◆どんなアニメでも最終話を見終わった後は、虚脱感に襲われます。このアニメも例外ではありませんでした。しかしそ
の一方で、何かモヤモヤしたものも感じます。この気持ちは何だろう?
◆最終話のストーリーは、王道を突っ走りました。人類を見下す発言をするラスボスキャラと強力なMSに大苦戦する主
人公、しかし見事に勝利し、世界は新たな一歩を踏み出した……。うん、本当に王道で、対外の人が予想したであろう 内容です。リボンズを悪役にして全ての罪を背負わせて散らせたような感はありますが、それが悪いと言っている訳で はありません。エクシアR2vsOガンダムとか、コーラサワーとマネキンの結婚とか、嬉しいサプライズも含まれており、 面白かったです。劇場版にも期待しています。でもその一方で、モヤモヤは消えてくれません。時間が経つと共に膨ら んでいきます。
◆アロウズは解体され、地球連邦政府は新たな体制となった。世界は平和を取り戻したけど、平和とはいつ、どこで壊
れてもおかしくない、儚く脆いもの。平和な世界で暮らしていた沙慈とルイスは、その事を思い知らされた。だから二人 は世界を知ろうとする。第一期の第一クールの頃のように、自分達の回りの事だけしか考えていなかった頃には、もう 戻れない。それを成長と言うべきなのか、哀しい事と思うべきなのかは、見ている人の判断に委ねられるでしょう。沙慈 とルイスは、平和な国でアニメを見ている私たち視聴者の代理として、この作品に参加したキャラだと思っています。そ の二人がこう考えるようになった、つまりこれこそがこの作品を作ったスタッフの思いであり、私達に送られたメッセージ なのでしょう。では、それを現実に出来るのか?と聞かれると……難しいでしょうねえ。世界は情報で溢れています が、真実を伝えているものは数少ない。それを見極める為には、人はもっと賢くならなければならない。GN粒子のよう な都合のいい『魔法のアイテム』は現実には存在しない。人の未来は前途多難ですが、それでも人は歩き続けるしか ない。それが『生きる』という事なのだから。
◆ここまで書いて、モヤモヤの正体が何となく分かってきました。それは自分の無力と無知への失望、そしてスタッフ
の願いに応えられない自分への怒り。いい物語を見せてくれたスタッフに何らかの恩返しをしたいのだけど、それが出 来ない。変われない。刹那は変わる事が出来ましたが、人間が変わるのは並大抵の事では無理。だからこそ刹那は 凄いと思うし、自分が情けなくなる。うーん、モヤモヤするなあ。
◆最後に出て来た英文「The Childhood of Humankind Ends」とは「人類の幼年期の終わり」という意味です。そして木
星の奥で光る巨大な光。劇場版は木星人との戦いになる? ガンダムシリーズ初の宇宙人との遭遇及び戦闘となる のか? このモヤモヤを解消する為にも、劇場版は絶対に見に行きます。やっぱり私はガンダムシリーズが好き。
◆BEYOND。それは『〜の向こう(側)に』いう意味の単語。マイスター達が、沙慈が、リボンズが戦いの果てに見たも
のとは? 結末の向こう側にあったものとは?
◆対峙するビリーとスメラギ。イノベイターに加担したのは、人類を管理する為に生まれた彼らこそが、理想的な統治者
だから。檻の中の平和を望むか、荒野を走る過酷な自由を選ぶか。究極の選択ですね。社会人として生活していると 檻の中でも平和ならいーじゃん、と思ってしまいますが、これは正しいのだろうか? 今でも悩みます。
◆追い詰められていくCB。ティエリアは撃たれ、ルイスも沙慈の前で……。絶望と哀しみの叫びが響く戦場に、イノベ
イターとして完全に目覚めた刹那のダブルオーライザーが、GN粒子の波を放つ。従来のガンダムシリーズでは悲劇一 直線の展開でしたが、GN粒子のおかげで何とかなりました。沙慈とルイスが助かったり、アンドレイの本心が聞けた のは良かったけど、それでもGN粒子に頼り切ったこの展開は賛否両論だろうなあ。個人的には妙な粒子に頼らず、刹 那達が自分自身の力だけでこの領域まで辿り着いてほしかった。
◆それでも本心をさらけ出して語り合う人々の姿には、心に迫るものがありました。特に、愛する人への怒りと憎しみを
捨てたビリーと、彼の気持ちを受け入れたスメラギ。この二人はもっと早くこうするべきだった。そうすればビリーもCBに 入ったかもしれないのに。あ、それじゃあブシドーのMSを作る人がいなくなって、スサノオやマスラオが商品化できな いのか。おのれバ○ダイ(苦笑)。
◆イオリアは人類同士が対話で分かり合う事を無理と諦めて、GN粒子を作ったんでしょうね。それでも彼は人類に見
切りをつけなかった。自分自身の中で『破壊(絶望)』と『再生(希望)』を繰り返していたんだろうなあ。はた迷惑な過去 の亡霊か、それとも未来を見通した全知全能の大科学者か。評価が分かれる人物です。
◆アリー・アル・サーシェス、死す。刹那の運命を狂わせ、ライルの家族を殺し、沙慈の姉を手に掛けた戦鬼は、GN粒
子の相互理解の力をも受け入れず、ライルの銃弾によって倒れました。ある意味、戦いに生きた男に相応しい最期でし たね。刹那や沙慈とも戦ってほしかったけど、それは望み過ぎか。合掌。
◆肉体は死しても、精神をヴェーダと一体化したティエリアの助けで、イノベイターの機体は全て停止。これで戦いが終
わった、と安堵するのは一話早かった(笑)。現れたリボンズの機体は、ガ、ガンキャノン!? 第一期の金色ジム(ア ルヴァアロン)のように、中からMSが現れそうですね。そしてまたしてもグラハム乱入ですね、分かります(決め付ける なよ)。とにかく次回で最終回。ほぼ全ての因縁にケリがついた今、残るはリボンズとの決着のみ。戦いが終わった後 で、刹那を待っているものは…?
◆最終決戦、突入。作画が素晴らしい出来で、迫力ある戦いを見せてくれます。でもバトル中心だとネタが少なくなっ
て、感想を書くのに困るんだよなあ。もっとネタをください(こらこら)。
◆やはりリボンズは生きていた。そして久々に登場のアリーによって、リジェネも退場。ティエリアとの因縁対決がある
と思っていたので、ここでの退場は意外&残念です。そういえばこいつ、MSにも乗ってないな。スパロボでは声無し出 演になりそう。
◆旗艦が落ちて壊滅寸前のアロウズに止めを刺したのは、後方から放たれた巨大な光。それはイオリアが残した最大
にして究極の遺産、大型コロニー艦ソレスタルビーイング。組織の名を与えられたこの艦に対するイオリアの期待の大 きさが伺えます。ソレスタルビーイングを止める為に、ソレスタルビーイングが戦うという奇妙な構図ですが、燃える展開 なのは事実。やっぱりガンダムシリーズのクライマックスは、超強力ビーム砲を備えた巨大要塞が出ないとね(笑)。
◆リボンズの武器は艦だけではない。特攻MSガガの大群に押されるプトレマイオス。それを助けるカティ達ですが、愛
しの彼女を守る為にコーラサワーが……。まさかこいつがここで退場とは。いや、この不死身の男がこんな所で死ぬは ずが無い。最終回でひょっこりと顔を出してくれるはずだ。きっとそうだ!
◆ビリーがイノベイター側に付き、彼が作ったトランザムもイノベイターの手に渡る。今まで危機を切り抜けてきた力が
敵となって襲ってくるのは、普通に脅威。セラヴィーはあっさり落とされるし、ロックオンはアリーに苦戦。そして刹那と 沙慈はルイスのレグナントと交戦。CBへの憎しみを膨らませているルイスですが、沙慈の呼びかけが彼女を止めるの か? 戦いではなく、分かり合う事でこそ未来は変えられるという沙慈の理想こそ、イオリアの考えに最も近いものでし ょう。ダブルオーライザーのGN粒子が奇跡を起こすのか?
◆撃墜されたセラヴィーですが、ティエリアは生きていた。ヴェーダの前でリボンズと対峙する彼の狙いは? ビリーに
銃を突きつけられたスメラギはどうするのか? 陥落寸前のプトレマイオス、ここから逆転する策はあるのか? ラストミ ッションはこれからが本番。そして残りはあと2話。怒涛のクライマックスを見せてもらいましょう。
◆決戦その1、刹那vsグラハムの因縁の戦い。ダブルオーライザー相手にあそこまで粘ったグラハムは、やはり只者
ではありませんね。いや、カタギリ司令には負けるか(笑)。戦いの末の勝利のみを求めるグラハムに対し、戦いの先 にある未来を望む刹那。同じ戦士でも、二人の求めるものはまったく違う。敗北したのに死なせてもらえなかったグラハ ムは未来を手にしましたが、その未来を自分の手で絶つのか、それとも……?
◆月の裏側にあるヴェーダに行く為には、アロウズの大艦隊を突破しなければならない。数の力に頼るだけでなく、ビ
ーム撹乱幕まで用意していたグッドマン准将、ぐんじんとしては優秀な人なんですね。相手が主人公とその仲間達でさ えなかったら勝っていたかも。合掌。
◆それぞれの思いを胸に戦場に向かう者達。マイスター達は言うまでもなく、戦う事を拒絶していた沙慈も、ついに覚
悟を口にする。フェルトは刹那に花を贈り、マリナ達も宇宙に上がる。フェルトと刹那は年齢的にもお似合いなので、カッ プルにするなら、もっと前から描写してほしかったなあ。マリナ姫、刹那や年齢の事は気にするな。君には歌があるじゃ ないか。目指せ、OO世界のリン・ミンメイ(って、この娘も振られていたっけ)。
◆窮地に追い込まれた刹那達でしたが、カタロンや、マネキン率いるクーデター派に助けられ、形勢逆転。コーラサワ
ーの久しぶりの雄姿には、私も嬉しくなりました。第一期の最初でガンダムにボコボコにされた彼が、ガンダムと一緒 に戦う事になるとは、時代の移り変わりの激しさを感じます。
◆イノベイター側にも動きが。アロウズから離脱するルイス達。リボンズはアロウズの敗北も考えていたんですね。精
鋭揃いのアロウズも、リボンズから見ればゴミ同然か。そのリボンズも、リジェネの凶弾に倒れました。まあ次回予告 で生きていたから、大丈夫なんでしょうね。スタッフ、ここは見せちゃダメだったと思います。
◆アロウズは倒しましたが、戦いはまだ終わらない。いや、むしろこれからが本当の戦い。姿を現したイノベイターの巨
大母艦。そしてリボンズの後ろには、大量のイノベイターが。不吉なタイトルからして、次回でレギュラーキャラの誰か が死ぬ? 届けられたOガンダムが、棺にならなければいいんだけど。
◆アレルヤがソーマに艦の操舵を頼むシーンで、「いや、操舵はお前がやれよ。そしてソーマをアリオスに乗せた方が
いいよ」と思った私はセルゲイ大佐に怒られますね。すいません。
◆暗闇の中で輝く刹那の眼は、イノベイターのものと同一。リヴァイヴの考えているとおり、刹那がイノベイターと同じ存
在になりつつあるのは明白ですね。本人も自覚しているし。そしてそれこそが、イオリアの真の目的。CBの紛争根絶 のスローガンも、今なお耐えぬ戦乱も、全ては人に変革をもたらす為の舞台装置でしかなかった。……本気でCBのス ローガンに賛同していた人達が聞いたら、怒るか失望しそうだなあ。いや、人が分かり合えれば争いも起こらないのだ から、満更デタラメでもないのか。イオリア・シュヘンベルグ、死してなお世界と人の心を乱す、困ったオッサンです。
◆表面上は刹那を許したライルですが、愛する人を殺されて、そう簡単に割り切れるものではない。刹那とライルの間
に、ニールのような友情に似た信頼関係が生まれなかったのが痛いですね。これから生まれるのか?と期待するには 残り話数が無さすぎる。イノベイターを全て倒したら、刹那とライルの殺し合いで幕、という展開もあるかも。
◆平和を願うマリナの歌が、世界の各地で流れている。それは戦争を嫌いながらも抗う術を知らない人達の、平和へ
の願い。マリナ、この分だと「奇跡の歌の歌い手」として信奉を集めそうですね。ってマクロスかよ(笑)。
◆生きていた留美と紅龍。ですが、留美の心には未だ大きな闇が宿っていた。兄が無能だった為に未来を奪われた妹
は、未来を奪った家と、そんな家を作った世界への復讐を望み、破壊と革新を願う。うーむ、この辺りの設定はもっと突 き詰めれば面白かったかも。第二部ではあまり活躍しなかった王兄妹ですが、最後の最後で刹那達に希望を託しまし たか。でも、やっぱりネーナの手からは逃れられなかった。世界の変革の為といい、多くの人間の運命を狂わせてきた 中華の魔女の最期に合掌。あとチャイナドレスは不滅だ(黙れ)。
◆留美を殺して気分爽快なネーナでしたが、彼女も狙われる身でした。MAレグナントに乗ったルイスが、怒りと憎しみ
を燃やして迫る! 因果応報という言葉がよく似合うネーナの最期でしたが、これでルイスは「復讐」という心の拠り所 を無くしてしまった。代わりに他のガンダムを狙うのか、それとも誰かの胸の中で休む事を願うのか。どちらにしても、イ ノベイター化している以上、リボンズの思惑からは逃れられませんが。ルイスの受難は最終回まで続きそうです。
◆愛でもなく、憎しみでもなく、修羅の道を生きる為に刹那との戦いを望むブシドー、いやグラハム。敗北の証である傷
跡を刹那に見せたのは、それでも尚、という自分の気持ちを示したのでしょうね。トランザムを同時に発動し、粒子の世 界に飛び込む二人。そこで刹那からイオリアの真意を聞かされたグラハムは、どうするのでしょうか。そんなの知るかと 戦うのか、それとも……?
◆新たな武器を手にしたダブルオーですが、そこにアロウズの大艦隊が迫る。リジェネも怪しい行動をしており、イノベ
イター側にも亀裂が走りかけていますね。死者続出はクライマックスの証。という訳で、あと4話です。見逃しませんよ。
◆ラストシーンは感動的なものだったのに、倒された描写がないのに小型艇で脱出していたイノベイターの二人に笑っ
てしまい感動台無し。刹那じゃなくても、本当にイノベイターは人間以上の存在なのか?と問いたい。問い質したい。
◆脳量子波でアニューと通じ合い、ダブルオーとオーライザーを奪おうとするリヴァイヴ。やはり全てはイノベイターの計
画通りでしたか。ソーマがいなかったら、本当にダブルオーは持っていかれていたかもしれませんね。それと刹那、ア ニューの居場所が分かったのは、脳量子波を感知したのでしょうか? 薬の投与でイノベイターに成りつつあるルイスと 同様、刹那もイノベイターに成り掛けている? 本人は気付いているのかな。
◆奪われかけたオーライザーは、ハロのおかげで何とか奪還。刹那の言う「優れた戦術予報士」ってハロの事?と一
瞬思って吹き出してしまったのは、ここだけの話に。アニューとリヴァイヴのせいでCBの被害は甚大。そこへ間髪入れ ずに襲って来るイノベイター。話のテンポも早いですねえ。いや、ちょっと早すぎる気がしないでもない。その不安は、ク ライマックスで現実のものになってしまうんのです……。
◆イノベイター化しつつあるルイスが乗る新型MAの攻撃は、強烈ですねえ。曲がるビームはSEEDのフォビドゥンガン
ダムやSEEDデスティニーのレクイエムを思い出しました。スパロボに出たらネタにされるんだろうなあ(笑)。と笑って はいられない。セラヴィーのバーストまで防がれるとは、ボスキャラ級の強さです。こいつは倒すより、沙慈に説得させ た方がいいかも。あ、アレルヤには期待してません。ソーマのサポート役として頑張ってください(うおい)。
◆ロックオン、いやライルとの死闘の末、その言葉を受け入れかけたアニュー。人間とイノベイターだって分かり合え
る、という希望を持たせて、リボンズの介入による痛烈な裏切り。そして、悲劇。流れるような戦闘シーンの末に見せら れたこの結末には、視聴者は見入るしかありません。こうなる事は半ば分かっていたとはいえ、やはり見ていて気持ち のいいものではありません。でも、アニューがもう少し早くから登場して、視聴者にも感情移入させてくれれば、彼女の 最期はもっと感動できたのに、と残念がる自分もいます。視聴者、いや傍観者ってワガママ。
◆自分がアニューを撃つと言い、そのとおりにしてしまった刹那。彼を殴るライルですが、本当は刹那が正しかった事
は分かっているのでしょう。それでも誰かに、何かに怒りをぶつけずにはいられない。その怒りを黙って受け入れる刹 那。ライルをCBに誘った責任も感じているのかもしれませんね。殴られた刹那が思い浮かべたのは、マリナが歌う平 和の歌。再びマリナと出会う事を望んでいるのかな?
◆残り5話という事で、急展開が続きます。生きていた留美と紅龍、何者かに銃を向けるライル、そしてCBにも新戦力
が? クライマックスに向けて着々と進む世界は、どんな変革を見せてくれるのか。
◆「いや、今回そんなにイノベイター活躍してないだろ。一人捕まったし。タイトル詐欺ですか?」と途中まで思っていた
のですが、終盤で納得。次回はロックオンが涙を流すのでしょうか。
◆CBとアロウズの激闘の中、ダブルオーライザーの光が、再び人々の心を繋げる。刹那と沙慈、ルイスやソーマだけ
でなく、一般人であるスメラギやラッセ達も影響を受けましたか。リボンズの予想では既に死んでいるはずの刹那が生 きている事といい、ダブルオーライザーのGN粒子が変化して、その力を強めたのでしょうか。このままだと刹那がイノ ベイターになったりして。
◆GN粒子の導きによって、心を通わせる沙慈とルイス。復讐と新世界の構築こそが自分の生きる道だと言うルイス
を、沙慈は優しく否定する。昔のルイスに戻ってほしい沙慈ですが、人はそう簡単に今の自分を変える事は出来ない。 過去と現在、愛する人の言葉と自分自身の思いの間で叫ぶルイス。しかしこの叫びは、彼女が迷っているという証拠 でもある。今回は説得失敗でしたが、希望はあります。
◆アンドレイに怒りと憎しみをぶつけるソーマ。復讐鬼に成りつつあった彼女を、沙慈の叫びが止める。復讐をしても死
んだ人間は生き返らないし、誰も喜ばない。これを綺麗事と笑うか、そのとおりだと受け入れるかは人それぞれでしょ う。戦いを見ていたブシドーは、間違いなく否定するでしょうね。彼もまた、ガンダムへの執着と復讐心によって生きて いる人間ですから。
◆ルイスを取り戻す為、戦うと決めた沙慈。もう彼に迷いはありません。その姿には頼もしささえ感じますが、これでも
し、ルイスに何かあったら……。鋭い刃は折れやすいものです。刹那は沙慈という刃を守れるのか?
◆戦う事を決めた沙慈とは正反対に、マリナは殺されかけても銃を手に取らない道を選ぶ。彼女は子供達と生きる道を
選んだのですね。それもまた一つの道です。しかし、連邦に追われるマリナ達は、戦わなければ生き残れないのも事 実。この苦悩の選択に、マリナはどんな結論を出すのでしょうか?
◆捕まったリヴァイヴですが、焦る様子は全く無し。ヒリングの様子からすると、リヴァイヴが捕まるのも計算の内? そ
してアニューがイノベイターに覚醒。CBの動きを伝える役目を与えていた彼女を目覚めさせたという事は、ここで一気 に決着をつけるつもりなのでしょう。話数も残り少ないし(苦笑)。ともあれ、これはロックオンにとっては最悪の展開。敵 となった恋人を、彼は撃てるのでしょうか。それとも……。
◆いきなりのネーナ反逆。そして、まさかこんなに早く?と驚いた留美の退場(ついでに紅龍も)。リジェネと手を組んで
暗躍するかと思っていたので、これは意外でした。本性を現したネーナですが、兄の仇とも言えるイノベイターに手を貸 すつもりも無いでしょうし、これからどうするつもりなのか。刹那の元へと、CBと合流する? うーん、危険なラブコメだ。
◆次回はロックオンとアニューの恋物語に決着の時が。愛する男との戦いの中で、アニューが選んだ道は、そしてその
結果は……?
◆今回はタイトルどおり、人の思いが複雑に交錯していますね。男女だけでなく、男達の友情?や対抗意識なども見
えています。ラストでマイスター達がそれぞれの大切な者の名を呼ぶシーンは印象的ですね。でも刹那はオチ担当とい う事で(笑)。ヒロインなのに名前を呼ばれなかったマリナ・イスマイールの明日はどっちだ? 取り合えずラジオ局には 曲の無断使用への抗議の電話をすべきかと。
◆タワー崩壊から四ヶ月後の世界は、カタロンが事実上の壊滅状態で、連邦がほぼ世界を掌握している。そしてその
世界を守るのは、リボンズが黒幕であるアロウズ。ここまでは完全にリボンズの思惑どおりに事が運んでいるみたいで すね。しかし彼に不満を持つ留美やリジェネ、そしてCBも動き出す。油断していると足元を掬われますよ、リボンズさ ん。専用MSぐらい作っておくべきでは?
◆父殺しの罪を、軍務という言葉で納得させようとするアンドレイ。肉親を撃った彼に驚きつつ、自分は沙慈を撃てるの
かと悩むルイス。なるほど、こうやってルイスを苦悩させる為にアンドレイと近づけたんですね。しかし沙慈とルイスがま た恋人同士になったら、アンドレイがキレて…という、父との悲劇を繰り返す結果にならないかな。心配だ。
◆マリーの名を捨て、ソーマとして振舞うマリー。セルゲイの死がそれだけショックだったんでしょうね。ソーマの人格が
蘇ったのか、マリーの人格だけどあえてソーマを名乗っているのか。後者だとしたら、マリーが悲しすぎる。そんな彼女 の力になれず、落ち込むアレルヤも。出番が増えても、これじゃあ嬉しくないでしょうね。
◆ライルとアニューが恋仲になりましたか。外見的にはお似合いの二人ですが、アニューの怪しい言動にライルは疑惑
を抱いていますね。出撃する前の表情からすると、何となく気付いている? この二人には悲劇的な結末しか考えられ ないなあ。あと、二人とも服を着ていたのは日曜夕方の規制ですか? おのれ。
◆ルイスを取り戻す為、自らの意志で戦場に行く事を決意した沙慈。そんな彼を名前で呼ぶ刹那。刹那は本当に成長
しましたね。でも、立派になった彼にガラスのような儚さを感じるのは私だけ? 主人公じゃなかったら、台詞もポジジョ ン的にも死亡フラグ満載だからなあ。怖いです。
◆それぞれの決意を胸に秘めて、出撃するCBの面々。それはアロウズも同様。ルイスと沙慈の運命に、決着の時が
近づいているような気がします。そして、イノベイターの暗躍。ヴェーダの位置情報を流したリジェネの目的は? ひょっ として、彼がラスボス?
◆第一期からのレギュラーキャラから、ついに脱落者が。セルゲイ大佐のご冥福をお祈りします。甘いところもあったけ
ど、そこが魅力的な軍人でした。スパロボに出たら生存して、味方になってくれないかなあ。
◆危機に瀕した世界の裏で、傲慢な思想を語るリボンズ。何だか昔のご主人様に似てきた気がします。何気に影響受
けていたのかな?(笑) 不満そうなリジェネ辺りに足元を掬われそうなんですけど。
◆メメントモリの発射を阻止しようとする刹那。沙慈も『守るための戦い』という事で、オーライザーで戦場へ。でも人間を
相手にするのはまだまだ無理みたいですね。しかし自分の意志で戦う道を選んだところは、何気に成長していますね。 いや、CBに染まってきただけ? 自分の意志で歩く彼の物語は、これからが本番なのかな。
◆イノベイターの一人、デヴァインがあっさり退場?し、メメントモリも破壊してメデタシメデタシ、とならないのがこのアニ
メの困ったところ(苦笑)。崩れ去るタワー、落ちていく大量の破片。CBとカタロンだけでなく、連邦やアロウズまで力を 合わせて破片を砕くシーンは、単なる共闘を超えたカタルシスを感じました。おかげで町への直撃は避けたみたいです が、それでも被害は甚大な様子。新世界のシンボルだった軌道エレベーターの崩壊は、人の心にも影響を与えそう。 崩壊の後に待つのは、果てしない絶望か?
◆素晴らしい共闘劇の後に待っていたのは、スミルノフ親子の悪夢のような結末。母を見殺しにした(と思い込んでい
る)アンドレイにとって、セルゲイは父である以上に、母の仇だった。それでもセルゲイが手を差し伸べ続ければ、いつ かは手が届いたかもしれない。しかしセルゲイも息子にどう接すればいいのか分からなかった。不器用な父と、思い込 みの激しい息子のすれ違い。この悲劇を目にしたマリーの心境は、どんなものか。セルゲイの仇を討つ為、彼の息子を 殺す道を選ぶのでしょうか。それこそセルゲイが最も望んでいない道なのに……。
◆次回は一気に四ヶ月が経過し、変わり果てた世界へ。どうやらここが刹那達のラストステージになりそうですね。心
を乾かせた人々の思惑がうごめく中で、刹那は、沙慈は、マリナは、ルイスは、他のガンダムマイスター達はどう生きる のか。何と戦うのか。そして、その結末は……?
◆今回はスーパーオッサンタイム(笑)。最近影が薄かったセルゲイが、友人のハーキュリーと共に濃いドラマを見せて
くれました。そしてアレルヤの出番は少なめ。それがソレスタルビーイング(意味不明です)。
◆完璧な情報統制を行い、その悪行を隠している連邦とアロウズに対して、ハーキュリーは犠牲を覚悟で六万人の証
言者を作るという荒療治(クーデター)をする。少数とはいえ民間人を犠牲にするハーキュリーのやり方は、決して褒め られるものではありませんが、アロウズに対抗するにはこれしかないというのも事実。普通の相手なら効果的な作戦だ ったのですが、アロウズが都市一つ消す事も躊躇しない連中だという事を忘れていた? このミスは致命的かも。
◆刹那の前に立ちはだかるミスター・ブシドー。世界の変革も、アロウズの悪行も、正義も信念も完全無視。戦いのみ
を愛し、戦いのみに生きる。その生き方はある意味清々しいですが、修羅の生き方であり、そんな生き方をしていたら 新たな戦いを呼ぶのも事実。かつて修羅だった刹那は、変わろうとしている。でもブシドーは変わらないでしょうね。こう して相対させてみると、やはり彼が刹那のライバルだと分かります。超えるべき存在を超える日は、案外近い?
◆スミルノフ親子の葛藤。ハーキュリーの行いに心を痛めるセルゲイは、危険を承知で友の元に行く。一方アンドレイ
は、父とその親友に対して、アロウズの正義を宣言。母親の死がこの親子を断絶させてしまったんですね。こんな事こ そお母さんは望んでいないと思うんだけどなあ。母の心、子知らず。
◆アロウズの切り札、それは二基目のメメントモリだった。これで軌道エレベーターごと全てを消滅させるつもりなのか
な? 六万人の口を塞ぐ為とはいえ、その為に軌道エレベーターを失うというのは損失が大きすぎる。エレベーターの 代わりをしてくれる新しい施設でも作っているのかな? リボンズが今回動かなかったのは、その施設を作っているか らだったりして。
◆次回は本当に『悲劇』が起きそう。倒れた刹那に代わってダブルオーライザーを操縦するのは、沙慈? そしてつい
にマリーも戦場へ。彼女の前に立つのはルイスか、それとも……。
◆アリオスの出番が増えたと思ったら、今度はGNアーチャーが……。せっかく出撃できそうだったのにねえ。アレルヤ
にかけられていた呪いが移ったのかな?(笑)
◆CBに総力戦を挑むアロウズ。その裏側では、ハーキュリーを中心とする連邦軍の勢力がクーデターを策謀し、カタロ
ンもそれに追随する。アロウズへの包囲網が確実に狭まっていますが、アロウズの黒幕であるイノベイターに焦りの色 は全く無し。ブリングの死にも、まったく動じていません。人間をナメているのか、それともまだとっておきの切り札があ るのか。不気味です。
◆親殺しの過去に捕らわれ、戦い続ける刹那を諭したのは、回想のロックオン(ニール)と現実のマリナ。ロックオン(ニ
ール)が刹那の中で未だに大きな存在なのが分かります。女王ではなく、音楽の道に進みたかったというマリナと、戦 う事の辛さを隠して戦う刹那。やはりこの二人は似ていますね。逃れられない運命の輪に、それぞれの形で挑み続け る二人ですが、別れの際の言葉はどうも不吉。これが今生の別れになりそうな気がするのは、私だけ?
◆圧倒的な戦力で、CBを追い詰めるアロウズ。コーラサワーを自機のパイロットにしたマネキン大佐の判断に感心。M
Sで出撃しても落とされるだけだし、適材適所ですね(笑)。ところでカタギリとマネキンは学生時代に会っているはずな のですが、二人とも初対面のように振舞っていますね。覚えていないのかな?
◆絶体絶命のCBを助けたのは、ハーキュリー派によるクーデターの急報。軌道エレベーターを占拠したハーキュリー
達は、ここからアロウズへの反撃を行うようですが、セルゲイも危惧していたようにアロウズは決して甘くない相手。マ スコミを情報操作して、軌道エレベーターを占拠しているクーデター軍をテロリスト扱いして、堂々と攻撃するくらいの事 はやるでしょう。ハーキュリーはその対抗策を考えているのかな?
◆刹那の動きを読んでいたミスター・ブシドー、マスラオで出陣! CBの切り札として使われてきたトランザムでした
が、ついに敵にも同じ機能を持つMSが現れた。トランザム同士の戦いは見応えがありそうで楽しみです。
◆ED、歌もいいのですが、思わせぶりな絵も気になりますね。ボロボロになったガンダム達、繋ぎ合わされたり、捨て
られたりしている衣服。これ等が意味するものはCBの敗北なのか、それとも……。
◆次回はサブタイトルからして不吉ですねえ。セカンドシーズン後半戦の最初の山場になりそうな戦いが始まるみたい
ですが、その戦いは刹那や沙慈達に希望をもたらすのか?
◆最終クールに突入し、OP曲も変更。以前の曲とは違い、どこか儚げで、切ない感じのする曲ですね。哀しげな表情
をする人が多い事といい、最終クールは壮絶な、しかし哀しい戦いが繰り広げられるのしょうか?
◆メメントモリを落としたものの、犠牲も大きかったCB。刹那とははぐれるし、プトレマイオスはしばらく動けない。しかし
この間にも世界は大きく動こうとしている。連邦内部のクーデターにカタロンが手を貸せば、アロウズといえど危機に陥 るでしょう。しかし、そうすんなりと事は運ぶのでしょうか? この一連の動きもイノベイターの手の中だったりして。
◆どこに隠れていても、イノベイターにはすぐに見つかってしまう。その原因は視聴者には一目瞭然ですが、アニュー本
人はまったく気付いていない様子。OPに登場した事といい、ライルとの仲が進展しそうな事といい、最終クールは彼女 が重要な役を担いそうですが、悲劇の予感しかしないんだよなあ。それもまたガンダムシリーズの伝統?
◆刹那と対面したリボンズが明かした衝撃の事実。全ての始まり、幼い刹那を助けたOガンダムのパイロットはリボン
ズで、刹那をガンダムマイスターにしたのも彼だった。自分の意志で選んだと思っていた道が、他人に用意されたもの だったとは、刹那の受けた衝撃は大きいはず。それでも彼は戦う。戦う事しか知らないから。戦いこそが生きる証という サーシェスと、こういうところは似ているんですよね。もっとも、力の使い方は全く違いますが。
◆イノベイターとの激闘は続く。戦闘ではしばらく出番が無かったアレルヤが活躍し、ティエリアはセラヴィーの切り札を
使ってブリングのガラッゾを撃破。ついにイノベイターの一角が崩れましたか。それにしてもセラヴィーの仕掛けにはビッ クリ。あの背中のガンダム顔には色々な意味で騙されました。で、いつ合体するんですか?(しつこい)
◆サーシェスを追い詰めた刹那でしたが、どこからか聞こえてきたマリナの歌が彼を止めた。戦う事しか知らない刹那
の心に、平和を願うマリナの歌が聴こえ、それがサーシェスを逃す結果になるとは、何とも皮肉な展開。歌がもたらす のは平和ばかりではないという事でしょうか。考えすぎかな?
◆着々と次の戦いへの準備を進めるアロウズ。新型MAのパイロットに選ばれそうなルイス、新たな機体マスラオを手
に入れたミスター・ブシドーと、完全にスメラギと決別したカタギリ。この三人はCBにとって最大の敵になりそうですね。 沙慈はOPのように悲しみに包まれるのでしょうか? 希望がある展開になればいいんだけど。
◆作戦時に名前が出なかったアレルヤとアリオス、実はこの作戦のキーキャラだと思っていたのですが、単なる推進
力扱いかよ(笑)。マリーが呼ばれた時は、彼女がGNアーチャーが乗ってアリオスと一緒に大活躍かと思ったのに。ア レルヤが目立てるのはいつの日だろうか。
◆話の流れ的にメメントモリが落ちるのは分かっていたのですが、それでも見応えのある戦いでした。大胆さと繊細さ
を併せ持ったスメラギの作戦は危なっかしいものでしたが、冒頭でカタロンの艦隊があっさり壊滅したのを見ているの で、これだけのギリギリな賭けをしないとメメントモリは落とせなかったという事が分かります。話の構成がさり気なく上 手いなあ。
◆ケルディムの新兵器シールドビット、なかなか使えますね。決して無敵の盾ではなく、攻撃されたら壊れるというのは
妙にリアルですね。でもダブルオーライザーが強すぎるので、これくらいでちょうどいいのか。
◆壮絶な戦いの影で暗躍する者たち。やはりネーナは本心から留美に従っている訳ではない様子。むしろ留美の事を
馬鹿にしている? ラストで刹那を助けたり、メメントモリの攻略を影からサポートしたネーナ。これを留美が知ったら、か なり怒りそうですが、彼女が怒っている姿は想像できないなあ。しばらくはバレずに済みそう?
◆いい悪役だったリント、呆気なく死亡。矢尾一樹さんの演技も良くて、なかなか印象深いキャラでした。しかしアロウ
ズの中でも見事な悪役だった彼が退場したのでは、今後はアロウズを『倒すべき敵』として演出しにくそう。次回は刹 那とリボンズが対面しそうだし、一気にイノベイターとの決戦に持ち込むのかな?
◆メメントモリの陥落を知ったカタロンが、いよいよ反撃に出る? ラストでセルゲイの元に現れた元上司らしき人はカタ
ロンのメンバーかな? セルゲイ、連邦の強引なやり方に反対してカタロン入りするのかな。次回はマリナも新たな動 きをするようだし、そろそろアレルヤも(言ってあげるな……)。
◆戦場での出会いもしくは再会というのは、ガンダムシリーズではお約束とも言えるイベント。しかしこれがハッピーエ
ンドに結びつくかと言うと、その可能性は極めて低い。特に男と女は。ガンダムシリーズのこの『伝統』を沙慈は打ち破 れるのでしょうか? ぶっちゃけ結果の見えているメメントモリ攻防戦より、そっちの方が気になります(苦笑)。
◆予想どおり、いや予想以上の力を見せるダブルオーライザー。速いし強いし、敵の思考は読めるし(自分の思考も読
まれるリスクはあるけど)、その上機体を粒子状にして攻撃をかわすなんて、とんでもないMSですねえ。歴代ガンダム の中でも最強クラスなのでは? ガデッサとガラッゾも相手にならないし、もうアロウズはデビルガンダムでも持ってくる しかないのでは?(地球が滅びます)
◆戦火の中のすれ違い。沙慈とルイスもそうですが、沙慈と刹那も気持ちがすれ違っていますね。沙慈にとって刹那は
自分達の幸せを壊した組織の一員。刹那もその事は否定しない。しかし、だからこそ刹那は沙慈の事を気にかけ、ル イスを助ける手助けをしようとする。でも戦う事しか知らない刹那は、その気持ちを上手く口にする事が出来ない。刹那 にロックオン兄弟並の話術があれば、沙慈も吹っ切ることが出来たのかな。人の心を察するのは、戦いに勝つ事よりも 困難なのです。
◆心を察すると言えば、ルイスは沙慈の心に触れながらも、憎しみに捕らわれて理解しようとしない。CBに全てを奪わ
れたルイスにとって、直接手を下していなくても、CBにいる者は全て敵。それはかつてのボーイフレンドであっても例外 ではない。アンドレイの気遣いの言葉も、今のルイスには届かない。沙慈との再会はルイスにとって、地獄への切符に なってしまうのか。
◆オーライザーを奪ってまでルイスの元へ行こうとした沙慈と、沙慈との映像メモリを消したルイス。過去を忘れられな
いけど自分の愚かさに気付きつつある沙慈と、過去を忘れて修羅の道を歩もうとしているルイス。まったく正反対の道 を歩くこの二人が再び出会う時は、壮絶な展開になりそう。色々な意味で。
◆今回は沙慈とルイスに焦点が当たっていましたが、他のキャラの動向も見逃せません。自分も知らなかったツインド
ライブの力に驚愕し、それを奪おうとするリボンズ。彼に叩かれる留美を冷酷な目で見るリジェネ。メメントモリの攻撃に 苛立つカタロンの面々。そして、失われていく命や国に思いを馳せるマリナ。物語はいよいよクライマックスに突入しつ つありますが、彼らがどんな活躍をするのか気になります。あと回を追うごとに影が薄くなっているアレルヤと、地味に 出番が減っているティエリアも。次回のバトルで頑張れ、二人!
◆という訳で、次回は第一(事実上は第三)クールのラストを飾る、メメントモリの大決戦。アロウズもカタロンも、そして
CBも総力を継ぎ込んだ戦いになりそう。この戦いは世界を、そしてこの物語をどう変えるのか?
◆せっかくのバトル回なのに、一人だけ別任務のアレルヤに涙目。いや、味方の護衛も大事な任務ですけどね。本当
にハブラレルヤになりつつある、いや、もうなってる?
◆メメントモリの一撃によって、スイールの首都は壊滅。あまりにも強すぎるその力は、平和をもたらす力と評価するに
は危険すぎる。汚染の心配が無い分、核より気軽に使えますからね。気軽に使えて、大勢の人を殺せる兵器。カタロン でなくても頭が痛くなりますね。
◆イノベイターと手を組みながらも、本心からは従っていない留美。彼女の目的はあくまで『世界の変革』であり、それ
を行う為ならば相手も手段も選ばない、という訳ですね。もっともメメントモリの威力に驚いたり、ネーナの怒りに気付か なかったり、人間らしいところも見え隠れしていますが。彼女は誰かに後ろから刺されそうだと思うのは、私だけ?
◆ついに刹那達にイノベイターの存在を明かしたティエリア。真実を知った刹那達は、アロウズの打倒とイノベイターの
殲滅を誓う。第一期の世界を敵に回していたテロ組織だった頃と比べて、明確な『敵』が出て来たおかげで刹那達の行 動に共感できますね。しかしアロウズも、上層部は冷酷非情だけどジニンやルイス達のようなテロの犠牲者とも言える 人物もおり、決して『悪の組織』ではない。正義と正義のぶつかり合い、勝利するのは果たして?
◆CBの基地を襲うアロウズ部隊。マネキンが指揮しているだけでも厄介なのに、イノベイターが二人もいる。MSガデ
ッサとガラッゾの性能もはガンダムを上回っており、オーライザーが無かったらCBはここで全滅していましたね。って、 ついこの前もそんな展開があったような……。第二期では苦戦続きのCB、オーライザーは彼らの切り札となるのか?
◆そのオーライザーのパイロットですが、沙慈になるみたいです。今回は状況故の搭乗でしたが、次回からは戦場にい
るルイスを説得する為に、自らの意志で出てきそうですね。戦場ですれ違いながらもラブラブな会話をして、刹那を苛立 たせるんですね、分かります(笑)。
◆ダブルオーライザーのGN粒子解放が、刹那と沙慈、そしてルイスの精神を邂逅させる。前回ハレルヤが覚醒した
り、マリーが大佐の危機を感じ取ったのも、この伏線だったのでしょうか。これがGNドライブの真の効力であり、イオリ アが意図したものだとすれば、全ての人類の精神を感応させる事こそイオリアの目的なのか? ううむ、分からない爺 さんだ。
◆次回は、ダブルオーライザー大暴れ! そして他のガンダム達も、新たな力を見せる! しかし沙慈の心は晴れな
い。戦場で、しかも敵同士として出会ってしまったかつての恋人達が選ぶ未来は?
◆17歳の頃のスメラギさんは可愛いなあ。この時はまさか自分が非合法組織の一員になるなんて、思ってもいなかっ
ただろうな。人生一寸先は闇。そしてコーラサワーの行く所には笑いの光。いいキャラだ。
◆連邦の中東支配は着々と進む。戦力でも情報戦でも劣るカタロンに勝ち目は無し? それでも何とかしようとするシ
ーリンから見れば、理想論しか言わないマリナは『お姫様』なんでしょうね。子供の言葉はなかなか的確ですが、大人 になるとそれが出来ないものなのですよ、コナン君(違う)。
◆アロウズの新型MSがまたまた登場。その名はガラッゾ。ガデッサに似ていますが、GNフィールドを装備し、格闘戦
に長けた機体です。パイロットはイノベイターの一人、ブリング。ダブルオーガンダムを圧倒するその強さは、アリーと同 等? ダブルオーガンダム、初登場の頃の強さが感じられませんね。だからこそのオーライザーか。開発していなかっ たらと思うと冷や冷やします。備えは万全に。
◆CBの新メンバー、アニュー・リターナー。どうみてもイノベイターです、ありがとうございました。と言っても、リボンズ
達とは通じていない? 個人的に留美と手を組んでいるのか、何か別の思惑があるのか。と思わせておいて、次回で リボンズと普通に通信しているかもしれない。一寸先も見えないアニメ、それが『機動戦士ガンダムOO』。感想サイト泣 かせな作品ですよ、まったく。
◆沙慈とマリーの会話では、いつルイスの名前が出てくるかとドキドキしましたが、結局スルーですか。気を持たせる
なあ。まあルイスとマリー(ソーマ)は一度だけしか会ってないから、そんなに覚えていないのかも。覚えていたとして も、あの時の少女兵士と目の前の男性が恋人だったなんて想像も付かないか。人の縁は複雑怪奇。
◆アロウズの新たな力、衛星軌道上に作られたビーム砲メメントモリ。その圧倒的な破壊力によって、反抗勢力を全て
黙らせるつもりなのでしょうが、ガンダムシリーズではこの手の兵器を出した方は必ず負ける。CBによるメメントモリ破 壊作戦が行われるのでしょうね。アロウズの命運が尽きる日は、予想以上に早い?
◆爆発に巻き込まれたセルゲイの事も気になりますが、まさかハレルヤが復活するとは。これで影の薄くなっていたア
レルヤにも光が当たりますね。そしてマリーはソーマに戻って、GNアーチャーに搭乗? それなら燃える展開だけど、 さて、どうなる事やら。
◆次回、アロウズの攻撃はCBの基地にまで迫る。窮地に追い込まれたCBを救う為、新たな力を得たダブルオーガン
ダムが飛ぶ! ダブルオー&オーライザーと最初に戦う方は、ホントご愁傷様です。
◆見事に空気を読んだカタギリさんに拍手・ミスター・ブシドーはまだまだ謎の人♪
◆前回戦闘が無かった分、今回は盛りだくさんでしたね。序盤のダブルオー&セラヴィーvsアルケーも見応えありまし
たが、後半のスメラギとマネキンの戦術合戦もなかなかのものでした。宇宙にミスター・ブシドー級のエースがいれば マネキンの勝ちだったのに、残念でした。まあここでマネキンに勝ってもらうと物語が終わってしまうのですが(身も蓋も 無いな)。
◆タイトルにもなっているように、今回は各キャラの過去の焦点が当てられています。サーシェスに操られテロを行って
いた刹那、家族を殺されたライル、ロックオンの仇を討とうとする一方でリボンズの言葉に心を揺らすティエリア、ルイス の事を思い続ける沙慈、ガンダムへの憎しみを抱き続けるルイス、ガンダムへの闘志を燃やすカタギリとミスター・ブシ ドー。人は誰も過去からは逃げられない。スメラギもいよいよ辛い過去と向き合う時が来たようです。………………あ れ? 誰か重要なキャラを忘れているような気が。コーラサワーだっけ?(アレルヤです。早くも地味キャラに戻りつつあ る彼に幸あれ)
◆アルケーガンダムの機能を駆使して、二機のガンダムを圧倒するアリー。四年前より確実に腕を上げていますね。彼
にとって混沌とした今の世界は、望みどおりの世界でしょう。憎くて強い敵もいるのだから、生き生きとするのも分かり ます。戦鬼と化したこの男を倒すのは刹那か、ティエリアか、それとも?
◆家族を殺されたのに、意外と冷静な対応をする二代目ロックオンことライル。兄のニールと違い、あまり家族に思い
入れは無いみたいですね。ニールとも連絡を取っていなかったみたいだし、実は家族とはあまり仲が良くなかったのか な。それとも、このドライな態度はポーズ? アリーを目の前にした時のライルの反応が気になりますね。
◆激化する戦闘。イノベイターの面々も戦場に出てくるようで、孤立化しているCBの苦戦は必至。という訳で次回は待
望のパワーアップアイテムが登場。オーライザーの操縦席に座るのは誰なのか。そしてイアンのおやっさんは、あんな 美人で若い奥さんをどうやってゲットしたのか。正直CBの行く末より、そっちの方が気になります(バカだ)。
◆女装が似合いすぎるティエリアやら、フェルトとマリーのミス・プトレマイオスを賭けた戦いやら(違います。なおスメラ
ギさんは年齢制限に引っかかって除外)色々あった話でしたが、取り合えず一言。おかえりなさい、コーラサワー。彼と ミスター・ブシドーの邂逅が楽しみ過ぎる。
◆ついに明かされたイオリアの計画の全貌。CBもアロウズも、計画遂行の為の駒でしかなかった。人類の統一を経た
後の宇宙への進出とは、理念としては間違っていない。しかしなぜイオリアは人類を宇宙へ出そうとしたのか。彼がそ う考えるようになった発端が分からない限り、この計画の是非は問えませんね。
◆世界は連邦やアロウズのやり方を概ね受け入れている。まあ普通に暮らしている人々には、戦争やアロウズは無
念の話ですからね。しかし沙慈がそうなったように、日常とはある日突然崩れるもの。その儚さを知らないからこそ平和 なのか、平和だからこそ世界は脆いのか。
◆アロウズの影で世界を動かすイノベイター達。でも今のところ、リボンズとリジェネ以外は顔を覚えていないので、新
顔が出てきても「?」となってしまいます。勿体無いなあ。イノベイターの本格的な活躍は後半クールからかな?
◆世界の重鎮達にも一目置かれている王留美。彼女が望むのは世界の変革であり、その為ならばCBを利用し、イノ
ベイターと組む事も厭わない。セカンドシーズンに入って、彼女の妖しげな雰囲気がパワーアップしていますね。ラスボ スになったりして。
◆リジェネやリボンズのやり方を拒むティエリア。物語が始まった頃の彼なら、リボンズ達に同調したでしょうね。ティエ
リアを変えたのは死んだロックオン・ストラトス。掛け替えのない仲間を失ったからこそ、ティエリアは成長した。皮肉な 結果ですが、ロックオンなら笑ってくれそう。
◆刹那とルイスの再会、そして運命が呼び寄せた混乱。カタギリにとって刹那は、スメラギとの日常を壊した憎むべき
敵。刹那を見る眼には殺気さえ感じられます。ファーストシーズンの頃はグラハムを止める役割だった彼ですが、今は 以前のグラハムより血気盛んかも。助けて、ミスター・ブシドー!(なぜ)
◆逃げる刹那とティエリアの前に現れたのは、CBにとって怨敵とも言うべき男、アリー・アル・サーシェス。アザディス
タンでは逃げる事が出来ましたが、今度はバトルする事になりそうです。アリーのアルケーガンダムの能力とは? 刹 那達はこの強敵を退ける事が出来るのか? 次回は出だしから盛り上がりそう。
◆バカップル成立させてハッピーな二人がいれば、帰る国を失ってしまった姫がいる。カタロンの支部では自由にテレ
ビを見られそうにないし(笑)、貧乏街道まっしぐらだけど、頑張れマリナ・イスマイール。
◆沙慈は撃ちませんでしたか。確かに、ここで撃ってしまっては、沙慈の今までの台詞が上辺だけのようなものになっ
てしまいますからね。彼が銃を撃つ時が来るのならば、それに相応しい時があるはず。刹那ともわずかずつですが仲 良くなっているみたいだし、その時が来るのは案外近いかも。
◆トランザムを発動させたものの、ダブルオーはあっという間に機能停止。イアンの言う事を聞かなかった刹那も悪いけ
ど、絶好のチャンスを見逃すミスター・ブシドーも問題児ですねえ。アロウズが彼をワンマンアーミーにしたのは、制御す るのが面倒だから?
◆アレルヤとの接触で、目覚めたマリーの人格。心優しい少女だったマリーですが、実験によって別の人格を植え付け
られ、失った五感を取り戻した。それはマリーを超兵にする為にされた事ですが、そのおかげでマリーはアレルヤを見 たり、触れる事が出来る。善と悪は表裏一体、という皮肉でしょうか。
◆ソーマを助けに来たセルゲイとアレルヤ、そしてマリーの語り合いは、見てて複雑な気持ちになりました。それぞれ
の気持ちが分かるから、誰を応援すればいいのか分からなくなりました。結果はマリーはアレルヤと共に行く事を選 び、セルゲイは隠れて涙を流しながらもそれを認めるという最良の……なのかなあ。視聴者が、少なくても私が幸せに なってほしかったのはマリーではなく「ソーマ・ピーリス」ですからね。いや、マリーとソーマは同じ存在なんだけど、それ でもハッピーエンドとは言えない気がするし、喜べない。ファンの勝手な気持ちですいません。
◆まだ7話なのにマリーとくっついてしまったアレルヤの今後が気になります。そういえば一期でも序盤でイベントを済
ませてしまった為か、後半はほとんど目立たなかったんだよなあ。マリーとのバカップル化でキャラを立たせるのか? (おいおい)
◆ついに出会ったティエリアとリジェネ。二人は同じ遺伝子を持つ存在らしいですが、その心は正反対みたいですね。
そして本格的に動き出すイノベイター。次回予告で登場した新型MSに乗っているのはリボンズか、それとも……?
◆アンドレイはセルゲイの息子。これだけは揺るがない真実(笑)。乙女バンザイ。
◆カタロン基地の惨劇に、気を失ってしまったスメラギと苦悩するマネキン。この二人、以前は同僚だったんですね。同
じ悪夢を体験し、軍を離れてCBに参加したスメラギと、軍に残ったマネキン。お互いの存在を知った二人の因縁対決 が今から楽しみです。
◆惨劇によって運命が変わった人がもう一人。ティエリアに激しく非難される沙慈ですが、平和な国で暮らしていた彼
に、こうなる事を予想しろというのは酷な話。しかし戦場で生き抜いてきたティエリアにとって、沙慈の甘さは許せないと いう気持ちも分かる。どちらも正しくないし、間違ってもいない。まったくもって厄介な。
◆戦いの影で動く者達。留美と紅龍が兄妹である事が明かされましたが、留美の態度は兄に対するものではありませ
ん。彼女が今必要とするのは、兄よりも自分の役に立つネーナ。この兄妹のすれ違いが刹那達にどんな影響を与える のか? イノベイター以上の強敵になるかもしれない留美の動向にも注目しましょう。
◆カタロンの基地を守る為、アロウズと戦うCB。アロウズの中にはセルゲイとの暖かな絆を捨てて、超兵として生きる
事を誓ったソーマが。このアニメの影のヒロインと言ってもいいくらいキャラが立っている彼女ですが、「強化人間にハッ ピーエンドは無い」というガンダムシリーズのお約束がいよいよやって来るようです。アレルヤを追い詰めるソーマです が、この戦いによってマリーとしての記憶が蘇るのでしょうか、それとも……?
◆罪の償いをする為か、ついに戦場に立った沙慈。銃の引き金をなかなか引けませんが、彼が銃口を向けている相手
はルイス。よりにもよって、というか、運命の皮肉というか。そのルイスはアンドレイに目を付けられたし(苦笑)、この二 人の前途はますます多難そうですね。シーリンに優しく抱き締めてもらったマリナの方が幸せに見えます。
◆壮絶な戦いの中でも相変わらずなミスター・ブシドー。誰も彼を止められない!(笑) 刹那は禁断のトランザムを使
いましたが、これでようやく互角? 手強い相手です。キャラ的にも。
◆次回、ソーマとアレルヤの運命に決着の時が? セルゲイも出撃するようです。CBが再び動かなければ親子になっ
ていたかもしれないソーマとセルゲイ。二人の物語は、どんな展開を迎えるのか。
◆姫様、子供達には人気あるんですね。地道な活動が実を結んでいたのかな。頑張れ29歳(年齢の事は言うな)。あ
とティエリアは、本当にこの四年間で何があったんだろう。やはり別人と入れ替わっているのでは?(それは無いって)
◆カタロンとCBの会合。刹那以外はライルが元(正確には今も、ですが)カタロンのメンバーだと知らないみたいです。
ライルが自分から話すとは思っていませんでしたが、刹那も話していないんですか。ちょっと意外です。
◆敵は同じなのだから手を組もうと持ちかけるカタロンに対し、CBはイマイチ乗り気ではない。現時点ではCBの敵は
アロウズだけ。連邦政府そのものを破壊する気は無い? 確かに、まとまりかけている世界の政府を破壊しては、更な る混乱を招くだけ。しかし、どちらにしてもCBの行動は世界を混乱させる。どうすべきか迷っているのは、CBの面々も 同じみたいですね。他の組織と手を組むというCBらしくない事をやるのか、それとも……。
◆カタロンは反政府組織で、政府に弾圧されても仕方の無い存在ですが、オートマトンを使った虐殺行為はやり過ぎで
す。マネキンやソーマ、セルゲイはアロウズのやり方に反感を抱き、牙を向くかもしれませんね。スミルノフ親子の対決 という展開もあるかも。
◆今までは『戦争の被害者』だった沙慈ですが、今回の件で加害者になってしまいました。これで彼に刹那を批判する
資格は無くなり、カタロンの面々からは非難される立場になった。この一件は沙慈の意識を大きく変えるでしょうね。非 道なアロウズへの怒りと、贖罪の気持ちからCBに協力する? だとしたらどんな形で? そして、今もなおガンダムへ の憎しみを燃やすルイスとは戦場で再会するのか? 沙慈、立場的にも『もう一人の主人公』らしくなってきましたね。
◆アザディスタンに戻った刹那とマリナですが、その前に現れたのは刹那の宿敵アリー。リボンズに雇われましたか。
確かにリボンズにとって、戦闘力が高く、余計な事を考えないアリーは最高の『駒』ですね。アリーもそれを承知で戦っ ている。改良されたらしいスローネの戦闘力も高そうだし、刹那のダブルオーとの因縁対決は楽しみです。
◆第一期では作戦家としてはイマイチな印象だったスメラギさんですが、第二期では活躍していますね。ヴェーダのプ
ランに縛られていないので、自由に考えられるからかな? あと制服はそのままでいいと思います(断言)。
◆CB内の人間関係が動き始めました。注目すべきはやはりロックオン(ライル)とフェルトでしょうね。過去に捕らわれ
ているフェルトをライルが救う展開になるのか、それとも……。取り合えずライルが女垂らしキャラでないのには一安 心。でもやっぱり殺す(コラコラ)。
◆それぞれの戦う理由。アレルヤは名付け親とも言うべきソーマ=マリーを取り戻す為に。刹那は破壊の中から新しい
何かを生み出す為に。そしてスメラギも戦う決意をする。新生CB、ついに結成ですね。しかし彼らの行く道にはアロウ ズの精鋭が立ちはだかる。新型のMAを早くも導入してきたり、新型MSの開発も進めているようだし、アロウズの戦力 はますます増強されそうですね。ならばCBも……?
◆恋人ですか?という質問には息ピッタリで否定した刹那とマリナですが(苦笑)、それでもマリナは刹那の事を気に
掛けているし、刹那もマリナを心配している。微妙な関係ですね。アザディスタンに来てほしいというマリナの頼みを断 った刹那ですが、果たしてそれは戦士としての判断だったのか。それとも、自分のような血に汚れた人間が側にいては マリナに迷惑が掛かると思ったからか。うーん、考えすぎかな? でもトリロバイトとの戦いではマリナの言葉に迷って いたしなあ……。本当にこの二人は、微妙な関係だ。
◆CBのメンバーは戦争やテロによって大切な何かを失った者ばかり。沙慈と同じ人間なんですよね。イアンの言葉は
沙慈にどんな影響を与えるのか。ルイスとの再会イベントもあるだろうし、沙慈には試練の時が続きそうです。
◆見事な作戦でCBを追い詰めたリント少佐でしたが、スメラギさんに作戦を読まれた上、ガンダムの性能を侮りすぎて
大失敗。いやあ、本当にガンダムは敵に回すと厄介ですねえ。強いし主人公ならではの運の良さもあるし。こんな奴に 立ち向かえるのは、彼らをも上回る程に濃いキャラしかいない。という訳でアロウズの最終兵器ミスターブシドー出陣。 ダブルオーとも互角に渡り合うその強さは、刹那にとって脅威になりそう。一体何者なんでしょうか?(白々しいぞ自 分)
◆刹那とカタロンのおかげで故国に帰ることが出来たマリナですが、アザディスタンの国家体制は崩壊寸前。このまま
滅びるのか、それとも運命に抗うのか。次回の話ではマリナだけでなく、それぞれの運命と戦うCBの面々の葛藤が見 られそうです。そしてシーリンの久々のマリナ姫イジメも(おいおい)。
◆第一期に続いて、またもタイトルになったアレルヤ。でも出番は少なめ。恵まれているんだか、いないんだか。
◆マリナ姫もアレルヤと同じ収容所に入れられましたか。彼女が逮捕されたのは、そこが再び動き出したから。沙慈に
続いて、CBによって人生を激変された人がまた一人。いや、ヒロインなんだからこれでいいのか。いや、やっぱり微 妙?
◆再び戦術予報を立てるスメラギ。酒に釣られた訳じゃないよね(笑)。彼女の考えた作戦は、プトレマイオスを収容所
近くの海に突っ込ませるという大胆すぎるものでした。収容所の地形も考慮した、なかなかの作戦ですね。第一期の頃 より冴えてませんか? 酒びたりになっていたのがいい気分転換になったのかな(んな訳ないだろ)。
◆ティエリアがかなり『いい奴』になっていますね。頼もしくなった刹那といい、キャラが確実に成長していますね。ずっ
と閉じ込められていたアレルヤは、精神的には成長していないみたい。彼の成長はこれからかな?
◆二代目ロックオンの意外な活躍もあり、奪還作戦は成功。刹那はマリナを救出し、アレルヤとソーマの間にも因縁の
フラグが立ちました。ソーマはアレルヤの妹ではないんですね。アレルヤはソーマの記憶を取り戻させるつもりみたい ですが、ソーマの現状は決して不幸なものではない。ソーマにとってアレルヤは敵でしかない。この二人の結末は悲劇 しかないのか?
◆ティエレンが現役なのには、ちょっと驚きました。ジンクスやアヘッドは精鋭部隊であるアロウズにしか配備されてな
いのかな。それなら少数のCBにも勝機はある。けど、彼らは何と戦い、勝利した後に何を作るつもりなのか。
◆刹那は沙慈に「自分達だけが幸せならそれでいいのか」と言っていますが、そんな小さな幸せをCBは壊した。古き
時代を破壊し、新しい時代をも破壊しようとしているCB。破壊しかできない彼らに待つのは……。
◆戦う事しか出来ない刹那の為に涙を流すマリナ。次回はこの二人の話になる……と思ったら、他の面々も動くようで
す。特にライルとフェルト。フェルトファンを敵に回したライルの末路に黙祷(殺すなよ)。
◆ツインドライ『ブ』ではありません。ドライ『ヴ』です。CBはそういうところには拘っているので間違えないように。
◆ツインドライヴシステムもイオリアが残したものだったんですか。太陽炉を搭載した敵の出現に備えてのものなのでし
ょうが、その存在はリボンズでさえ知らなかったとは。イオリアは一体どこまで先を見通しているのか。あらゆる可能性 を考えて、色々な手を残していたのでしょうけど、だとしたら敵に奪われる可能性のあるヴェーダに自分の肉体を残して いたのは、イオリアにしてはちょっと無用心な気がします。もしかしたら、あの死体は……。
◆カティ・マネキン、第二期初登場。ソーマもアロウズに入りましたか。第一期のエース達が続々と集まっているアロウ
ズですが、そのやり方は非道の一言。カタロンのような反連邦勢力を生み出し、更なる弾圧を行う。マネキンやソーマ が弾圧や虐殺に手を貸すとは思えませんが、彼女達も軍人なので上からの命令には逆らえないはず。『その時』の彼 女達に注目しましょう。え、仮面の男ミスター・ブシドー? あー、あの人は例外だからなあ。色々な意味で(笑)。
◆CBに招かれる者達。ライルはカタロンと繋がったままですが、カタロンがCBの攻撃対象になった時はどうするのか
な。かつての仲間にも刃を向ける強さを持っているのか。そしてアル中の一歩手前だったスメラギさんも戦場に復帰… ではないですね。作戦は提案したけど、本人はまだ迷っている。次回で覚悟を決めるのかな。カタギリは、まあいいじ ゃないですか、二年間もスメラギさんのオッパイを独り占めしてたんだから(こらこら)。真実を知った沙慈が刹那と和解 しそうなのに対して、カタギリは復讐の鬼になりそう。アロウズの指揮官である叔父さんを頼って、アロウズ入りするの かな? キャラの動向も面白くなってきました。
◆ダブルオーガンダムの強さは、さすが主人公機の一言。前回、エクシアが手も足も出なかったアロウズのMSを圧倒
するその強さは、最強のガンダムと言ってもいい。その分、早くもセラヴィーの影が薄くなってしまいましたが(苦笑)。
◆次回は捕らわれたアレルヤの救出作戦。ソーマとアレルヤの対面だけでなく、収容所には色々なイベントが待ってい
そう。ヒロインのはずなのに、いやヒロインだからあっさり捕らわれたマリナも同じ収容所にいるのかな? だとしたら、 アレルヤを助けに来た刹那がマリナも助けて…という展開になるかも。希望を持って待ちましょう、マリナ・イスマイー ル、29歳(年齢の事は言うな)。
◆半年の時を経て、再開したガンダムOO。第1話から盛り上がっています。
◆統一され、平和が訪れたはずの世界で繰り広げられる戦い。過酷な弾圧を行うアロウズと、それに立ち向かうカタロ
ン。その争いに、平和に暮らしていた沙慈も巻き込まれる。なるほど、こういう展開で沙慈とCBを絡めますか。しかも1 話からとはハイペースですね。CBによって愛する人を失ってしまった沙慈。刹那が直接手を下した訳ではありません が、だからこそ沙慈の怒りと悲しみ、そしてやるせなさが良く現れています。この二人は和解するのか、そしてその時、 沙慈は……?
◆前作のキャラも続々と登場。戦場に立つ事を選んだ者、戦場から遠ざかった者それぞれですが、ガンダムの復活は
彼らを再び表舞台に立たせる。個人的に気になるのはソーマですね。顔を赤らめたのは、セルゲイからプロポーズされ ているからですか!?(そういう意味での「気になる」かよ)
◆旧世代のMSを圧倒するアロウズの新型機アヘッド。修理されていないとはいえ、エクシアを破壊寸前にまで追い詰
めるその性能は、かつてのガンダムを超えています。だからこそ、それを圧倒するセラヴィーガンダムの強さが輝く。演 出方法としては古典的ですが、燃える展開なのは確か。廃れず、受け継がれていくからこその古典なのですね。
◆アロウズの一員となり、強化人間っぽくなったルイス。ルイスを気にかけるリボンズ。そのリボンズと接触した留美。
ガンダムの復活を好機だと喜ぶクラウス。誰か(カタギリかな?)と同棲しているらしいスメラギ。アロウズからセルゲイ 達を迎えに来たセルゲイの息子アンドレイ。相変わらず幸薄そうなマリナ姫。そして新たなる「ロックオン・ストラトス」の 誕生。怒涛の如き展開で、視聴者の興味を惹き付けますね。第1話から高テンションで最後まで持つのか心配です が、このスタッフなら大丈夫かな。あと仮面の男にはツッコミませんよ。私も乙女座なので(笑)。
◆次回、ついに最強のガンダムが始動。その名はOOガンダム。ガンダムを破壊するガンダムというこの機体で、刹那
はどう戦うのか。単なる破壊の化身となるのか、それとも……。 |