タイトル部分の色の説明
「最高!」
「面白い」
「普通かな」
「うーん、微妙」
「……………………つまんない」
極めて個人的な評価である事を、予めお断りしておきます。

36&37号
ワンピースのアイロン転写シート、服にプリントするのは恥ずかしいかなあ。やるのは子供か、熱烈なファンだけかも。
河下水希が描いたジャンプ作品のヒロイン大集合ポスター。似ていないキャラもいるけど、こういう企画は大好きです。
遊戯王の機皇帝ワイゼル∞のカード付き。こいつよりプラシドさんの方が印象に残っています。バイクと合体って(笑)。

ONE PIECE
 やっぱり黒ひげに倒されたのはボニーでしたか。白ひげを慕っていたみたいだし、赤犬とは顔見知りみたいだし、意
外と謎の多い女性ですね。再登場するとは思いますが、その時の彼女は海賊か、それとも……?
 ドフラミンゴにモリア抹殺の指令を出したのは、五老星でもない謎の人物。この男が世界政府の真のトップなのか?
 ルフィからのメッセージを受け取ったチョッパーとサンジは、それぞれの方法でパワーアップを図る。チョッパーは医学
で、サンジは料理で強くなりますか。二人のキャラクターに合ったパワーアップですね。他の面々もそれぞれの方法で
強くなるでしょう。ルフィ一味の合流は、やはり当分先になりそう。寂しいけど、その時が楽しみ。

NARUTO −ナルト−
 カッコいいナルトと、アレな人扱いされているガイの落差が激しすぎて、どっちが上忍なのか分かりません(笑)。
 ビーでさえ気付かなかった鬼鮫の存在に気付くとは、ナルトは確かにパワーアップしてますね。戦闘ではなく、こうい
う描写で強くなっている事を知らしめるとは、岸本先生は一味違います。
 もう一人のガイの言葉は、まったくもってその通りかと(笑)。二人のガイの対決も面白そうだったのですが、まずは鬼
鮫との決着ですか。鬼鮫はここで脱落させるのは惜しいキャラだけど、さてどうなるのか。

バクマン。
 余りにも分厚いエイジ作品の壁。確かにこの強力な攻勢を相手に、1位もしくは2位を取るのは難しいでしょう。現実
に例えたら鳥山明先生と尾田先生に立ち向かうようなものかな。うん、絶対無理。
 それでも諦めないのが主人公。アンケート制の穴というか盲点を付いた服部さんの考え方は、さすが編集者だと思い
ました。現実でもこういう考え方をしている編集者はいるんだろうなあ。アンケート制は厳しいけど、それでも生き残れる
活路はある。こういうアイデアは連載を経験していないと出てきませんね。新人には描けない話です。
 服部さんからもそま成長を認められたサイシューコンビ、いよいよ反撃開始!と非常に熱い展開になってきました。話
の盛り上がりが伝わってきて、文句無しに面白い。

銀魂
 やる気があるんだか無いんだか分からない銀さん達ですが、敵も似たようなものでした(笑)。全蔵が一番真面目に
やってませんか?
 仕置人がどいつもこいつもバカ&悪い意味で職人気質な奴ばかりなので、緊張感がまったく無くて、笑ってしまいま
した。いやギャグマンガだからそれでいいんだけど、こいつ等相手に重傷を負ったさっちゃんの立場が無いんじゃない
かなあと。いや、まあいいか、本人もチューペットのグレープ味に執着してるし。
 でもまあ長い方のチューペットを無断で取る奴は死罪というのは、その通りですね。よく考えたら短い方とそんなに量
は違わないのに、どうしても拘ってしまう。ああ、これもまた夏の風物詩(嫌な風物詩だなオイ)。

トリコ
 野菜はそんなに好きではないのですが、今回出てきた野菜はどれも食べたくなりました。島袋先生は本当に食べ物
を美味しそうに描くなあ。こういう飲食シーンを描かせたら、日本一の漫画家になりつつあるかも。
 しかし普通の野菜が、いやトリコが食べてるんだから『普通に極上の野菜』が腐っているレベルなら、トリコはもうここ
の野菜しか食べられないんじゃないだろうか。
 読者公募の野菜たちは、さすがにどれも面白いですね。ポテトの泉に浸かりたいと思いつつ、謎の敵との激闘の予
感にワクワクします。

SKET DANCE
 チュウさんとおねえさん、いつの間にそんなに関係進んでいたのかと思いましたが、さすがチュウさん、見事なまでの
鈍感ぶりです。まあ娘には好かれているんだから、気長に取り組むべきじゃないかなあ。いや、この漫画のキャラにそ
れは無理か(笑)。みんな意外と気が短いし。
 惚れ薬を飲ませる作戦は、どうしてこんなに回りくどい方法を考えられるのかと篠原先生にツッコミたくなりました。怪
しさ大爆発の二人の様子にチュウさんが気付くかどうか、そこが作戦の鍵になりそう。この大人カップルは好きだから、
くっついてほしいんですけどねえ。

逢魔ヶ刻動物園
 蛇のウワバミさんとインドサイの加西、種族を超えた禁断の愛ですか。いや本当に禁断だなあ。蛇とサイのカップルな
んて、リアルでは想像する事が出来ませんよ。せめて同じ哺乳類にしましょうよ(そういう問題じゃない)。
 と、真面目に考える前に話の中身に引き込まれて、楽しく読めました。無口な加西が叫ぶシーンは、素直にカッコい
いと思えたし、この漫画は新人の作品とは思えないくらい安心して読めますね。そろそろ出るだろうアンケートの結果
が気になります。何とか生き残ってほしいのですが、果たして?

BLEACH
 市丸が藍染を殺そうとした理由は、実にシンプルなものでした。大好きな幼馴染を傷付けたから。全ては彼女の、乱
菊の為に。蛇と称していた市丸でしたが、実は愛に生きた男だったんですねえ。
 しかしその愛も、藍染と崩玉には通じなかった。藍染が崩玉と一体化する前に藍染を裏切っていたら、というのは結
果論でしょうね。藍染に本気で吠えさせただけでも作品的には大殊勲かも。

べるぜバブ
 どや顔の古市を見ると、応援したくなる前にムカつきますね(笑)。彼はこの先ずっと女性と男鹿に振り回されるのでし
ょう。それでも頑張れ、古市。
 噛み合っているようで合っていないヒルダと葵の会話が面白いですね。照れる葵が可愛くて、照れながらも大切なモ
ノに気付く彼女がカッコいい。そんな葵の檄に応える男鹿達もカッコよくて、観客達が応援したくなるのも分かります。
不自然さを感じさせない、見事に計算された展開ですね。
 それだけにラストの不穏な空気が気になります。折角の好勝負が台無しにされなきゃいいんだけど。

クロノマンション(読み切り)
 金未来杯第三弾。矢萩隼人先生と肥田野健太郎の合作です。
 説明的な台詞が多くあり、初心者にはとっつきにくい箇所もありましたが、全体的にはいい作品だと思います。特にヒ
ロインのクロノが最後まで強気のままで、弱い部分を見せなかったのがいいですね。こういう強気なヒロインキャラは、
そう簡単に弱さを見せては駄目なんですよねえ。連載して半年ぐらい経ってから見せた方がいい、と私の趣味で言って
います(笑)。
 絵は上手いし、アクションもなかなかの出来。第一弾の「一休」と並ぶ金未来杯の優勝候補かと(第二作のアレは、
色々な意味で論外)。残る二作品にも期待していいのかな?

家庭教師ヒットマン REBORN!
 あ、リングから変形した事には作中でもツッコミが入りましたね(笑)。ボンゴレリングからボンゴレギアへ、新しい伝
統の始まりかと思うとちょっとワクワクします。
 シモンファミリーとの総力戦を考える9代目に対して、ツナ達は自分達で決着を着ける事を望む。ツナはまだエンマの
事を敵とは思ってなくて、だから大事にはしたくないのでしょう。その甘さ、優しさがエンマに伝わればいいのですが。
 エンマとツナの違いは、エンマにはリボーンのように彼を導いてくれる存在がいない事でしょうか。ちょっと、いやかな
り厳しいけど、リボーンがいたからこそツナはここまで強くなり、成長した。その違いが分かった時がエンマとの和解の
チャンスかも。
 今号の河下先生のポスターに描かれ、この作品のヒロインに認定された京子ちゃん、凄く可愛く描かれてますね。で
も河下先生にはクロームを描いてほしかった。チクショー!
 この時代のスパナが作った新アイテムで、ツナの戦力は整った。早くもシモンファミリーとの決戦開始? 長い戦いに
なりそうだけど、頑張れツナ。

ラッコ11号(特別読み切り)
 「バクマン。」のスピンオフ作品。平丸一也先生のシュールギャグがセンターカラーで登場しました。
 あっ、コメント欄も平丸先生になってる。芸が細かいなあ。
 内容は実にシュールで、ゲラゲラ笑える作品ではありませんが、じわじわと来ますね。これは好き嫌いが激しく分か
れる作品でしょう。でも好きな人は凄く好きになって、応援するかと思います。
 どうせなら本格的に連載してほしいけど、さすがにそれは無理かなあ。ジャンプNEXTの方で我慢します。うう。

SWOT
 「一度不良世界で名前が売れてしまえば、死ぬか『頂点』に行くしかない」って、どこのバトルロワイヤルですか。不良
世界って、ヤクザよりも過酷な世界だったんだなあ……。
 というツッコミ待ちのボケは置いておいて、今回もそんなに面白くありませんでした。ライバル的なキャラと手を組んで
戦うという、実に王道的でよく見る展開で、でもイマイチ盛り上がらなかった。どうしてでしょうねえ。掲載位置も、そろそ
ろ下がりそうな気がします。

ぬらりひょんの孫
 心を読むサトリは、敵を惑わせて居所を掴ませないリクオにとっては天敵とも言える相手ですね。ゆらにとっても相性
が悪い相手かと思ったら、怒りのパワーで捻じ伏せてしまいましたか。単純だけど彼女らしい展開です。
 そういえば河下先生のポスターには、つららが描かれてますね。これでこの作品のヒロインは決まったかな。ゆらと羽
衣狐様は残念でした。……えーと、あと一人いたような気が。カ……なんだっけ?(単行本を読み返せバカ)

こちら葛飾区亀有公園前派出所
 実写映画化、ですか。ぶっちゃけヒットするとは思えないんですが、ここは黙って見守ります。私? もちろん見に行き
ませんよ(こらこら)。
 夏の田舎に子供たちと小旅行。引率する人は大変だろうけど、子供たちにとってはいい思い出になるでしょうね。私も
子供の頃に両親に連れて行ってもらった山での事は、今でも覚えています。
 でもラストの狐の話は、ちょっと蛇足だったかなあ。あくまで個人的な感想ですが、今回は夏の田舎の話に徹してくれ
た方が良かったと思います。
 しかしこういう漫画やドラマなどでは田舎サイコー!な感じで描かれてますが、実際の田舎暮らしは想像以上に過酷
だそうですね。デカい虫(Gも都会のよりデカいそうです)が夜中にブンブン飛び回るというだけで、私は田舎には住めま
せん。都会のもやしっ子として生まれて、死んでいきます。ハイ。

めだかボックス
 存在感ゼロというか透明レベルな日之影前生徒会長。めだかしか見つけられなかったとは、存在感が無さ過ぎる。ど
うやってこの学校に入学したんだろう。
 めだかと手を組む事を拒んだ日之影でしたが、それは自分一人でケリをつける為でした。さすが、めだかが一目置く
男。考え方が変人レベルですね。しかし軍隊レベルの力を持つとはいえ、球磨川に一人で挑むのは危険すぎる。日之
影は只者ではないけど、やっぱりボスキャラの球磨川の方が一枚上な気がしますね。日之影の身が心配です。

いぬまるだしっ
 大石先生、本当に大変だったんですね……。そしてジャンプ編集部はやっぱりシビアだった。「原稿より健康」なんて
編集者は心にも思っていない事だって、漫画家はともかく読者はみんな気付いています(笑)。大人って汚い。
 腰の病気は漫画家にとっては持病みたいなものだそうで、治すのには時間が掛かるそうですが、それでも描かなき
ゃならないのが漫画家なんですよね。大石先生、再起不能にならない程度に頑張ってください。

保健室の死神
 前回に続いて安田君が登場。あまりにキャラが濃いのでレギュラーには慣れないタイプですが、出たら話の内容が爆
発するのは間違い無し。使いどころが難しいけど、それだけに面白いキャラです。
 今回は病魔に憑かれてなくても、安田君なら覗きをやった気がします。いや、間違いなくやっていたでしょう。彼の暴
走と、それに影響されるみんなの様子が面白かったです。いやスク水に惑わされての高評価じゃないですよ、ええチガ
イマスヨ?(なぜカタカナ)

黒子のバスケ
 いよいよウィンターカップ予選開始。左でのプレイ上達が目標だった火神の成長を早々と見せて、読者の期待感を煽
ってますね。勢揃いした誠凛チームの頼もしい事。
 キセキの世代の内、四人は既に出場を決めているんですか。緑間と黒子、どちらが出場するのか、あるいは両方とも
行くのか。一位と二位が誠凛と秀徳というのが理想的な展開だけど、さてどうなる事やら。ともかく楽しみです。

PSYREN −サイレン−
 朧の肉体には多数のイルミナが埋め込まれていた。もう完全に人間ではありませんね。そして朧も人間に未練はな
いらしい。弥勒を倒すという目的はアゲハ達と同じでも、禁人種の王となる事を望む朧は人類にとっては敵。でも、アゲ
ハに朧は殺せないでしょう。ある意味、弥勒以上の難敵かも。
 怪物と怪物がぶつかり合う戦場に、新たな力を手にしたアゲハ達が向かう。アゲハのノヴァを最初に受ける相手は星
将か、朧か。三つ巴の戦いは過酷だけど面白くなりそう。

メタリカメタルカ
 主人公が動けなくなったり、新しい女性キャラが出てきたりと本来なら盛り上がる展開の筈ですが、全然まったく面白
くないです。感想を書くのが辛くなってきました。
 早くこの漫画には終わってほしいのですが、増刊号には番外編が掲載されるし、まだもう少し続くみたいですね。うー
ん、何とかならないのかなあ。

少年疾駆
 「メタリカ〜」と比べたらこっちの方が私の好みなのですが、掲載位置はこちらの方が下なんですよねえ。自分の感性
に自信が無くなってきます。
 得点を許してしまったセボーナは守りを固めますが、漫画ではこういう作戦は相手にやりたい放題させてしまう諸刃
の剣なんですよね。かといってこの状況で攻めるのは無茶だし。サッカーって難しいなあ。
 今まで自分が得点する事に拘っていた晴輝がパスを出したシーンは、彼の精神的な成長が分かります。もう少し話
数を重ねていれば、もっと感動的なシーンになったでしょうね。惜しい、実に惜しい。

ピューと吹く! ジャガー
 語られる父の過去、そして悪の組織「そふとくり〜む」誕生秘話。ええ、当然の如く真面目には語られませんでした。
さすがうすた先生と言うべきか(笑)。
 しかし自分の祖先が「人の言葉を話す猿」というのは、普通に考えたらどんな漫画のキャラよりも過酷なものですよね
え……。自分の親がラスボスとか大魔王とかいうのよりも哀しすぎると思います。私だったら自殺してるかも。ジャガー
さんの精神はタフすぎる。
 ラストのジャガーさんの表情はどうなっているのか。もしかしたら意外と真面目な顔をしているのかも。次回で終わり
そうな雰囲気ですが、果たして?


35号
4号連続スクラッチプレゼント、今回は時計ですか。「ぬらりひょんの孫」の懐中時計は持ってたらカッコいいかも。
「バクマン。」は休載です。

SKET DANCE
 連載3周年突破記念巻頭カラー。地味ですが、長く続いてますよね。まるでボッスンのようだ(笑)。
 全四問の問題、私は一つも分かりませんでした。肉体的にも精神的にも疲れ切っているのに、この難問を解きまくっ
た安形会長のレベルは高すぎる。さすがと言うべきか。
 やはり誘拐劇はウソでしたか。しかし生徒会の面々も絡んでいたとは思いませんでした。椿とか、こういう事はやりそ
うにないと思っていましたので。前回の事といい、彼も変わっているんですね。偉大な会長+1が去っても生徒会執行
部は安泰でしょう。スケット団と仲良くケンカしてください(笑)。

トリコ
 猛獣ではなく、自然という大きすぎる脅威には、さすがのトリコも苦労していますね。それでも適応してしまうのは凄い
けど。連載が始まった頃だったら、順応出来ずに死んでたでしょうね。
 何も見えず、息も出来ない過酷すぎる環境でトリコを支えたのが、小松からの信頼というのは熱い展開。新たな呼吸
法を身に付けるまでの流れにも無駄が無く、説得力を感じさせます。これぞ漫画流ハッタリ(笑)。うーん、面白い。

NARUTO −ナルト−
 国を守る為に、忍としての誇りと息子への愛情を胸に、ミナトとクシナ散る。こうなる事は分かっていましたが、それで
も見てて切なくなりますね……。
 ナルトへのクシナの遺言が思った以上に長くて、でもそれは母親としての限りない愛情の現われで、そして短すぎる
ミナトの遺言がカッコ良すぎて、本気で感動しました。この二人の思いを知って受け継いだ以上、ナルトに失敗や敗北
はもう無いでしょう。つーか頑張らなかったら怒る。災いの元凶・マダラを倒せ!

ぬらりひょんの孫
 おじいちゃん、何とか逃げ延びましたか。負傷しましたが、得た情報は今後の役に立つでしょう。獅子身中の虫・山ン
本五郎左衛門に気付く日も遠くなさそう。
 弐條城に乗り込むリクオ達。門番程度では今のリクオは止められないだろと思ったら、意外な曲者が。鬼一口よりも
心を読めるサトリの方が厄介ですね。心を読むという漫画界では定番の強敵に誰がどう立ち向かうのか、椎橋先生の
解答を楽しみに待ちます。

ONE PIECE
 今回はちょっと掲載位置が下がってますね。読んでてなかなか出てこないので、まさか休載?とハラハラしました。
 五老星もルフィの行動については顔をしかめていますね。しかしルーキーの一人が黒ひげに倒されたとは。今回出て
きたキッド、キラー、カポネ、ホーキンス、ウルージ、そしてローを除くとボニー、アプー、ドレークの三人の内の誰かか。
うーん、ボニーかな? 白ひげの仇を討とうとして返り討ちに合ってそう。
 遂に明かされたルフィの謎の行動。こんな事をやってたんですか。敵地に再び乗り込むなんて、そりゃあチョッパーで
なくても驚きますね。ジンベエと冥王レイリーと連れ立って、というだけで世界は震え上がるかも。キッドの言うとおり、
ルフィの賞金額は更に上がるでしょうね。五億ベリーぐらい行くかも。
 16点鐘は年の終わりと始まりを告げる鐘の音。つまり「一年後に会おう」というメッセージでしょうか? この一年で
ルフィはレイリーに鍛えてもらって、覇気の使い方をマスターするという展開になりそう。
 覇気と言えば、コビーも身に付けましたか。彼も強くなりそうだけど、ルフィにとっては厄介な敵になるかも。あとセン
ゴクか青キジを元帥に推薦したのは意外ですね。職務に忠実な赤犬や黄猿の方が元帥には相応しいと思うけど、あの
二人では駄目な理由があるのかな?
 茶ひげはホーキンスに瞬殺されそうで、ウルージは変な傘売りと遭遇。ルーキー達の冒険もなかなか面白そうで、い
つか外伝を描いてほしい。

いぬまるだしっ
 いぬまるくんが先生の家でご飯を食べている事を、普通に受け入れてました。慣れって怖い。
 ゴリラ達の愛の劇場が妙にリアルで笑いました。どこの昼ドラですか。光子に弄ばれた太郎が哀れだけど、光子の気
持ちに気付かない次郎にも問題ありかな。いや、一番悪いのは回りくどい手を使った光子か。ゴリラの世界も、女は怖
いという事で。

めだかボックス
 お母さん、鳩が88ミリ砲を喰らったら、表情を変える前に粉々に吹き飛ぶと思います。せめて麻酔銃くらいにしてあげ
ましょうよ(笑)。
 単純な身体能力なら瞳が上ですが、怒江の能力が厄介すぎますね。「触れたものを腐らせる」という能力は漫画の世
界では何度か見た事があるけど、怒江のはレベルが違い過ぎる。地球そのものを腐らせる事さえ出来るんじゃないだ
ろうか。性格はもっとヤバいし、マイナス十三組がこんな奴ばかりだとしたら……。
 あと球磨川の能力も分かってきましたね。どんな事があっても「無かった事にする」事が出来るらしい球磨川。なるほ
ど、と分かったようで細かい事はやっぱり分からない。ううむ、得体の知れない男ですね。
 と読者の不安を煽ったところで、新キャラとパワーアップの伏線を出してきましたか。さすが西尾先生、隙がありませ
んね。安心して楽しめる漫画になってきて、ファンとしては安心&満足です。

瞬間×ヒロイズム(読み切り)
 金未来杯第二弾。作者は三浦悟先生。
 ヒーローものが好きらしい先生の事は好感が持てましたし、内容も決して悪くは無いのですが……。王道的な漫画を
目指して描いた作品に付き物の問題が出ていますね。「話がありきたり過ぎて、面白くない」んです、ハイ。
 途中まではまあまあ面白かったのですが、謎のヒーローが話題に出てきた辺りから興味が激減しました。ヒーローの
正体は主人公だろうなあと思ったら、見事にそのとおりだったし。そして話もよくあるパターンの不良退治もので、オチも
特に捻り無し。王道ヒーロー漫画を目指して描いたのは分かりますが、そういう漫画はほとんどの読者は見飽きている
から独自性を出さないと難しいんですよ。「ONE PIECE」などジャンプで人気の王道バトル漫画を見れば、それがよく
分かる筈です。更なる努力を期待します。

BLEACH
 センターカラー。
 遂に藍染に牙を向いた市丸。いずれこうなるとは思っていましたけどね。言動の全てが怪しすぎるんだもん(笑)。
 自分を蛇に例え、気に入った奴を丸呑みにするという市丸。好きな人だから殺したくなるという事ですか。乱菊も藍染
も厄介な人に好かれちゃったなあ。
 神殺槍の真の能力で藍染を殺害……できたとは到底思えません。主を守ろうとする崩玉の自動再生機能で再生しそ
うだし、藍染だって市丸の真意を知っていたのなら自分の手の内を全て明かすとは思えない。市丸は一護が来るまで
持ち堪えられたら、御の字じゃないかな。

SWOT
 新キャラの王様って、ひょっとして名前が「王様」なんだろうか。だとしたら親も困った名前を付けたなあ。いや苗字か
も知れないけど。
 学校一つ制したくらいで「この世で手に入らないものはない」とは、もう色々とツッコミたいけどツッコんだら負けなんだ
ろうなあ。いくら漫画とはいえ、リアルから離れすぎると嘘臭くなって面白くなくなるのですが、杉田先生はその辺りの
匙加減が分かっていないのかも。担当の編集さん、もう少し制御してください。

保健室の死神
 妄想癖が強すぎる日暮さん。確かに作家とかに向いてそうだけど、ネガティブな方向にばかり妄想してしまうのでは
暗い作品しか書けないでしょうし、その内自殺しそう。「締切りに追われ…」という妄想は考え過ぎではないかも。
 ミス・ネガティブな日暮さんに対抗できるのは、確かにこいつしかいない(笑)。安田君はミスター・ネガティブと言うよ
りキング・オブ・ラブ妄想(18禁もあり)と言うべきかと。
 日暮さんの妄想癖を治すのではなく、違う方向に持っていくというオチはなかなか秀逸ですね。ハッピーエンドと言っ
ていいのか迷いますが、これもまた人生という事で。

べるぜバブ
 センターカラー。
 男鹿と東条が足を引っ張ってなかったら、石矢魔が勝ってたのか。この二人、特訓しない方が良かったんじゃ。
 「ルールに則った反則」って何をするんだろうと思ったら、予想以上に汚い事をしてきましたねえ(笑)。こんな事を考え
る姫川は、違う意味でスポーツ選手に向いてますね。正々堂々なプレイが通じるのはフィクションの世界だけですから。
いやホントマジで。
 いよいよ本気を出してきた出馬。やはりまともにやり合ったら、バレーでは男鹿達に勝ち目は無さそう。更なる反則プ
レイで対抗するのか、それとも……。微妙に先が読めなくて、面白いです。

逢魔ヶ刻動物園
 ううむ、掲載位置が微妙に下がっていますね。いやまだ四話目だし、焦る時間じゃない?
 面白いものが好きという園長にとって、物が溢れている町中は天国みたいな所でしょうね。初めて遊園地に来た子供
のような心境でしょうか。つまりハナちゃんはお母さん役か。うわあ、ピッタリすぎて涙が出ちゃう(笑)。
 意地悪されても挫けないハナは応援したくなったし、チンピラをぶちのめした園長の活躍にスカッとしました。手堅い
作りで、いい作品だと思うんだけどなあ。頑張ってください。

家庭教師ヒットマン REBORN!
 獄寺、まだSHITT・P!の事をUMAだと誤解してるのか。SHITT・P!もわざわざ訂正しないでしょうし、一生誤解し
てそう。
 嵐のリングはバックルに、晴のリングはバングルに、雲のリングはブレスレッドに変わりましたか。リングから形状が
変わったのには理由があるのかな?

黒子のバスケ
 変わり果てたクマさんに胸の戦力差を思い知らされました。カントク、Bでもいいじゃないですか。そういうのが好きな
人は一杯いると思いますよ、多分(うおい)。
 女子へのフォロー力は火神や青峰より、黒子の方が圧倒的に上ですね。いや前の二人がダメすぎるのか。二人とも
バスケバカなところはそっくりだからなあ。あの二人を好きになった女子は、桃井さんより苦労しそう。
 キセキの世代の選手が試合に出なかった理由が明らかに。青峰はケガの為、紫原は赤司と戦いたくないから、そし
て赤司は優勝する事に興味が無いから。赤司の理由は傲慢とも言えますが、結果を出している以上、誰にも文句は言
えないんですよね。実力主義の世界は厳しい。

銀魂
 確かに最近の漫画業界は調子悪すぎですね。特にサンデーの部数減少は、シャレにならないレベルだそうだし。ジャ
ンプとマガジンの二強体制は、私が死ぬまで続きそう。
 ところでマグ○スちゃんって、トランスフォーマーのウルトラマグナスの事ですか?と本気で誤解してしまったんですけ
ど。何か凄く悔しい。おのれアグネス(伏字にしろよ)。
 さっちゃんを守る為に立ち上がる万事屋。約一名勝手に巻き込まれていますが、そして一番頑張ってるのに無視され
ていますが、どうか挫けずに頑張ってください。あと夜中に食べるチャーハンって、どうしてあんなに美味いんだろう。誰
か理由を説明してください。ああ、また太る。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
 雑学ネタは嫌いではない、いえむしろ好きなんですけど、今回はコマ割りが独特すぎて、そのせいかテンポが悪く感
じてしまい面白くありませんでした。大ベテランの秋本先生らしからぬ失敗かと。
 こういう失敗例を見ると漫画って難しいんだなあと思い知らされます。台詞回しやストーリー、絵が上手いだけじゃ「面
白い漫画」にはならないんですね。ううむ、奥が深すぎる。

PSYREN −サイレン−
 ウラヌスは闘いの中で死ぬ事を選びましたか。太陽の光に汚染されなかったら、カイル達は勝てなかったでしょうね。
恐ろしくも哀しい強敵に黙祷。過去の彼とも戦う事になるんだろうなあ。未来よりは弱いでしょうけど、それでもアゲハ達
は苦戦しそう。
 星将達が出撃する中、敵の中に潜んでいた朧も動き出す。果たして彼の真意は? アゲハ達の援護をしてくれると
思うのですが、何か妙な事を考えていそうで、ちょっと怖い。

少年疾駆
 2点リードというのは、リードしている側にとっては精神的に有利すぎますね。守りを固めていれば勝てるし、最悪一
点許しても、まだリードしているから心は折れないでしょう。逆に追う側にとっては、点差以上に巨大な壁を感じている
でしょうね。なかなか得点できないサッカーというスポーツならではの心理だと思います。
 そんな不利すぎる状況でも絶対に諦めず、遂に点を入れた晴輝の頑張りは、素晴らしいですね。初めて彼の事を心
から「カッコいい」と思いました。こういうシーンがもっと早くあれば……。

メタリカメタルカ
 強敵とのバトルとなれば盛り上がる筈なのですが、全然ちっとも面白くない。むしろつまらない。何故だろう?
 その理由をちょっと考えてみましたが、一つはレアメタルではないかと。様々なレアメタルが登場していますが、どの
レアメタルも効果が魔法的すぎて、しかも話の展開に合わせたようにその場にあるので、ご都合主義なのが丸分かり
になってしまい、物語を浅はかなものにしてしまっている気がします。実在するレアメタルを使った方が、「次はどんなレ
アメタルを使うんだろう?」と興味を持ってもらえて、話も面白くなったのでは。いや、難しいのは分かりますけどね。

ピューと吹く! ジャガー
 お父さんはエアの使いでしたか。エアーJという名前で気付くべきでしたね、って分かるかそんなの。妄想力を楽器の
一種だと考えるなんて、うすた先生の発想力は半端じゃなさすぎる。
 思い込みの勝負なら、超絶的なまでに楽天家のジャガーさんに勝てる者などいない。今まで多くの人を誤解させて、
その人の人生を狂わせてますからね。ハマーとかは勝手に転落したんだけど。
 ラスボス的なキャラを倒しましたが、このままだと次回かその次辺りで終了しそう。エンディングは見たくないけど、で
も楽しみ。


34号
スクラッチハガキ、ルキアさんヒントが分かり易すぎです(笑)。これで外す人はワザととしか思えません。
そのハカギによるプレゼントTシャツですが、バクマン。の絵はインパクトありますね。銀魂のは…怖すぎて着れねー!
水泳の古賀選手と葛原選手のインタビューが掲載。二人とも漫画が好きなんですね。「ハンター〜」は早く再開して。

NARUTO −ナルト−
 ポスター表紙の絵、見てて楽しいけど同時に哀しくなりますね。マダラさえいなければ……。
 マダラの野望によって人生を狂わされたのはナルトだけではない。イルカ先生もこの件が無かったら両親は死なず、
ナルトに対しても複雑な思いを抱かなかったでしょう。本当にマダラの罪は深すぎる。
 八卦封印に託された父と母の思い。ミナトが九尾の力を半減させていたから、現在のナルトが九尾に勝てたのかもと
思うと、この時のミナトの決断の重さが理解できます。ナルトよ、父の願いを受け継いでくれ!と素直に応援したくなり
ますね。哀しいけど、いい過去話です。

BLEACH
 小島の人間離れした冷静さが頼もしすぎる。一護よりバトル向きの人材かも。
 うろたえる千鶴ですが、彼女みたいになるのが普通なんてずよね。たつき達も以前の騒動を経験してなかったら、パ
ニックを起こしていたでしょう。
 いくら冷静沈着でも、たつき達は普通の人間で、追手はあの藍染。どう考えても太刀打ちできる相手ではないし、一
護もまだ助けに来てくれそうに無い。しかしここに来て、市丸にまさかの離反フラグが。いや大人しく従っているとは思
わなかったけど、このタイミングで来ますか。乱菊を切った事で何かが壊れてしまったのかな? まったく腹の底が読め
ない彼の真意が、そろそろ知りたいですね。

ONE PIECE
 革命軍はロビンを探していたんですか。オハラの真相も知っているし、もう少し早く見つけていたら、革命軍がロビン
の居場所になったかも。
 サンジ、完全にオカマになったんじゃなかったんですね。ホッとした様な、すごーくガッカリした様な(笑)。
 白ひげの死によって世界は変わり、革命軍も本格的に動き出す。ドラゴンはくまの事情を知っているんですね。くまが
ルフィ達を助けたのはドラゴンの命令だったのかな? ローグタウンでも助けてくれたし、ドラゴンの息子への愛情は思
ったより深いのかも。
 デュバル達がサウザンドサニー号を守れるのか心配だったのですが、大丈夫みたいで一安心。でもデュバル達より
シャッキーの方が強そうに見えるのは私だけかな(笑)。
 ビビやクロコダイルも首を傾げるルフィの記事。一体、何をやったのでしょうか? バッドニュースでは無いようですが、
うーん気になる。
 ニュースと言えば、バキーにも政府から急報が? モリアの代わりに七武海に入ってくれとでも言ってきたのでしょう
か。政府がロジャーの子分だったバギーを引き入れるとは思えませんが、同時にモリアを始末した今の政府ならやり
かねない気もします。気になる事がありすぎて面白い、困った漫画です。

バクマン。
 確実に進歩していくサイコーですが、エイジはその成長を完璧に予想して、更にその上を行く。ライバルとしてはとん
でもなく高い壁ですね。だからこそサイコー達がエイジに挑む姿に共感できるし、応援したくなるのですが。
 セリフが少ない漫画は多いけど、セリフがまったく無い話を描くとは、しかもそれが面白いとは、エイジの才能は底な
しですか。現実のジャンプに、いや今の漫画界にこれ程の才能の持ち主がいれば……。
 岩瀬さんとエイジの関係は私も「今度はエイジか。本当にしょうがないなー」と思っていたのですが、まさかこんな仕
掛けを用意していたとは。編集長の反応がおかしかった時点で気付くべきでした。まさに脅威のコラボ。そういえば昔
「ドラゴンボール」にアラレちゃんが出た時には、驚くと同時にワクワクしましたね(お前いくつだよ、というツッコミは受け
付けません)。この強力すぎる攻勢に、サイシューコンビがどう立ち向かうのか楽しみ、なのに次号は休載ですか。うう
うううううう。

家庭教師ヒットマン REBORN!
 ううむ、ちょっと微妙な展開かな。ボンゴレリングが壊れた時点で直すのは予想できましたからね。
 ぽっと出の新キャラが直すのは唐突過ぎると思いますが、こういう流れしかないのかなあ。それでも大切な仲間を助
ける為に再び戦おうとするツナの姿には燃えるし、ワクワクしますけどね。ちょっと悔しい気分。

トリコ
 センターカラー。
 空の果てへと上る上る。トリコはともかく、小松は随分と逞しくなりましたねえ。アイスヘルでの経験が生きているんで
しょうね。確かにあの氷地獄に比べたら、大抵の場所は天国だろうけど。
 鳥や獣だけでなく、上っている植物まで危険な上に、最大の敵である『環境』も牙を向く。積乱雲の中に突っ込むなん
て、自殺行為ってレベルじゃないですよ。悪魔のような雲の口が、地獄への入口にも見えます。でも、トリコなら乗り越
えられるでしょう。主人公だし(台無し)。

逢魔ヶ刻動物園
 大増23ページ。
 走る必要が無いから太ってしまったチーター。生きる事に専念している動物には、トレーニングとかダイエットをすると
いう概念そのものがありませんからね。そういう事を考える人間は、他の動物より精神的にも進んでいるのでしょう。進
んでいる方向が正しいかどうかは分かりませんが。
 園長と知多くんの競争、知多くんが奮起した理由が動物らしくて面白い。美味しそうだけど、でもそのウサギは最強ク
ラスなんですよね。ダイエットに成功しても、知多くんが園長を食べる事は無いでしょう。絶対に(断言)。

SKET DANCE
 三年生達の卒業が迫る。安形会長とミチルが抜けると、生徒会は男が椿一人だけになってしまうんですね。新しい人
が入ってくるまで、彼は耐えられるのだろうか。ニヤニヤ。
 わざわざ担任の先生の為にケーキを用意するとは、今時珍しいですね。伊藤先生、本当にいい先生なんだろうなあ。
 堅物である事にコンプレックスを抱いていた椿ですが、会長のアドバイスで立ち直る。だらけている様に見えますが、
さすがはボッスンにも勝った事がある男。決める時は決めてくれます。
 これで会長の仕事も終了、かと思ったら、とんでもない事件が発生。しかし今回スケット団の出番がありませんでした
ね。この事件と関係しているのかも、とニヤニヤパート2。

奇怪とんち噺 花咲一休(読み切り)
 第6回金未来杯第一弾。原作は小宮山健太先生、漫画は河田悠也先生。コンビでの参加は珍しいですね。
 原作付きだけあって、話のレベルはなかなかのものですね。特に一休のとんちは、少々難解な面もありますが、最後
まできちんと考えられており、解答を知った時は「ああ、なるほど」と納得しました。
 しかしその「少々難解な面」が話のテンポを殺しているような気がします。とんちのオチが説明されても理解できず、
少し考え込んでしまい、話の中に微妙に入り込めませんでした。昔話のとんちは、子供にも分かるくらい良く出来てい
る事が改めて分かりました。
 話そのものは面白かったし、頭を使って読む話という事で今後に期待できます。第一弾からこの出来なら、今回の金
未来杯は期待してもいいのかな?

銀魂
 私も眼鏡を掛けているので、眼鏡が壊された時のショックは他人事ではありません。だからと言って、さっちゃんのよ
うに恋に盲目状態にはなりませんが。さっちゃん、愛に溺れる前に眼鏡の度を確認しましょう。もしくは度を調整すると
か、レンズを換えるとか。まあそんな器用な事が出来ないのが、さっちゃんなんですけどね。
 小判を食べるさっちゃんの顎の力に驚きつつも呆れて、お久しぶりの全蔵がまともな事を言ってるのに凄い違和感。
ちゃんとオチを付けてくれた事で安心しましたが。やっぱり全蔵は痔オチじゃないと(酷い)。
 失敗続きで殺し屋から追われる身となった さっちゃん。銀さんが何か言えば新しい眼鏡に掛け直してくれる…のかな
あ。「初めてのプレゼント」という思い出が補正されているから、銀さんでも難しそう。どうなる事やら。

SWOT
 「岩をも砕く」程度のストレートでは、今更驚きませんね。直後に闇暗の人間を超えた無双アクションを見せられるし、
どうにもヒロインのピンチという気がしません。
 敵があまり強く感じないので、学崎の反撃にもあまりワクワクしませんね。ストーリーも手垢の着いたパターンだし、つ
まりあまり面白くない。掲載位置も新連載にしてはあまり良くないし、杉田先生、今回の連載も長く続かないかも。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
 完成が近づいてきたスカイツリーの話。下町に超高層タワーとは凄いミスマッチですが、写真を見る限りでは面白い
光景なんですよね。過去の伝統を受け継いでいる下町と、未来の象徴であるスカイツリーが現在で共存している。そう
考えると神秘的ですらあります。
 人と人が触れ合う下町は素晴らしい社会、みたいな『下町礼賛』はあまり好きではないのですが、それでも最後まで
読めてしまうのは秋本先生の力量なのでしょう。この人はこういう話を描かせたら上手いんだよなあ。おのれ(笑)。

べるぜバブ
 センターカラー。
 いよいよバレー勝負開始。六騎聖への歓声が悲鳴に変わるかと思うと、今からワクワクしますね(捻くれてるなあ)。
 解説の畑山先輩は、どうして猫の着ぐるみを着ているんだろうとツッコミを入れたら負けですね。色々と裏事情がある
のでしょう。元気を出して解説してください。あと松本先生、新作を楽しみにしています。
 最初は良かったのに、まさかオーバーヘッドキックをするとはねえ(笑)。サッカー勝負なら面白かったかも。いやサッ
カーでも他人の手を借りてる時点で反則だけど。スカイラブハリケーンが反則技だと知った時、私は少し大人になった
気がしました……。

ぬらりひょんの孫
 伝説の大陰陽師・安部晴明が敵とは、同じ陰陽師である ゆらにとっては信じたくない事実でしょうね。真面目な子だ
から変な方向に考え込みそう。
 羽衣狐様の絵がどんどん色気が増している気がします。構図がヤバイ絵もあるし。椎橋先生、最高です!(笑)
 魔王の小槌の刃に貫かれたお爺ちゃん。「奴良組三代の血はいただいた」という台詞からすると、リクオ父の血も取
られているという事ですよね。やはり父を殺したのは……。
 お爺ちゃんが敵の手に掛かり、晴明誕生の時は近づく。風雲急を告げる展開にワクワクしています。

めだかボックス
 ヤバいヤバいヤバい、怒江ちゃんがヤバすぎる。見開きを使った超・長台詞のコマのおかげで、マイナスの才能のヤ
バさが嫌という程に伝わってきました。この子はマイナスの才能が無くても、真正のストーカーになるでしょうね。怖い怖
い怖すぎる。
 狂気の愛に立ち向かうのは、母の愛ですか。あの球磨川でさえ一目置く程なのだから、善吉母の力は相当なものな
のでしょう。マイナスの力に立ち向かう為のコツとか教えてくれそう。

いぬまるだしっ
 今回の話の元ネタは、的中率100%だったあの予想ダコですね。人間の予想家、立場無し(笑)。いや今回のワー
ルドカップの結果を完璧に予想できる人間なんていないでしょうけど。トーナメントが始まる前は、南米勢が大暴れする
と思ったんですけどねえ。そして日本代表は良く頑張った、お疲れ様でした。
 蓮舫と麻雀の人和、確かに発音が同じですね。言われて初めて気付きました。あとあの人は単なるパフォーマンス
上手なだけで、政治家としては……だと思います。あくまで私見ですが。
 弱肉強食の掟に殉ずるタコがカッコ良すぎる。でもジャンプの未来予想はトップを保ち続ける点以外は、大石先生の
願望が入りまくっていますね。そして森田先生には早めに謝っておきましょう。いやマジで。あとラストのを『弱強肉食』
だって思った人、手を上げて。私もそうだから。

黒子のバスケ
 紫原はディフェンスのスペシャリストみたいですね。キセキの世代の五人は攻撃は青峰、スリーポイントの緑川、模倣
の天才の黄瀬と攻撃陣は揃っていますから、紫原はディフェンスを担当するようになったのかな。しかし改めて見ると、
本当に凄い連中が揃っていたんだなあ、キセキの世代。。
 突然の雨で勝負はおあづけ。しかし氷室はその凄さの一端を見せ付け、紫原は不気味さを増している。底知れない
この二人と戦う為にも、やはり全国大会に行くしかありませんね。燃えてきます。
 とスポ根的な展開かと思ったら、ラストで桃井さんが登場。まさか今度はラブコメ展開?…にはなりませんよねえ。い
や、なったらなったで面白そうだけど。

保健室の死神
 ハデス先生、携帯電話を買う。私も買った時は経験しましたが、店員のトークに惑わされるととんでもない物を買わさ
れたりするんですよねえ。客と店員の真剣勝負。特に高い製品を買う時は下調べを怠らず、注意して行かないと。
 百戦錬磨&病魔つきの店長も、天然のハデス先生と意外と博識だった本好君のおかげで撃退。インドラ電気の将来
と、本好君の美っちゃん好きの進行速度の速さが心配です。いや後者はかなりマジで。

PSYREN −サイレン−
 雨宮さんのノヴァは心鬼紅骨が鍵になりそうですね。刀と一体化したりするのかな?
 カイルとフレデリカを圧倒するウラヌス。戦う事に迷いの無い者は強いけど、戦う事しか出来ない哀しみも伝わってき
ます。太陽の光が間に合わなかったらウラヌスが勝っていたでしょうね。カイル達、ラッキー。
 しかしその幸運も長くは続かない。光を操るグラナを倒さない限り、陽の光が地上を照らす事は無いでしょう。しかしグ
ラナへの道には、他の星将が立ちはだかるのは必至。やはりアゲハ達が来ないと厳しいかも。

少年疾駆
 追加点を入れられての前半終了。最悪の形での折り返しですが、監督はちゃんと分かっているみたいですね。頼もし
いけど、お酒はもう少し控えてください(笑)。
 個人プレイに頼りがちだった晴輝が、陣明からのパスを受ける。この二人がコンビを組むのなら陣明の方から言い出
すと思っていたので、晴輝の方からというのは意外でした。個人の感情よりチームの勝利を優先したのなら、晴輝は読
者が思っているより大人なのかも。

メタリカメタルカ
 助けた動物の子供が、お宝への道を示してくれた。…………はて、つい最近、某グルメ漫画とかで見たような展開で
すね。いや、もうこの漫画にあれこれ言うのは諦めていますけど。
 凶暴なロックドラゴンを睨んだだけで黙らせる新キャラ、ゲイン登場。うん、間違いなく悪役ですね。分かり易いけど薄
っぺらさも感じてしまいます。外面だけでなく内面も書かなくてはならない。キャラの造形って、思った以上に難しいんで
すよねえ。

ピューと吹く! ジャガー
 現代漫画の規制に挑戦。どんなにスプラッターな場面でも、音だけなら全然OKですよね! さすがは うすた先生、
見事な解答です。これも一種のサウンドノベルという事で(笑)。
 手を自在に変形させるのがエアーJの能力かと思ったら、何か秘密がある? ううむ、何だか頭脳的なバトルになって
きましたが、次回になったらまったく違う展開になっていそう。本当にこの漫画は油断できなくて面白い。終わってほしく
ないなあ……。


33号
「ぬらりひょんの孫」のカードゲームの限定カード付き。さて、このゲームは流行ることが出来るのか?
次号より第6回金未来杯が開催。ジャンプの新たな柱となる作品の誕生を願います。

ぬらりひょんの孫
 今週は二話掲載。椎橋先生、ごっつあんです。
 本編は巻頭カラー。裸の羽衣狐がセクシーすぎて、話に集中出来ません。誰か助けてください。いややっぱり助けな
くてもいいや(笑)。
 年老いても、その力は今だ健在。羽衣狐に一歩も引かない爺ちゃんがカッコいい。二代目を殺したのは、やっぱり羽
衣狐ではないみたいですね。やっぱり、あの大妖怪の仕業なのか?
 そんな爺ちゃんに脂汗を流させる鵺、早くも不気味さと存在感を出していますね。しかしその正体が、あの安倍晴明と
は。確かに狐が母親という伝説はあるけど、妖怪のラスボスとしては予想外の人材なので驚きました。しかし相手にと
って不足無し。壮絶な戦いを期待しても良さそうです。
 二本目は番外編。昼のリクオとカナは久しぶりに見ました。……あっ、カナは京都にも来てたっけ。いや本気で忘れ
かけてました。何とかしないと本当に忘れ去られるぞ、頑張れ元ヒロイン候補(フォローになってません)。
 白蛇の幸運は凄いみたいだけど、奴良組は二代目が殺されたり、リクオに色々とトラブルが襲ってきたりと幸運の恩
恵に恵まれていないような気が。いや、ギリギリで何とかしているから、やっぱり幸運なのかな?

ONE PIECE
 ゾロが飛ばされた島はミホークの住み処でしたか。だから、くまはここに飛ばしたんですね。ミホークも認める程に強
いヒューマンドリルの群れを倒せれば、ゾロは強くなるでしょう。でも今の焦りまくっているゾロでは無理そう。仲間を思
う心が、剣の腕を鈍らせている気がします。
 ナミは相変わらずなようで、やっぱり変わっていない(笑)。海賊よりタチ悪いなー。ルフィを思って泣いたのは、ちょっ
とホッとしたけど。ウェザリアの皆さんは、くまを怒ってもいいと思います。
 フランキーは違う意味で悪名を広めてしまいましたね。賞金額がかなり上がりそう。ベガパンクはマッドサイエンティス
トだと思っていたけど、実はいい奴? いや、今は変わってしまったかもしれない。
 ブルックの方は島の事件は解決したと思ったら、自分が大ピンチに(笑)。手長族に捕まったけど、同じ手長族である
アプーと関わる事になるのかな? あっちも音楽家みたいだし。
 あれ? ロビンとサンジの現状は明かされてませんね。幸せに暮らしてそうなサンジはともかく(笑)、革命軍と合流し
たロビンは今後のキーパーソンになりそうだから、気になっていたのに。ルフィの件も含めて次回のお楽しみという訳
か。おのれ。次回も絶対に見ます。

NARUTO −ナルト−
 昔のイタチは、見てるだけで切なくなりますね。この頃から弟思いで……。
 そして昔も今もカカシとガイは相変わらずで安心しました。ガイ、リーと間違えそうになってしまいました。この二人は
似すぎだってばよ。
 九尾の襲来の影で行われていた、ミナトとマダラの戦い。歴史に記されていない戦いはミナトが制しましたが、彼はこ
の後、非業の死を遂げる筈。そしてナルトは苦難の人生を歩む事に。ううむ、結末を知っている身から見ると、この勝利
も喜べませんね。取り敢えず早く続きを。

トリコ
 肉も美味しいけど、野菜がもっと美味しい焼肉屋ですか。うわあ、本当に美味しそうだ。スナックサンチョは本気で食
べたい。こういう焼肉屋があれば、絶対に繁盛しますね。つーか通いつめます。
 次なる冒険の舞台は、天空の野菜畑・ベジタブルスカイ。今回は単なる冒険ではなく、小松がトリコと正式なコンビを
組む物語になりそうですね。というか、この二人がまだ正式なコンビじゃない事にビックリ。言われてみれば確かにその
とおりだけど。さっさとコンビを組めばいいのに、言い出せないトリコに笑。人間関係のトラブルは、さすがのトリコも苦手
なようです。頑張れ、男の友情(意味不明です)。

銀魂
 ネタに困った時は下ネタに走る空知先生。今回も苦労したみたいですね。いや、今までで一番苦労して、悩んで、心
が枯れ果てたのでしょう。……そうでも思わないと、今回の暴走ぶりは説明できません。これが素だったら、先生ちょっ
と怖すぎる。そして面白すぎる。
 死者への冒涜とか、また坊さんイジメかよとかそんなツッコミが空しく響く程の下ネタオンパレード。担当は止めなかっ
たのか、止められなかったのか。いやこの面白さを制御しては、つまらなくなるだけか。ギャグ漫画って本当に難しいで
すね。読者としては、腹の底から笑わせてもらったけど。空知先生、心も体もお大事に。あとPTAには気を付けて。

バクマン。
 問題点はストーリーではなく絵でしたか。そういえば、今まで絵に関してはあまり言われてませんでしたね。読者にと
っても盲点でした。小畑先生も同じように悩んで、絵柄を変えたのかも。
 静河君は立ち直ったようで、メデタシメデタシ……なのかな? 男としては彼には色々と同情します。平丸さんは、まあ
頑張れとしか言えませんね(笑)。いい大人なんだし。
 岩瀬さん、今度は新妻エイジと恋愛フラグを立てましたか。いやエイジはまったく全然その気は無いでしょうから、ま
た失恋する事になりそうだけど。ああ彼女の運命の人はどこにいるのか。意外と近くにいたりして。

逢魔ヶ刻動物園
 センターカラー&大増25ページ。
 今回も新人の作品にしては面白かったのですが(不器用すぎるゴリラには笑いました)、気になる点が。主人公であ
る椎名ですが、彼は「口調は悪くて理不尽な事で怒るけど、決して冷たい人物ではなく、むしろ仲間のピンチには奮起
する」というタイプのキャラクターなのですが、こういう性格のキャラは主人公より脇役の方に向いている気がします。実
際、今のジャンプの連載作の主人公と比べてみると、椎名はちょっと異色のキャラなんですよねえ。
 今回もラスト近くまで椎名の真意が見えず、読者の共感を得られたかどうか、ちょっと、いえかなり不安です。頑張っ
てほしいんだけど。

べるぜバブ
 聖石舞祭、開催。って、どこかで見た人達がちらほらと。お前ら自分の学校はいいのかとか、未来にいるんじゃない
のかというツッコミは無粋ですね。こういうネタは割と好きです。
 男鹿達と六騎聖のバトル開始かと思ったら、帝毛の連中も絡んでくるみたいですね。唯一人毛が生えているキャラは
帝毛のボスかな?
 学園祭でメイド喫茶をやるとは、凄い時代になったものだ……。オタクとしては喜ぶべきなんだろうか。よく分からない
ので、私にもパンナコッタを一つください。そして恥将(笑)に幸あれ。

BLEACH
 乱菊の目当ては、やっぱり市丸でしたか。しかし追いかけてきた彼女に与えられたのは、非情の刃。死んではいない
だろうけど、精神的にはキツいだろうなあ。雛森といい彼女といい、幸薄い女性が多い気がします。二人も日番谷と関
わりがあるのは偶然なんだろうか。
 本当に市丸の真意が読めませんね。藍染に忠誠を尽くしているのかさえ分かりません。藍染が一護に追い込まれた
ら、あっさり裏切りそうで、そうでもなさそうで。ここまで読めないキャラは珍しいかも。

家庭教師ヒットマン REBORN!
 センターカラー。
 炎真の大地の力とは、重力操作みたいですね。単純だけど、それ故に強力。地球にいる限り、重力からは逃れられ
ませんからね。炎真の自信も分かる気がします。
 約束の場所にツナが来てくれなかった事を非難する炎真ですが、事情を知っている読者から見ると彼の勘違いであ
る事が分かるので、何ともかんとも。ボンゴレ一世とシモンの事件も、こんな感じだったのでは? 歴史は繰り返すという
事なのかな。
 リングを砕かれて完敗したツナ達。クロームまで連れ去られてしまい、状況は最悪。ですがクロームは骸がフォローす
るだろうし、このまま終わるツナ達ではない筈。十代目ボンゴレとしての反撃に期待、してもいいのかな? 敗北のショッ
クで、またヘタレツナに戻ったりしないでしょうね? どうなる事やら。

SWOT
 大増23ページ。
 新たなライバルが登場、そしてヒロインに迫る危機、と盛り上がる展開の筈なのですが……ううむ、どうにも燃えてこ
ない。むしろ上滑りしているような気がして、白けてきました。
 杉田先生が漫画家として成長しているのは分かるのですが、それでもまだまだ未熟な面が目立つんですよねえ。ゴ
チャゴチャした絵に、雰囲気が伝わりにくいバトルシーン、そして微妙なセリフ回し。独自性が溢れ過ぎていて、普通の
人には楽しめない作品になっています。これはどうにかしないと、また短期で打ち切られるかも。さてさて?

SKET DANCE
 お久しぶり、なのかな? コマちゃんもダンテもインパクトのあるキャラなので、久しぶりの出演という気がしません。
 しかしこの二人が恋に落ちるとはねえ。意外すぎて、ボッスン達でなくても冷やかしたくなります。命がけの冷やかし
になりそうだけど。コマちゃんには絶対に近づきたくないけど。
 言う事が難解過ぎるダンテと、口より先に体が動いてしまうコマちゃん。性格はともかく、性質的には最悪の相性です
ね。特に周りに被害甚大(笑)。化石みたいになったボッスンには笑いましたが、自分だったら耐えられませんね。二人
がくっつかなかったのは、世界的に見れば良かったのかも。失恋もまた青春なり。

いぬまるだしっ
 たまこ先生がどうやって壁にくっついているのかは置いといて、でっかいゴキブリだなあ。実際にこのサイズのゴキブ
リを見たら、私なら絶対に気絶しますね(断言するな)。
 今回はアリスが大活躍。ゴキブリを塵に変えたり、本の表紙を飾ったり、ブラ疑惑を作ったり、もう彼女が主人公でも
いいんじゃないかな? いや、アリスは『彼』だったか。ああ、可愛いのにメンドくさい。
 そういえばもう夏休みのシーズンでしたね。私も忘れるところだったので、たまこ先生達を笑えません。社会人は辛い
んです。うう。

PSYREN −サイレン−
 遂に総攻撃開始。炎のフレデリカと氷のウラヌス、予想通り激しい戦いが繰り広げられていますね。星将と互角に戦
うフレデリカ、まだまだ彼女の底が見えません。頼もしいなあ。
 グリゴリの実験体は人間らしい感情を持たない。強さを、戦いを求めるのは人間らしい生き方が分からないから。理
想よりも、役目よりも、己の渇望のままに生きる。人間というより獣に近い心ですが、それ故に彼らは純粋であり、悲し
い存在でもある。弥勒よりも先にエルモアのような人物と出会っていたら、彼らの人生は変わっていたでしょうね。不憫
ではありますが、敵キャラとしては魅力的で、彼らとアゲハ達の戦いが楽しみ。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
 ミニ四駆ブームには乗り遅れまして、あまり熱心ではありませんでした。それでも皇帝シリーズとかには興味津々で
したけど。コロコロコミックはジャンプと並ぶ男の子のバイブルです。
 三重県は確かに全国的には知名度が低い県みたいですね。あと福井県とか島根県も。でもその県の出身者にとって
は、あまり面白い話ではないですよね。失礼をしない為にも、皆さん、もっと地理を勉強しましょう。
 そっくり過ぎる法条家の人達には、ツッコミを入れない方がいいでしょう。頑張って生きてください。
 ミニ3駆なんて初めて聞きました。本当にあるのかネットで調べてみましたが、特に情報はありませんね。秋本先生
が考えたオリジナルかな? でも当時の熱狂ぶりを思い出すと、本当にありそうなのが怖い。ガンダムならぬガンガルと
か、パチモノに騙されるのもまた男のロマン(笑)。

保健室の死神
 鈍、学校に来る。確かにこんなセクシー美女が来たら、安田君でなくてもソワソワしますよね。彼は登場する度にキャ
ラが立っている気がします。
 操はいずれ再登場するでしょうね。彼の心が癒されるには、それなりの話が必要でしょうし。
 みのり先生と鈍、対決するのかと思ったのですが、鈍の方が大人だったので対決にはなりませんでしたか。ちょっと
残念。ハデス先生と鈍達の昔の話も、いずれ語ってほしいですね。そして、おっぱい×おっぱいには安田君ではなく、
私を挟んでください(黙れ馬鹿)。

めだかボックス
 マイナス十三組の一番手、江迎怒江。触れた物を腐敗させる能力とは、地味に怖いですね。特異体質というより超能
力ですよ、これは。
 異常性と過負荷、アブノーマールとマイナスの違いについての説明は理解できました。完成させても益にならない能
力で、本人に能力を制御する気がないというのも怖いですよね。めだかにとっては天敵ですが、だからこそこの難問を
どうするのか楽しみです。
 アウトローに好かれる性質を持つ善吉。確かに彼の周りはアウトローだらけですからねえ。めだかも含めて(笑)。し
かしその手に触れるのは、あまりにも危険過ぎる。マイナス十三組との戦いは、善吉を巡る戦いになるのかも。

黒子のバスケ
 紫原、性格悪い奴かと思ったら、マイペースに行動するタイプみたいですね。そんな彼でさえ従う主将の赤司、どんな
人間なんだろう? もの凄い大物で、苦労人な気がします(笑)。
 意外と挑発に乗りやすい紫原。木吉とは因縁ありですか。この二人はクセ者同士で、面白い対決になりそう。

メタリカメタルカ
 ルカ達以外の挑戦者、名前付きで出ましたがどちらも雑魚っぽいですねえ。名前もすぐに忘れそうです。上手な人な
らこういうキャラも個性的に描いてくれるのですが……。
 シノの活躍シーンとか、とんでもなく重いレアメタルとか、面白くなりそうなシーンや設定はあるんだけど、漫画として
面白いかどうかは別。この分では、掲載位置は上昇しないでしょうね。

少年疾駆
 セボーラFCとの試合開始。八人で守備とは、いくらトップの三人が優秀とはいえ大胆な作戦ですねえ。この守りを突
破するのは、チームワークがあるようでイマイチな今の御崎には厳しいでしょう。
 やはり久原がキーポイントになりましたか。阿久井よりも彼を何とかしないと、御崎に勝ち目はありませんね。
 漫画としては「メタリカメタルカ」より面白いんだけど(あくまで私的な評価です)、こちらも掲載位置は上昇しなさそう。
新連載の不振はまだまだ続きそう。頑張れ、新人たち。

ピューと吹く! ジャガー
 そふとくり〜むのボス、遂に登場。敵のボスが行方不明の父親というのは良くあるパターンですが、それを上手くネタ
にしていますね。確かに崖から落ちたくらいじゃ、漫画のキャラは死にませんよね(笑)。死ぬ方が珍しいかも。
 ジャガーさんが「一般社会に馴染めるような人間じゃない」というジュン吉お父さんの言葉には、頷きかけました。でも
もっと馴染めない人はいますよ。ハマーとかハマーとかハマーとか。
 しかしこのクライマックス的な展開、やっぱり終わりが近いみたいですね。うーん、本当に残念だけど次回は楽しみに
しています。


32号
劇場版BLEACHの情報が公開。今回は久保先生が完全協力しているんですね。頑張ってるなあ。
巻末の作家コメントでW杯の話題がチラホラと。でもサッカー漫画の「少年疾駆」の附田先生は語らず。おいおい。

逢魔ヶ刻動物園
 新連載第二弾。2010年2号に掲載された読み切り作が連載化。堀越先生、おめでとうございます。
 読み切りもなかなかの完成度でしたが、連載になってもその完成度を保っていますね。ウサギの顔をした園長、ドジ
っ子だけど動物の知識は豊富で愛嬌のあるヒロイン、見ているだけで面白い動物たちはいずれも退屈させず、最後ま
で読ませてくれます。
 最近の連載第一回としては、期待の持てる内容で今後が楽しみ。今のジャンプで新人が生き残るのは厳しいけど、
だからこそ新しい風を吹かせて欲しい。

ONE PIECE
 レイリーが女ヶ島入りしてくるとは。このマンガは重要人物がひょっこり現れるから油断できない。
 ジンベエがレイリーと初対面なのはちょっと意外ですね。レイリーから見れば七武海のジンベエも、まだまだ後輩とい
う事か。世界のレベルは高いなあ。
 次々と語られる真相。レイリーがハンコック達の恩人で、くまはやはり革命軍の幹部で、シャッキーの推理力は半端
じゃない、と。そしてルフィはレイリーに強くしてもらう展開になりそう。いよいよ覇気の使い方を修得するのかな?
 散り散りになった仲間たちも動き出す。激太りしたウソップ、島を出る前にダイエットをしましょう(笑)。ボーイン列島が
植物だったというのは驚きました。こんな島で生き延びられれば、自然と強くなりますね。
 チョッパーも島から抜け出しましたが、特にパワーアップしていないみたい。くまがこの島にチョッパーを送ったのは、
パワーアップさせる為じゃなかったのか? そして新聞に書かれたルフィの情報が気になりますね。女ヶ島にいる事が
バレたにしてはチョッパーの反応は変だし。毎回気になる終わり方で、読者をイライラワクワクさせるこの漫画が好き。

NARUTO −ナルト−
 やはり仮面の男はマダラでしたか。九尾の力を利用して木ノ葉の里を潰そうとして、それをミナトに阻止されたとすれ
ば、マダラにとってナルトは因縁の相手であり、それはナルトも同じか。マダラがナルトに注目していた理由が分かって
きました。
 ギリギリで助けられたクシナですが、ミナトも含めてこの後の運命を知っている読者から見ると、どうにも複雑な気分
になります。悲劇の連鎖はまだまだ続くのか……。

バクマン。
 怒りを剥き出しにする秋名さん、悪女全開なのが面白い。だから早々に正気を取り戻してしまったのは、ちょっと残念
な気が。いやラストで応援する展開の為には怒ったままでは困るんだけど、もう少し悪女のままでいてほしかったよう
な、そうでもないような。うーむ。
 サイコーと亜豆のラブラブぶりは、あーもう勝手にやってろと(笑)。こんな純情カップル、今時フィクションの世界でもな
かなか見かけませんよ。だからこそ珍しくて、応援したくなるのかな。
 好調な出だしに浮かれるサイシューですが、自らが課したハードルはあまりにも高く険しい。人気が落ちた作品をテコ
入れするのはよく聞きますが、人気のある作品のテコ入れは珍しいですね。ここからどうやって盛り返すのか、サイシュ
ーの真価が問われる展開に期待。

家庭教師ヒットマン REBORN!
 シモンファミリーとボンゴレの過去は、ツナの言うとおり完全な誤解でしょう。シモン側の言うとおりなら、なぜボンゴレ
は初代シモンの血を『罪』として受け継いでいたのか。欺き利用した者の血を大切に保管するなんて、どう考えてもお
かしいでしょう。シモンファミリーの背後には、彼らの憎しみを煽った黒幕がいる気がします。
 大空の七属性と対をなす、シモンリングの大地の七属性。おお、こういうのは少年マンガの王道ですね。女性人気が
高いこの作品ですが、こういう少年向けの展開もきっちりやるので侮れない。予想以上に強大で、リングの力が通じな
い相手にツナ達がどう挑むのか。死ぬ気の炎より熱く激しく燃えるストーリーを希望します。

SWOT
 センターカラー&大増25ページ。
 うーん……まあ何というか、見事なまでのヤンキーものの王道ですね。いや王道なのは悪い事ではないし、つまらな
くはないんだけど、どうにも盛り上がらないんですよねえ。どうしてだろう?
 と考えてみたのですが、その理由は恐らく、主人公の学崎がカッコ良いとは思えないからでしょう。前回はともかく今
回は、最大の特徴である『ガリ勉』よりも怒りっぽい部分の方が印象に残ってしまい、そんな彼を慕う鰯田にもイマイチ
共感できない。独特の説明口調な台詞回しも読み難くて、キャラへの感情移入を邪魔している。いくら王道ストーリーで
も、これではそんなに楽しめません。
 杉田先生が頑張っているのは分かるのだけど、このままだと今回も厳しいかと。更なる奮起を期待します。

銀魂
 あー、あの定食屋の親父さんが死んだんですか。長編以外で、しかもゲストではなく今まで出てきたキャラが死んだ
のは今回が初めてでは? 無駄に料理のレパートリーが多かった親父さんに合掌。
 と思ったら、親父さん、まだこの世に留まってやがったよ。そして始まっちゃったよ、死霊をも恐れない大暴走が。空知
先生、お坊さんに何か恨みでもあるんですか?と聞きたくなる程に弄ってますね。葬儀業界とか仏教関係者を敵に回し
ても構わないとは、空知先生のギャグ漫画家魂に敬礼。
 まあ焼香の正しい手順を教えてもらえたのはラッキーかな。って、この話まだ続くんですか。ラストぐらいは感動的にし
ないと、本当にそっち方面から怒られそうで怖い。

ぬらりひょんの孫
 イタクの鬼纏の絵、白黒の二色だけなのにカラー絵よりも美しいと思ってしまいました。椎橋先生はこういう絵を描か
せたら、間違いなくジャンプのトップクラスですね。
 鎌で真っ二つにされた土蜘蛛ですが、これで決着なのかな? いや顔まで割られているんだから終わりだと思うんだ
けど、まだ何かあるような気もするんですよねえ。ううむ。
 羽衣狐様の入水シーンで、また男性読者の人気を得るつもりですか。汚い、椎橋先生汚いよ。でもそんな先生が大
好きです、チクショー。
 死闘とお色気で読者の興味を高めたところで、ラストに初代ぬらりひょん登場と抜かりの無い構成は、お見事としか
言えませんね。宿敵の邂逅がリクオ達にどんな影響を与えるのか、非常に気になります。
 次号は本編と番外編の二話掲載ですか。椎橋先生、頑張ってくれるのは嬉しいんですけど、倒れたりしないでくださ
いね。いや本当に本気でちょっと心配なので。

BLEACH
 天鎖斬月と虚一護が合体した事よりも、ドン観音寺の登場にビックリしました。まさかこんなシリアスな場面でこいつ
が出て来るとは。藍染とは何もかも違い過ぎるキャラで、この二人が対峙しているだけでも笑えてきます。観音寺のカ
ッコいい台詞がギャグにしか聞こえません。私は病気なのかな?
 乱菊までやって来ましたが、彼女の目的は藍染よりも市丸の方でしょうね。昔を共に過ごした二人ですが、今は敵同
士。今の二人の間にあるのは愛情か、敵意か、それとも……?

トリコ
 会長、さすがの実力ですね。美食會の副料理長をも凌ぐ力を身に付けたトリコでも、傷一つ付けられないとは。そして
今のトリコではグルメ界に行くのも無理らしい。細胞そのものから鍛えて変えなきゃならないとは、どんだけ過酷なんだ
グルメ界。
 次の食材はオゾン草ですか。ギャグみたいな名前で個人的には『天空草』という名前の方がいいと思いますが、その
味は絶品らしい。次なる冒険ではどんな困難が待っているのか、遠足前のようにワクワクしてきます。これぞ冒険もの。

べるぜバブ
 三木と男鹿の戦いは決着つかずでしたか。でも立てなくなった、もう戦えないという事は、男鹿にとっては敗北に等し
いでしょう。焦る気持ちは分かります。
 そんな男鹿を拳で受け止める東条は、何だかんだ言ってもいい奴ですよねえ。ケンカ馬鹿だからこそ理解し合える世
界、馬鹿だけど男らしい。
 必殺技を見出したらしい男鹿、女性ファン獲得より自分らしさを貫いた姫川(笑)、葵の水着が見れそうにないのは残
念と色々ありましたが、いよいよ学園祭が始まります。大波乱は必至ですが、だから面白い。

いぬまるだしっ
 トイ・ストーリーに影響されたのか、今回はおもちゃ達のお話。あー、そういえば子供の頃、自分の寝ている間におも
ちゃ達が色々やってるんじゃないかと思って、ちょっと怖くなった事があります。死にたくない、殺されたくないよー、って
(お前はおもちゃに何をしたんだ)。
 幼稚園児がおもちゃを乱暴に扱うのは、仕方ない事です。傷付けられる方は嫌すぎるだろうけど、これもまた学習の
一貫という事で。長老は幸せそうだし(笑)。

保健室の死神
 折角捕獲した『冷血」を再びハデスに撃つしかなかった鈍の心境や如何に。普通の人間に戻ったハデス先生を見る
彼女の瞳は……切ないなあ。
 操の父から病魔を取り除いたハデス先生ですが、父親にはまだ何か残っているらしいですね。単に病魔に取り憑か
れた人ではなく、病魔を使いこなしていた罹人だから? 事件は解決したけど、まだ一波乱ありそう。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
 センターカラー。扉絵が怖いんですけど。絶対に夜には見たくない絵なんですけど。
 ヨウムってオウムの誤植かと思ってしまいました。オウムはオウム目オウム科に属する鳥の総称なんですね。不勉
強ですいません。
 異常なまでに賢いヨウムですが、これも大都会で生きる為の進化なんですよね。そういう目で見れば、生物とは人間
が思っているよりも逞しくて狡賢いのです。その頂点にいるのは人間だけど(苦笑)。いや恩を忘れない分、ヨウムの方
が人間よりマシなのかも。

めだかボックス
 新キャラは善吉の身内で、姉か妹かと思ったらお母さんとは。しかも転入生とは。こんな合法ロリ娘をゲットした善吉
の父親は、もしかしたらとんでもない大物なのでは。
 めだかをも上回る大物ぶりを見せた瞳さんですが、そんな彼女でさえ球磨川には要注意している。そして新たなマイ
ナス十三組のメンバーが。可愛い女の子だけど既に異常さをプンプン出していますね。真黒達三人の中で誰か犠牲に
なりそうで心配です。

SKET DANCE
 小説版を元にした番外編。内容は簡単に言えば「ドラクエはやっぱり偉大なゲームです」。そして「職業の選択は慎
重に」。いやかなり本気で。
 聞き間違いをしたレミーダが一番悪いけど、このリストを見て疑問を抱かなかった大神官も困った人ですよね。あと
「侶」という漢字は、確かに書ける人は少なそう。
 この六職で何になるかと言われたら、私も手品師を選ぶなあ。次はスライム。いや冷たくて気持よさそうだし(バカ)。
 とんでもない転職をしてしまったボッスン達ですが、案外強そうに見えるのは私だけ? 役たたずに思えるあっちゃん
が大活躍して、スライム勇者のボッスンが止めを刺す、そんな王道なストーリーになるかと。いやスライムな時点で王
道じゃないけどね。クソッ。

PSYREN −サイレン−
 アゲハと雨宮さんのラブラブっぷりが最高値にまで高まっています。お父さんの言うとおりアツアツじゃないですか。も
う訓練しているのかデートしているのか分かりませんが、まあいいか(笑)。
 フレデリカ、カブトの事がかなり気になっていますね(ニヤニヤ)。でもこの時代でカップルになっても、カブトが元の時
代に戻ったら、フレデリカはまだ幼い女の子だからなあ。色々な意味で心配です。
 最初の対決はそのフレデリカと、氷を操る星将ウラヌス。炎と氷の対決は炎の方が有利になる場合が多い気がしま
すが、さてさて?

メタリカメタルカ
 トレンカ、いい人そうですが同時に怪しすぎますね。何か企んでいるのは間違いなさそう。
 マグマ溜まりにあるレアメタルはトレンカが狙っているみたいだし、ルカ達は取り損ないそうですね。火口にあるレアメ
タルを狙う展開になって、その場合は今回関わったロックドラゴンが鍵を握るのでしょう。……こんなにも簡単に先の展
開が読める作品も珍しいですね。予想を裏切ってほしいけど、かなり無理そう。

黒子のバスケ
 黒子の言う事は至極ごもっとも。アメリカの時に黒子がいたら、火神を怒っていたでしょうね。
 桐皇が負けたのは意外でしたが、どの高校からもキセキの世代の選手が出ていないのはタイミングが良すぎる。予
め示し合わせていたのかな。でも、何の為に? ううむ。
 深まる謎と共に、遂に四人目の(黒子も入れれば五人目)キセキの世代・紫原が登場。今までの三人とは違う不気
味な雰囲気を漂わせていますね。トリッキーなプレイをしそうなキヤラですが、果たして?

少年疾駆
 遂に実質的な最下位に。それに比例するかのように、絵が荒くなってきた気がします。附田先生のテンションが下が
っているのかなあ……。
 順調に決勝まで進んだ御崎FCですが、相手のセポーラは予想以上の強さを見せる。阿久井も凄いけど、相手に一本
もシュートを撃たせない久原の方が凄い選手だと思います。点を取らなきゃ勝てないのがサッカーだけど、点を許さな
ければ負けないというのも事実ですからね。それでもPK戦で負ける事があるけど(涙)。日本代表、お疲れ様でした。

ピューと吹く! ジャガー
 屋根の家で縛られている人がいたら、普通は幽霊だって驚くでしょう。でもハマーなら驚きませんよね。むしろいつも
の事だと思ってしまう。それがハマークオリティ(笑)。
 そんなハマーの偽物が登場。でも本物と比べたら常識人らしさが残っていますね。ハマーというダメ人間を見続けて
きた読者は騙されませんよ。恐らくジャガーさんも。あのザクザクやったのは、絶対にワザとですね。私でもやるでしょう
し(おいおいおいおい)。
 この偽ハマーは、そふとくり〜むの最後の刺客かな? ううむ、やはり物語が終わりに向かっているような気がします。
寂しいけど見届けないと。


31号
あの「To LOVEる」が再びアニメ化するそうです。お色気強化的にはOVAの方が向いてそうだけど、果たして?
今年もやります、ジャンプスーパーアニメツアー。「べるぜバブ」のアニメ化は予想外。「トリコ」より先にTVに映るかも。
「トリコ」は休載です。

SWOT
 新連載第一弾。前作「斬」で良くも悪くも私達に衝撃を与えた杉田尚先生が帰って参りました。
 絵や構成、キャラクターの動きや台詞回しなど、前作と比べると確かに成長しています。余程勉強したんでしょうね。
前作もそうでしたが持てる力の全てを出している感じが伝わってきて、好印象です。
 ……が、その全身全霊を出して描いている作品が面白くない。ガリ勉だけど強くて照れ屋で不器用な性格の主人公
は面白いとは思うけど、読み切りで初めて見た時と比べるとインパクトは弱いし、話そのものも捻りが無くて展開が容
易に読めてしまう。頑張りっているのは分かるけど、それだけじゃあダメなんですよねえ。プロの世界は本当に厳しい。
 しかし杉田先生が成長しているのも事実。連載中に更に成長するのを期待してもいいでしょう。いや本当に期待して
います。ここのところの新連載陣の不調ぶりを吹き飛ばす作品になってほしいです。

ONE PIECE
 フーシャ村に戻ってきたガープを殴るダダン。エースとルフィの事を知っている彼女にとって、ガープが二人を助けなか
ったのは裏切りとしか思えないでしょうね。でもマキノが言うとおり、ガープも辛い。この戦争の結果はルフィとエースの
事を知る者にとっては辛すぎますね……。
 白ひげもエースも失った白ひげ海賊団はこれからどうするのだろう。一番隊隊長のマルコが率いるのが道理なんだろ
うけど、彼でも白ひげの跡を継ぐのは厳しいだろうなあ。このまま解散するかも?
 自らの非力を思い知らされたルフィを拳で諭すジンベエ。こういう事を言ってくれる人間が側にいるのは、ルフィにとっ
ては幸運ですね。おかげで今の自分に必要な存在を知る事が出来た。でもゾロ達は遥か遠くの地にいる。探し出すの
には時間が掛かりそうだから、まずはシャボンティ諸島に戻るのかな? 今後の展開が読めず、非常に楽しみ。

NARUTO −ナルト−
 語られる九尾の人柱力の真実。
 いくら友好関係にあったとはいえ他所の里のマークを用いるとは。木ノ葉と渦潮の関係の深さが分かります。
 ナルトを産んだ事で九尾の封印を破られ、後の悲劇に繋がるというのは何とも皮肉な展開ですね。でも、その悲劇の
原因となったナルトが成長して、九尾の力を手に入れようとしているのだから面白い。
 仮面の男の正体は、うちはマダラなのでしょうか? まず間違いないと思うけど、まだ何か一捻りありそうな気がしま
す。ううむ。

家庭教師ヒットマン REBORN!
 罠を仕掛けていたボンゴレでしたが、敵は罠を食い破り、その正体を現す。ああ、やはりこうなってしまいましたか。ツ
ナにとっては厳しい戦いの始まりですね。
 しかしボンゴレ側の攻撃が全く通じず、シモン側の攻撃は素通りするというのは、シモン側は死ぬ気の炎を超える力
を持っているのでしょうか。だとしたら精神的にだけでなく、戦力的にも厳しい戦いになりそう。

BLEACH
 一護の心の中の光景は、一護の精神状態そのもの。光景が寂しいのは一護の心が絶望に支配されているからです
か。あれだけ圧倒的な力を見せつけられたら、心が折れるのも当然ですね。白一護との戦いで闘志を取り戻さないと、
藍染とは戦う事すら出来ないのか。一護の試練は当分続きそうですね。
 余裕の藍染は一護のパワーアップも計算済み。むしろそれを望んでいるようです。強くなった一護の力を利用するつ
もりなのでしょうけど、その力で一体何をするつもりなのか。ここまで不気味さを漂わせているボスキャラも珍しいかも。
 たつきのピンチを救うように現れたのは誰だろう? 本命・石田父、対抗・浦原商店の面々、大穴・コン(最後のは絶
対にありません)。

ぬらりひょんの孫
 ポスタータイプの扉絵でセンターカラー。いよいよ始まるアニメの宣伝もバッチリですね(笑)。牛鬼様はさすがです。
 淡島に嫉妬しておことわりしちゃった つららが可愛いんですけど。淡島の正体知らないから仕方ないんだけど、決戦
中なんだから空気読んでください。
 なかなかリクオを認めなかったイタクですが、遠野妖怪の中では一番リクオと接しており、その成長も間近で見てき
た。口では厳しい事を言ってますが、それはリクオの事を認めている本心の裏返しなんですよね。いよっ、このツンデレ
(笑)。鎌鼬の大鎌の切れ味は半端じゃないだろうなあ。これで土蜘蛛に止めを刺せるか?

黒子のバスケ
 英語で話す火神に驚いたのは私もです(笑)。アメリカ帰りなんだから不思議じゃないのにね。火神ゴメン。
 語られる火神のアメリカ時代。そして氷室との過去。火神にとって氷室はアメリカで最初の友達で、兄貴分で、バスケ
と巡り会わせてくれた大恩人なのですか。勝ちたいけど勝ちたくない、微妙な相手ですね。
 しかし氷室の方はそうではない。いや、弟分だからこそ絶対に負けたくないのか。紫原まで来たみたいだし、とんでも
ない前哨戦になりそうですね。力の差を思い知らされそうだけど、面白くなりそう。

バクマン。
 …………ううむ、今回の話は評価に困りますね。意地を張って仕事を蹴った亜豆の態度は褒められないし、下手をす
れば業界を干されかねない行為だけど、そもそもこの仕事が決まったのは秋名の私情からだし、長年サイコーとの関
係を見続けてきた身からすれば二人の事を応援したくなるし、でも仕事を貰った社会人としては完全に失格だし、うー
ん、どう評価すればいいのやら。
 という風にストレスを感じながら読んでしまったので、私の評価は低めです。一応社会人の端くれとして仕事をしてい
る身から見れば、どんな理由があってもサイコー達の行為は褒められないんですよねえ。子供の頃に読んでいたら、評
価は変わっているかも。もうあの頃のような純粋な気持ちで漫画を読めない自分が、少しだけ哀しい。

SKET DANCE
 無駄に美形なエニグマンの恋物語パート2。あのまま終わっていたら悲しすぎる話だったので、続きをやってくれたの
は嬉しいです。
 でもエニグマン的には、続きをやらない方が良かったかもしれませんね。いや読者としては笑ったけど。見開きのオチ
で叫ぶエニグマン、今回の失敗がトラウマにならなきゃいいんだけど。教訓・備えあれば憂いなし。

銀魂
 真面目なストーリーの筈なのに、猿の長すぎる名前がいい意味で雰囲気をぶち壊して、良質のギャグ作品にしてい
る。このバランスはさすがですね。ウンコ投げ放題だけど(笑)。
 桂にマダオに沖田に月詠、この四人の中で一番役に立ったのがヅラとマダオというのが凄いつーか怖い。二人とも、
あんな異世界人をどこから連れて来たんだろう。バルムンクもアイザックも違う漫画に出ていたら、美形キャラとして女
性ファンの人気を獲得できただろうに……。ウンコ投げる為にやって来たお二人に大・拍手。

保健室の死神
 仮面の男の狂気の理由は、子供への歪んだ愛情と自身のコンプレックスでしたか。ううむ、彼の事を笑ったり否定し
たりは出来ませんね。私も才能に恵まれない人間なので、もし彼のような能力を授かり、子供がいたら……。
 親の狂気の代償は、子供が支払う事に。完璧である事を強要され、壊れてしまった操は、今まで自分の好きな事、
やりたい事を一切させてもらえなかったのでしょう。ハデス先生の台詞はそれを見抜いた上でのものなのだろうけど、
自分の命も賭けた大博打なのは間違いない。次回で決着を迎えそうですが、狂気と悲しみの親子の結末や如何に。

いぬまるだしっ
 前半はいぬまるくんのクッキング。先生の家に勝手に上がりこんで料理をするなんて、通報されてもおかしくないです
よ。いや、幼稚園児のやる事に真剣に悩まなくても…って普通の幼稚園児はこんな事しませんよね。いぬまるくん、ヤ
ンチャは小学生ぐらいまでで卒業しましょうね。
 でも料理のスキルは凄いですね。森田先生のキャラ弁当なんて、難易度が高すぎる。いぬまるくんの才能の底が見
えません。
 後半は四コマ。ふとしくんは不幸が似合うなあ。ごめん、でも本当に良く似合うんだ。本当にゴメン。

べるぜバブ
 女子の着替えシーンという嬉しいサービスを入れたのは、男鹿の敗北という作品的ショックを和らげる為でしょうか。
いえ別にいいんですけど。むしろグッドです。最高です。
 三木の技の前に敗れた(のかな?)男鹿ですが、このまま終わる男じゃない。むしろこれからが本番でしょう。東条と
のケンカで彼も技を身に付けるのかな? いや、そんな簡単な話にはならない気がしますね。田村先生のお手並みを
拝見させていただきます。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
 ボウリングですか。もう何年、いや何十年もやってないなあ。野球やサッカーのように手軽に出来ないのが、イマイチ
広まらない原因なのかも。
 秋本先生のボウリングに対する熱意が伝わり、面白く読めました。ボウリングのドラマが放映されてヒットしたら、確
かに一時的なブームは起きるでしょう。ですがそれはかつてのブームと同じ一時的なものだと思います。定着させる為
にはボウリングそのものを変えないと、ってそれじゃあボウリングの意味が無いか。難しい問題です。

少年疾駆
 掲載位置は順調に下降中。この勢いは止められないのか?
 絵は悪くないんですよね。今回多数出てきた女の子は可愛いし、キャラクターの動きもきちんと描かれている。新人
の作品にしては良質だと思います。
 でも、試合そのものは地味。派手に勝った筈の今回の試合も、そんなに派手なプレイをしているようには見えない。小
学生の子供に、プロ顔負けのスーパープレイをやらせる訳にもいかないし。しかもまだ連載は始まったばかりだし。
 でもこのままだと、陣明と晴輝の対立と和解を描いた時点で終わりそうな気がします。新連載陣の不調は当分続き
そうだなあ……。

メタリカメタルカ
 水野先生としては、力では敵わない強敵に知恵とチームワークで挑み、ルカ達が活躍して勝利する展開を描きたか
ったのでしょうし、描いたつもりなのでしょう。読者をワクワクさせたかったのでしょう。
 でも、すいませんが全然ワクワクしません。金属の性質なんてシロウトにはまったく分からないのに、その上コイルの
法則とか言われても……。こちらが不勉強なのは確かですが、大半の読者は金属には詳しくないでしょう。そういう事
を分かり易く伝えるのも、漫画を描く上では大切な事だと思うのですが。
 掲載位置が下がっているのは、当然の結果だと思います。むしろ前号までの順位がおかしい。今のままでは、この
漫画は打ち切られても全然惜しくないですね。水野先生、ここが踏ん張りどころだと思いますよ。

PSYREN −サイレン−
 ノヴァとは人とPSIを融合させる力ですか。恐るべき能力ですが、それくらいしないとW.I.S.Eの連中とは戦えないとい
う事でもある。星将との実力差は未だに大きいなあ。ましてや弥勒とは……ブルブル。
 アゲハ父も精神と時の部屋を使えるんですか(ちょっと違います)。「BLEACH」と被ってしまいましたが、ここは気にし
ない方がいいですね。
 集結する星将たち。第五星将だったドルキが死んだ事で、星将の順位も入れ替わったんですね。カイル達に負けたシ
ャイナが降格したのは分かりますけど、なぜカプリコまで? 何かミスをしたのかな。
 アゲハ達とW.I.S.E、互いの総力を結集した最終決戦が始まる。しかしこの決戦が終わっても、過去が変わる訳では
ないんですよね。本当の平和を齎す為には、過去の弥勒達を何とかしなければならない。だからといって未来を捨てら
れる筈もないんですけど。困ったものです。

めだかボックス
 球磨川のイカレっぷりが嫌という程に伝わってきます。確かにエリートを皆殺しにすれば馬鹿しかいなくなるかもしれ
ないけど、それは一時的な事で、いずれ馬鹿の中からエリートと言われる人材が現れるでしょう。その時はそのエリー
トを殺して、そしたらまたエリートが現れて……人類が滅びるまで殺し続けるつもりでしょうか? 球磨川ならやり兼ね
ないと思えるところが怖いですね。
 球磨川だけでも厄介なのに、不知火までマイナス十三組に入りますか。球磨川と不知火、言われてみれば似ている
部分がかなりありますね。味方にすれば頼りになるけど、敵に回すと恐ろしいところなんて特に。マイナス十三組との
戦いは、精神的にも辛い戦いになりそう。

詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談
 最終回。
 絵で表現する漫画で、『語り』を主体とした異色作。声が全く聞こえないというとんでもないハンデを背負いながら、新
人にしては良く描き切ったと褒めるべきなのでしょう。個人的には好きな作品だったし、ラストの読者への挨拶はこの作
品を象徴する名シーンだと思います。
 ですが、分かり難い部分が多かったのも事実なんですよねえ。色々な意味で読者を選ぶ、ジャンプ漫画としては異色
すぎた作品でしたね。それでも最近の新連載の中では面白かったです。古館先生の次回作、期待しています。

ピューと吹く! ジャガー
 何だかんだでまたいつものようにオヤジさんは成仏しないんだろうなあと思ったていたら、えっ、まさかホントに成仏し
ちゃうの!? そして明かされるジャガーさんの父の秘密。何でしょうか、この急展開は。
 まねまさか打ち切りが決まったんじゃないですよね? 違いますよね? この漫画はまだまだ続きますよね?