せてください。


38号
BLEACH連載10周年企画が本格的にスタート。ワンピ並の大成功なるか? 映画は楽しみ。
スクラッチハガキプレゼントも今号で最後。うーん、今号の品はどれもちょっと微妙かな。財布は新しいのが欲しいけど。

BLEACH
 藍染の崩玉は浦原の崩玉と合体させた物だったんですか。道理で浦原の計算以上の力を発揮する筈だ。
 市丸は倒され、藍染は更にパワーアップした様子。駆けつけた乱菊も、一護の友人達も動けず…という最悪の状況
で主人公登場! うむ、何度やられてもやっぱりこういう展開は燃えますね。これが正真正銘の最終決戦でしょう。十
周年を飾るに相応しい超絶バトルを見せてください。

ONE PIECE
 表紙の三人の姿が今となっては哀しすぎる……。サボが無事だったら、こういう展開もあったのかもしれないのかな
あ。エースは死んでしまったけど、サボはまだ生きているかもしれない。いつかルフィと再会してほしい。
 前回のチョッパー、サンジに続いて仲間達のパワーアップ編。今回はナミとブルック、ロビン、フランキー、そしてウソ
ップですか。ルフィのメッセージを理解していないゾロが最後なのは、メッセージの謎解きもやらせるから? ううむ、ち
ゃんと考えているんだなあ。さすが尾田先生。
 全員がそれぞれの出来る事で、少しでも強くなろうとする様子はルフィ海賊団の絆の強さを感じさせますね。個人的
にはロビンに注目。いや好きなキャラだからではなく、彼女とドラゴンの接触は世界に新たな嵐を起こすんじゃないかと
思って。あとフランキーは姿もかなり変わりそう。そしてハルモニアに新しい伝説が(笑)。

NARUTO −ナルト−
 うん、ガイにはもう何も言わせない方がいいと思うんだ。天然ボケだからフォローが大変だし(笑)。
 鮫肌がキラービーに懐いているのは芝居じゃなかったのか。愛刀を完全に取られた鬼鮫は、ちょっとだけ哀れ。
 それにしても鬼鮫のチャクラ吸収能力は便利ですね。自分のチャクラが無くなっても、攻撃してくる敵のを吸収すれば
元通りとは。潜入任務にはピッタリすぎる。マダラから信頼されているのは伊達じゃないか。それでもさすがに今回は
死亡フラグが立ってますが。ガイの追撃から逃れられるか? 頑張れ鬼鮫(敵を応援するな)。

トリコ
 オゾン草、簡単に見つかりましたが採取は難しいのか。これ一本だけだったら、トリコ達の冒険はここで終わっていま
したね。たくさんあったのはラッキーでした。
 トリコも驚いていますが、小松の成長が半端じゃありませんね。このまま成長し続けたら、間違いなく世界最高の料
理人になるでしょう。トリコとは違う立場ですが、彼も立派なこの漫画の『主人公』ですね。
 オゾン草の採取まであと一歩、ですが迫る異形の影。これはGTロボかな? 操っているのが副料理長クラスなら、壮
絶な戦いになりそうですが、果たして?

バクマン。
 暗号の出来に関しては「すぐにネットでバレそうだなあ」と思いましたが、それ以上にここまで辿り着くまでの展開が
熱い。全ての漫画家さんがここまで真剣にストーリーを考えて作品を描いていたら、日本の漫画界は安泰ですね。いや
本当にそうあってほしい。
 あーでもない、こーでもないと悩み続けるシュージンの様子を丁寧に描いて、ラストのアイデアを思い付く場面でカタ
ルシスを最高に感じさせてくれる。実にいい出来。最近は安心して読めますね。よっしゃよっしゃ。

ぬらりひょんの孫
 センターカラー。三人娘の浴衣が美しすぎる。羽衣狐様も加わってほしかった……。
 語られる千年前の真実。晴明、意外とマッチョなキャラですね。細身キャラが多いこの作品では珍しいかも。
 芦屋道満は悪役にされる事が多いのですが、ここでは晴明も一目置く正義の術者ですか。でも、あの怪しげな顔で
はそうは思ってもらえないだろうなあ。人間、顔は大切です。
 永遠の命を求め、完全なる反魂の術を完成させようとする晴明。この様子だと、母親である羽衣狐さえ晴明にとって
は復活の為の道具に過ぎないのかも。晴明が復活したその時、京妖怪は後悔する展開になりそう。

家庭教師ヒットマン REBORN!
 アーデルハイトの新衣装、かなり大胆ですね。とてもとてもいい事です(笑)。
 ヴィンディチェまでやって来るとは。この戦いの見届人みたいな役割をしてくれるそうですが、負けた場合のリスクは
かなり大きいですね。未来編では骸に脱走されてたけど(それは言わないであげて)。自信満々のエンマ達に吠え面を
かかせてほしいけど、ツナはエンマ達の破滅を望んでいる訳じゃない。エンマ達を倒したら、次はヴィンディチェとの戦
いになるのかも。

いぬまるだしっ
 番長ねえ。またたび幼稚園にそんな凄い奴いたっけ?と思ったら、お前かよ(笑)。ふとし君、将来絶対に自分のつい
た嘘で苦労するタイプですね。
 察しが早過ぎる いぬまるくんは頼もしいようで、やっぱり頼りにならない。むしろ事態を悪化させてます。いぬまるくん
と出会った時点で、ふとし君の末路は決まっていましたね。野球対決も絶対にまともな勝負にならないだろうし。ギャグ
としては面白くなりそうだけど、ふとし君の不幸っぷりには同情します。教訓・嘘はやっぱり良くない。

宇宙卓球(読み切り)
 金未来杯第四弾。作者は宇野智哉先生。
 バトルものや冒険ものが多いジャンプの新人読み切りとしては、かなりの異色作ですね。しかしなかなか、いや結構
面白い。個人的にはこういうおバカな作品は好きです。
 卓球が好き過ぎる主人公のキャラクターは評価が分かれるでしょう。でも作品としては面白く、主人公の個性もきちん
と活かしているし、読後感も爽やか。新人の作品としては、かなりの高レベルだと思います。思わぬダークホースの出
現で、金未来杯の栄冠の行方は分からなくなりました。次号の最終作にも期待。

銀魂
 あ、良かった、頭はまともな人だった。でも「始末屋に弱者はいらぬ」と言いつつ、あんな連中を始末屋に加えている
んですよねえ。頭から見たら、あの連中は強かったんだろうか。変態的に。
 覚醒したさっちゃんによる反撃開始、かと思ったら、さっちゃんより眼鏡の方が頑張ってくれました。何このバカバカし
すぎる展開。そりゃあ全蔵もツッコミまくるよ。こういう大変化球を投げてくるから、この漫画は油断できない。クソッ、仕
方ないから思いっ切り笑ってやる。アハハハハハハハ、チクショー。

SWOT
 一年の3強とか、怪しげな女教師とか新しい事が色々と出てきましたが、個人的にはどうも盛り上がらない。逆にか
なり白けてしまいました。この漫画と私は相当に相性が悪いみたいです。
 だって普通に面白くないんですもん。この出来でこの掲載位置というのは、全然まったく信じられない。いや現実なの
は分かっているんだけど、それでも信じられないんですよねえ。杉田先生、編集部の弱みでも握っているんじゃないだ
ろうかと邪推してしまいます。早く終わってほしいけど、まだまだ続きそうですね。やれやれ。

ギャグマンガ日和・特別番外編
 ジャンプスクエアからの特別出張読み切り。増田先生、ご苦労様です。
 最初はまともなインタビューだったのに、どんどんおかしな方向になっていって、最後は笑えない展開になるのが面白
い。増田先生はこういうネタを描くのが上手すぎますね。
 飯島さんが怒るのは当然です。むしろ怒らない方がおかしいでしょう。飯島さんにはこれからも、図に乗りやすいマス
ゴミの馬鹿連中と戦い続けてほしいです。マジギレした時の顔は怖いけど、飯島さん頑張れ!

こちら葛飾区亀有公園前派出所
 センターカラー。
 前々回で初登場した雑学、早くも再登場。うーん、初登場した時もウザいキャラだと思ったけど、調子に乗ってますま
すウザくなってますね。作中では人気者だけど、読者からの人気は低そう。
 ヤクザの事務所に送り込まれた時は違う意味で期待していたのですが、こういう展開になるのは予想していたのでち
ょっとガッカリ。もっと過激なオチにしても良かった気がします。

逢魔ヶ刻動物園
 掲載位置が下がってきましたねえ。同時期に始まった「SWOT」よりは面白いと思うんだけどなあ。
 多くの動物がいる動物園なのだから、園長に反抗的な動物もいる。いや、むしろ『あの』園長に反抗しない方がおか
しいのか。見た目はウサギだけど性格的には野生動物だもんなあ、園長。
 敵はライオンですか。戦闘力は極めて高く、園長も倒された? いや、このまま黙っている筈ないですよね。次号では
園長の強さと「園長」らしさを見せ付けてくれるでしょう。やり過ぎには注意(笑)。

べるぜバブ
 バレー対決はあっという間に最終ラウンドに。そして石矢魔チームが奇跡の勝利。展開が早過ぎる気もしますが、ダ
ラダラやるのもどうかと思いますので、これでいいのかな。
 試合を通じて、少しだけ分かり合った両チーム。これで一件落着なら話は簡単ですが、そんな安直な展開は作者も読
者も許さない(笑)。男鹿と三木の仲を裂く原因となった霧矢をここで倒すとは、なかなか熱いじゃないですか。人質な
んて男鹿は全然気にしないだろうし(いやそれは少年マンガの主人公としていいのか)。期待外れな悪役を、ボッコボコ
にブチのめしてください。

保健室の死神
 日本語って難しいですね。いやいや、「生花店」を「製菓店」とか「製靴店」と間違えるなんて、聞いたこと無いんです
けど。ハデス先生、暑さで思考能力が落ちていたのかな。「青果店」と間違えなかっただけマシだったのかも。あとこの
町には「ハルナ」さんが多すぎ。
 お久しぶりの山蔵兄さん、洋服もなかなか似合いますね。お幸せに…はなれそうにないけど、まあ美形の宿命という
事で。モゲロ。
 三途川校長の気遣いも、ハデス先生の超ボケで台無し。彼に春が来るよりも先に連載が終わりそう。いやマジで。

SKET DANCE
 こんな複雑な作戦、成功する訳ねーよ!と読者のほとんどがツッコミを入れた作戦でしたが、トントン拍子に進んでし
まいましたね。ううむ、事実は小説より奇なりという事か(いやこれマンガだから)。
 最後の最後で惚れ薬に頼らなかった おねえさん先生の決断は正しかったと思います。だからこそチュウさんも告白し
たのですから。大人たちの不器用な恋愛劇でしたが、ハッピーエンドで終わったのは良かった。この一件の影響で、恋
愛に鈍感なボッスンの心情が変化するのかな?

めだかボックス
 そのあまりの強さ故に、他人が忘れたくなる存在。それが日之影空洞ですか。誰からも褒められず、それでも一人で
学園の平和を守り続けた男。確かに『英雄』と呼ぶべき人物ですね。
 しかし単純な『強さ』だけで倒せる程、マイナス十三組の面々は甘くない。球磨川はもちろん、新たな十三組メンバー
も半端ではなさそうで、その本領発揮の時が楽しみではあります。ジャンプの三原則までマイナス化するとは思いませ
んでしたが、彼らには相応しすぎるので良し。
 日之影でさえ関わりたくないと思う程にマイナス十三組の面々は強大にして異質。そんな連中を相手にどう戦うの
か。単純なパワーアップではない、いい意味で弄れたストーリーを期待します。

PSYREN −サイレン−
 ベッドの上のマリーがエロ過ぎるんですけど。おっぱい大きすぎるんですけど。ヴィーゴがマリーの為に戦う展開にな
るとは思いませんでしたが、これはミスラこそが真の敵という事でしょうか。人間ではないという事は、宇宙から来た存
在なのかも。
 グラナが復活し、ヴァン達も見つかった。フレデリカも重傷で大ピンチの窮地に主人公&ヒロイン登場! 否が応でも
盛り上がる展開ですね。シャイナに死亡フラグが立ってしまったのは残念だけど、せめていい悪役として、散り際を飾っ
てください。

黒子のバスケ
 鳴海君の気持ちはよーく分かりますが、これで彼の死亡は確定しましたね(一応バスケの試合です)。女の子のハー
トはデリケートでデンジャラスなのです。
 木吉の実力がいよいよ発揮されましたか。手が大きいというのは地味だけど、バスケのように大きなボールを扱うス
ポーツでは有利ですよね。本当に地味だけど(しつこい)。
 ラストの頭突きには笑いましたが、誠凛の実力が格段に上がっているのは確かですね。このまま一気に勝負を決め
るか?

少年疾駆
 勢いに乗る敵に対して、守りを固める遼の選択は間違ってはいません。個人的な感情に走ってしまい、作戦を破綻さ
せた阿久井が悪い。でもまだ小学生ですからねえ。仕方ないか。
 それに遼の作戦にも穴がある。一点差を守り切るというのは、プロでも至難の業。攻撃力に秀でた敵チームを相手に
守り切るのは、小学生には精神的な負担が大きすぎる。攻めても駄目、守っても駄目って、もう詰んでますね。セボー
ナ、ご苦労様でした(まだ終わってません)。

メタリカメタルカ
 いやあのだからね、こういう風に唐突に『とんでもない価値があるレアメタル』を出されても、読者としては反応に困る
んですよ。肝心のメダルも見つかり難いという性質以外には大したメダルではなさそうで、これを見つけたルカ達の凄さ
は全然伝わらない。つーか実力ではなく、ラッキーなだけだし。
 キャラクターの凄さとか、そういうのを伝えるのが本当に下手な漫画です。なのにまだ続くのか……。もう本当に勘弁
してください。

ピューと吹く! ジャガー
 連載十周年と同時にカラーで完結。何気なく美しい終わり方ですね。
 今まで触れられなかった年月の流れに触れて、終わりなき日常を過ごしている他の漫画作品にもケンカを売るという
か現実を思い知らせるような内容で終了。そうですよねえ、歳月が過ぎない世界って変ですよねえ。「サザエさん」は仕
方ないけど。
 十年の長きに渡ってジャンプの巻末を飾ってきたこの作品も、何事にも終わりがあるという事で連載終了。シュール
なんだけど決して独りよがりではない、多くの人を笑わせるギャグには私も楽しませていただきました。うすた先生、本
当にお疲れ様でした。次回作も楽しみにしています。