タイトル部分の色の説明
「最高!」
「面白い」
「普通かな」
「うーん、微妙」
「……………………つまんない」
極めて個人的な評価である事を、予めお断りしておきます。

41号
ONE PIECEの麦わらショップが渋谷に開店するそうです。ふうむ、これは一度ぐらい行ってみようかな?
次号は土曜日発売。ヴェルディvsアビスパ福岡の試合を見終わった後にジャンプ感想を書くのか。ハードだ……。

烈!!! 伊達先パイ
 新連載第一弾。読み切りで好評だったのか、近藤信輔先生の独眼竜ギャグ漫画が連載化されました。
 読み切りと同様、いや読み切り以上に伊達まさしのキャラが強烈で、インパクト充分。読み切りを読んでいたので私
はある程度慣れていましたけど、今回初めて見る人は衝撃的だったろうなあ。でも、ギャグ漫画の主人公はこれくらい
個性的な方が輝きますので、問題はありません。
 伊達先輩を中心に、ツッコミ役の片倉にヒロインの愛、そして変態にしか見えない黒脛巾組の面々など強烈なキャラ
に加え、強引なまでに力任せなストーリーが読者を圧倒します。タイトルどおり烈!!!すぎる漫画です。
 しかしこういう漫画は、合わない人にはとことん合わないのが世の常。それにインパクトだけでは、すぐに飽きられま
す。ここからこの漫画をどう発展させるのか、近藤先生の手腕に期待しています。

ONE PIECE
 車みたいに使われている茶ひげ。もうそいつら振り下ろしちゃってもいいよ(笑)。決戦に備えて体力を温存しているん
でしょうけど、人間としてはどうなんだろう。茶ひげ、かつては白ひげの縄張りを力づくで奪おうとした男とは思えません
ね。いい意味で成長しました。
 部下達を虐殺するヴェルゴ。この状況を見てもまだヴェルゴを信じているG−5の海兵達は、今もまだシーザーを信じ
ている手下どもの姿と重なります。上官をまったく疑わず盲信する者達の愚かさを表しているんだろうか?
 たしぎのピンチにはゾロが来るかと思いましたが、サンジが来ましたか。確かにこの男は女性のピンチは絶対に見捨
てないでしょう。ですがヴェルゴは六式に加え、得体の知れない能力も持っている。サンジだけでは荷が重いかも。
 意外とあっさりシーザーの部屋に着いたルフィは、挨拶代わりに腹にパンチ。ガスの効果さえ封じればシーザーはル
フィの敵じゃないけど、どうやって封じるのか。そして目指していた相手がいなかったスモーカーは、引き返すのか、ル
フィと共に戦うのか。彼の動向も注目しないと。

SKET DANCE
 スイッチを襲おうとした連中の前に現れたボッスン。ヒメコと一緒にこいつらをぶちのめす、というバトルもののような展
開ではなく、殴られるまま殴られて帰ってもらいました。ジャンプ漫画とは思えない決着だけど、ボッスンの性格的には
こちらの方が自然ですね。大阪旅行の時のようにヒメコがピンチな訳でもないし。
 逆恨みした連中どもは何とかなりましたが、まだ彼ら以上の難関が残っている。自分を守る為、傷だらけになってくれ
たボッスンの姿を見て、スイッチも考えを改めるのでしょうか? あと一押し、何か必要な気もするけど、それは次回の
お楽しみにしましょう。

NARUTO −ナルト−
 カカシの回想どおりの状況でオビトが生き残るなんて、とても想像できません。死にかけた事さえもオビトの策略だっ
たのか、それとも何者かに助けてもらったのか。彼が生きていた理由の種明かし、いつやるのか気になります。
 かつての親友だったカカシを見下すオビト。リンはやっぱり死んでましたか。ですが、カカシに見殺しにされたとは何が
あったのか? しかしこれでオビトが暴走した理由も分かりました。愛する女性を託した親友が、その女性を見殺しにし
たのだとしたら、そりゃあ絶望もします。全ての元凶はカカシなのか(おいおい)。
 五影と戦っていた筈のマダラまで、こちらに来てしまいました。五影には分身でも当てたのでしょうか。悪の最強タッ
グを前にしては、さすがのナルト達でも不利すぎる。ならば頼もしい助っ人が登場か?

ニセコイ
 ここ最近、サブヒロイン達が目立ちに目立ちまくっていましたが、この漫画の真のヒロインは私!と言わんばかりに千
棘が出ずっぱり。いや、子犬の方が目立っていたか(笑)。正ヒロインって不憫ですね……。
 捨てられたと思われる犬の為に頑張る二人。ストーリーはこういうものの王道で、ラストで涙するのも、男が慰めるの
もよくある話です。しかしそれぞれの描写を丁寧に、かつ読み難くならない最良のバランスで描いており、意外と楽しめ
ました。千棘可愛いよ千棘。でも食べ過ぎにはご用心を。

トリコ
 四獣の本体に挑むトリコ達ですが、分身からトリコ達の情報を得ていた本体にはトリコ達の攻撃が通じません。見た
目は間抜けっぽいのに、意外と頭脳派ですね。そしてパワーもトリコ以上。捕獲レベル300超えは伊達じゃないか。間
違い無く今までで一番の強敵です。
 しかし希望はある。緑の雨の解毒料理を作る為、世界最高峰のシェフ達が集う。ユダと節乃だけでなく、まだまだ来
そうですね。料理人達も総力戦なら、トリコ達だって総力を挙げて挑まないと。戦いはこれからです。

暗殺教室
 センターカラー。
 E組の面々に「落ちこぼれ」は禁句。あと巨乳も(笑)。テストの問題を個別に作るなんて、殺せんせーでなければ出
来ない事ですね。単に触手を速く動かしているだけではない、生徒一人一人の特徴・個性を完璧に把握している。殺
せんせーは地球を滅ぼす怪物であると同時に、最高レベルの教師です。
 暗殺対象が教師をして、殺そうとする者達が生徒をしている。この奇妙な暗殺教室に、ようやくビッチ先生も入り込み
ました。ちょっとだけ謝るビッチ先生は可愛かったけど、すぐに元に戻るところはダメダメだ(笑)。この人、本当にプロの
暗殺者なんだろうか。お笑い芸人とかじゃないですよね?(酷っ)。

斉木楠雄のψ難
 斉木の秘密が知られてしまい、シリアスストーリーに突入するのかと思い…ませんでした。シフトチェンジするにはま
だまだ早すぎますし、今の路線でも充分面白いし。
 サイコメトリー能力は便利そうで、実はかなり厄介な能力。気軽にジャンプを読めないというだけでかなりのマイナス
ポイント。四六時中、手袋を付けてないといけないのか。お風呂に入る時はいちいち脱いでるのかな?
 斉木の弟子入りを志願する新キャラ、鳥束零太。霊能力者と言うより、単に霊が見える人レベルですね。煩悩まみれ
で素直すぎるのは、むしろ好感が持てます(笑)。誰だって超能力を持ったら、あれやこれややりたいですよね。透視で
女の子の裸を見たいという夢は、男なら誰でも一度は考えた筈です。
 霊が見える人の現実。斉木の部屋、こんな状態になっていたのか。霊能力が無くて良かったですね。ん? ひょっと
して私の部屋も……?

ハイキュー!!
 某雑誌のアンケートによると、この漫画の女性人気が急上昇しているそうです。「キャプテン翼」や「黒子〜」もそうで
すが、女性ファンを惹きつけるのはジャンプのスポーツ漫画の伝統ですね。
 いよいよ始まった音駒vs烏野戦。練習試合とはいえ、監督達も選手達も気合が入っています。音駒の試合前のコー
ルは不気味ですね。自分達の役割をしっかり把握している。こいつら本当に高校生か?
 序盤は烏野のペース。いい選手が揃っていますからね。影山と日向のコンビだけでも、そこいらのチームでは相手に
ならないでしょう。しかし音駒は並のチームではない。突出したプレイヤーはいないけど、監督と弧爪の鋭い観察眼で
相手チームの攻撃パターンを見切り、それを封じる。簡単に出来そうで出来ない事ですが、弧爪には考えがあるみた
いですね。どんなスーパープレイも繰り返されれば慣れる、か。その自信が怖い。
 リベロについての説明はありがたかったです。日向と月島の守備が上手くなるまでは、西谷の出番は増えそうです
ね。西谷ファンにとっては、二人が成長しない方がいいのか(笑)。

クロガネ
 おお、掲載位置が上がって来ました。クロガネの勝利は桜夏だけでなく、この漫画そのものも救ったようです。
 友が見ている前で負けられない。神宮の叫びが試合場を震わせます。その叫びから面まで、迫力ある絵の連発。池
沢先生も気合入れて描いてますね。豪快で、清々しい勝利でした。
 練兵には勝ったもののこちらのダメージも大きく、三回戦は棄権。残念ですが監督の言うとおり、最大の目的は達し
ましたのでOKでしょう。副部長として早速頑張っている朝霧ですが(笑)、彼がブランクをどこまで埋められるのか。イン
ターハイではそこが鍵になりそう。
 桜夏も強くなりましたが、それでもシードの2校とは天と地の差がある。本気モードの白零に対し、県内最強の落陽も
いよいよその全貌を表しますか。白零の奮闘を期待してますけど、難しいだろうなあ。頂はまだまだ果てしなく遠そう。

BLEACH
 元柳斎を急襲した三人の星十字騎士団はあっさり焼却されました。まあ当然の結果ですね。白哉を倒したエス・ノト
は、もう少し頑張るかと思ったけど。
 おや? ナナナ・ナジャークープ(歯が白黒の男)はローズと戦っていた筈。戦いを放棄したのか、ローズは倒された
のか。ちょっと気になります。
 遂に刃を抜いたユーハバッハに対し、元柳斎も卍解を見せる。大炎を操る流刃若火の卍解が、燻るように燃える残火
というのは面白いですね。こういう絵の表現力は、さすが久保先生かと。一護の卍解のように、力を収束して元柳斎自
身の能力を上げるタイプの卍解なのかな?

黒子のバスケ
 センターカラー。
 クールに振る舞う緑間ですが、仲間を信じる心は黒子にも負けていない。その信頼が奇跡のようなプレイを見せてく
れました。高尾がパスを出すタイミングもその位置も、完璧に把握していないと出来ないプレイです。もちろんパスを出
した高尾も凄い。黒子達が戦っていたら、かなり苦しめられたでしょうね。
 見事すぎるコンビプレイを見せた緑間に対し、さすがの赤司も冷や汗を流しています。ですが、キセキの世代を率いて
いた男がこのまま黙っている筈が無い。この汗は赤司が本気を出す前触れなのでしょう。洛山の他のメンバーも、まだ
何か隠しているっぽいし、秀徳の逆転勝利はあり得ないだろうなあ。勝負は非情。

べるぜバブ
 古市に乗り移ったアギエル、はしゃぎ過ぎてやってしまいました。邦枝の事、そんなに気に入ってたんですか。抱き
かかえるシーンは古市じゃなくてアギエル本人の絵にしてほしかったなあ。
 古市の地位をゴミレベルにまで落としたアギエルですが、その力は本物です。神崎と姫川じゃ相手にもなりません。
この二人と東条、邦枝が同レベルで称されていたなんて、今でも信じられません。先の二人がますます強くなっている
のに対して、姫川と神崎の二人はあまりレベル上がってないし。いや、姫川は金持ち&彼女持ちキャラとしてはレベル
上がったけど(笑)。
 最強の東条に対し、こちらも最強クラスの悪魔が来てしまいました、ジャバウォックはお父さんモードの男鹿には敗れ
ましたが、実力は今まで登場したキャラの中でもトップクラス。面白がって見ている男鹿ですが、そろそろ参戦しそう。
あとエリムちゃんは、なぜ男鹿達との戦いで出番が無かったのか。むしろ出すべきだったと思います。おのれ。

銀魂
 おや、将軍様はまだ行方不明のままなんですね。そして銀さんがヤバい立場に。ギャグ漫画のお約束で全て無かっ
た事になるかと思ったのに、まさか続くとは。銀さんにとっては不幸すぎるけど、読者としては予想外で楽しめます。
 将軍が攘夷志士になるなんて、史実完全無視にも程がある(笑)。しかもリーダーの資質はヅラより遥かに上。いや、
それも当然か。天導衆の傀儡で、もっさりブリーフを履いているとはいえ、一国の主ですからね。あっちのサイズは足軽
だけど(それは言ってやるな)。
 小物ぶりを存分に出す桂と、大人の余裕を見せつける将軍。そりゃあ誰だって将軍の方を選びますよ。桂、攘夷活動
せずにボケまくっているし。エリザベスにも見限られた桂の明日はどっちだ。

めだかボックス
 自分と同じ能力を持つドッペルゲンガーズには、さすがのめだか達でも勝てません。男性陣より女性陣の方がバトル
マニアぶりを発揮しているのは、この漫画らしいなあ。特に安心院さんは楽しそうだ。実際楽しんでいたみたいだし。
 ドッペルゲンガーズの攻略法は前号で予想したとおり、自分以外の奴と戦う事でした。安心院さんがめだかの影に対
してぶつけているスキルは、主人公には必須のスキルばかりですね。めだかがジャンプ漫画の主人公らしくないという
致命的な弱点をついているのか。エグいなあ。
 半袖が出したクイズはめだかの思考を読み切ったものでしたが、成長しためだかはその更に上を行く。心理戦に持っ
ていく事自体が半袖の狙いで、めだかはそれを読んでいた。なかなかやってくれます。既に強すぎる為、成長する要素
が無いと言われていためだかですが、精神面ではまだまだ成長しそうですね。化物というレベルさえ超えそう。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
 今回の話はシンプルでした。海水浴なんて、もう何年も行ってません。両さんなら千葉だけでなく、関東近辺の海は
全て自分の庭にしてそう。行動力が半端じゃないからなあ。
 海に詳しい人でも見切るのは難しいと言われている離岸流を、あっさり見抜いた両さん。サーファーや漁師として、何
度も海に出ているだけはあります。その頭の良さを仕事に活かせればねえ。
 雪丸が見つけた200年前のお宝。海に沈んでいた人形が人魚姫を象った物とは、なかなかロマンティックですね。ギ
ャグ漫画としては微妙な話でしたが、のんびり見る話としては良かったかと。

恋染紅葉
 小鳥に告白してしまった翔太。そして小鳥もその告白を受け入れて、二人は恋人同士に。もちろん二人とも本気では
なく、全ては小鳥の策略でした。紗奈達への嫌がらせの為に、自身のスキャンダルになるかもしれない大芝居を打つと
は。小鳥の捻くれた根性には頭が下がりますね。ここまでやるのには、何か理由がありそうだけど。
 翔太への恋心を自覚した直後に、最悪のシーンを見せられてしまった紗奈。ショックが大きすぎて、彼女の今後が心
配になります。失恋のショックで演技がダメダメになってしまうと、小鳥の狙い通り主役降板もあり得るでしょう。紗奈の
ピンチを翔太がどう救うのか。まずは問題の写真を何とかしないといけないけど、ここは友達と協力するのかな?

家庭教師ヒットマン REBORN!
 圧倒的な火力を振るうG・モスカでしたが、イェーガーにはまったく敵いませんでした。うん、予想通りの結果です。ロ
ボットに倒される程、ジャンプ漫画のボスキャラは弱くありません。
 ショートワープを巧みに使って攻めるイェーガー。ディーノも戦闘不能になり、雲雀と骸のコンビでも倒せません。しかし
雲雀の最初の攻撃をショートワープで避けられなかったのには、秘密がありそうですね。一度目のは避けられなかった
のに、二度目の攻撃は避けられた。二つの攻撃の違いにショートワープ攻略のヒントがありそう。ようやくやって来たツ
ナはその違いに気付くのだろうか?

タカマガハラ
 次に掲載されている「バルジ」が最終回なので、実質の掲載位置は最下位。十週も持たずにここまで落ちて来た漫
画は最近では珍しいですね。アンケートの結果が相当悪かったのでしょう。凄く納得しますけど。むしろ今期で打ち切ら
れなかったのが奇跡です。
 クール系だと思わせて、実は腹話術を使ったお喋りキャラだというクマソのキャラクターはなかなかユニーク。ですが、
漫画そのものは相変わらずイマイチなんですよねえ。クマソの足の下にある大石を殴り飛ばすという決着は、ダルマ落
としですか。クマソが気付かないのは不自然すぎるし、何より分かりづらい。川井先生の絵のレベルは上がっているけ
ど、「上手い絵」と「漫画として分かりやすい絵」はまったくの別物。その違いに気付かない限り、掲載位置は上がらな
いでしょうね。別にいいけど。

戦星のバルジ
 最終回。
 全16話で終了ですか。前作より保ちませんでしたね……。
 人気が出なかった原因ですが、個人的にはアンバランスさだったかと思います。第1話でいきなり本物の王子が殺さ
れたり(本物ではなかったけど)、人々が宇宙人に奴隷のように扱われたりするハードな世界観の割に、アストロのキャ
ラクターは純粋まっすぐな王道主人公で、漫画の雰囲気と外れている。例えるなら「ドラゴンボール」の孫悟空が「北斗
の拳」の世紀末世界に来たようなアンバランス。いや、それはそれで面白そうだけど(苦笑)。
 そのアンバランスさをストーリーで埋められれば良かったんだけど、この漫画のストーリーは王道一直線で、悪くはな
いけど代わり映えはせず、ジャンプの読者は見飽きているレベルでした。うーん、堀越先生ならもっと独自のセンスを出
せると思ったんだけどなあ。編集者に制御されてしまったのか、本人にやる気が無かったのか。
 ともあれ堀越先生はお疲れ様でした。二作連続、しかも一作目より短期間で打ち切られてしまい、次の機会があるか
どうか分かりませんが、それでもジャンプに戻って来る事を願い、その日を待っています。


40号
バクマン。のアニメ三期のOP・EDアーティストが決定。nano.RIPEもスフィアも好きなグループなので素直に嬉しい。
ドラクエ10、ジャンプ編集部でも流行っているみたいですね。仕事が忙しい筈なのに、みんなよくやります。
次号から新連載開始。今期は二作ですか。どちらも読み切り向きで連載向けじゃない気がするけど、期待はします。

BLEACH
 連載11周年突破記念巻頭カラー。もうそんなに経ちましたか。あと二、三年は続くかな?
 元柳斎の怒りが瀞霊廷を覆い、押されていた死神達を鼓舞する。元柳斎の存在の大きさがよく分かりますが、最高
司令官が前線に立つというのは、作戦としてはあまりよろしくないですよね。それだけ死神達が追い詰められていると
いう事でもあるし、万が一元柳斎が倒されたら士気は一気に落ちるでしょう。
 剣八をもあっさり敗った帝国の王、その名はユーハバッハ。ようやく名前が明かされたこの男と元柳斎による頂上対
決は盛り上がりそうですが、これが元柳斎の最後の戦いになるかもしれません。そして一護は護廷十三隊の最後を見
届ける事になるのか。主人公だけど、今年は彼の出番は無いかも。

ONE PIECE
 警備兵もろともルフィ達を閉じ込め、シノクニの実験を強行するシーザー。ここまでされてもまだ部下達はシーザーの
事を信じているのか。いや、それもそろそろ限界かな。化けの皮が剥がれ掛かっています。
 剣士ではないのに全てを斬り裂くと言うヴェルゴ。ちょっとボケていますが、海軍中将である彼の実力は本物で強敵
でしょう。スパスパの実のような能力を持っているのかな?
 たしぎを助ける為、あえてシノクニの煙に包み込まれたG-5の兵士達、見事な漢っぷりです。海軍よりも海賊になった
方が向いている気がします。ルフィ達との共同戦線でシーザーの元に辿り着けるか?

ハイキュー!!
 大増23ページ。掲載位置、かなり高いですね。スポーツものでは「黒子の〜」以来のヒット作になりそう。
 音駒戦のスターティングメンバーが決まりました。外から見たら妥当なメンバーだけど、中で頑張っている部員達にと
っては嬉しいような悲しいような複雑な人選です。それでもウジウジしたりせず、チームの為に頑張ろうとする縁下さん
はいい人すぎる。名は体を表すというけど、彼はこの先も縁の下の力持ちであり続けるでしょう。親御さん、もうちょっと
光の当たるような名前にしてあげてください(涙)。
 憧れの「小さな巨人」と同じナンバーを貰って、日向の闘志はヒートアップ。それにしても、誰も「小さな巨人」の本名を
口にしませんね。後々の伏線なのか、ちょっと気になります。
 烏野vs音駒、メンバーの顔合わせ。美人マネージャーがいるかという賭けには負けた山本ですが、余計に張り切りそ
う。相手の主将も曲者らしく、プレイだけでなく頭脳も駆使した戦いになりそう。うーん、ワクワクするなあ。

斉木楠雄のψ難
 斉木もツッコんでますが、またまたセンターカラー。人気があるようで何よりです。
 夏休み明けはみんなテンションが上がっています。照橋さんの恋愛話は忘れられていないようで何よりですが、燃堂
とカップルにされるのはさすがの彼女も嫌みたいです。ソッチジャネーヨ選手は知ってますよ。素晴らしいプレイを見せ
てくれましたね(笑)。
 様子がおかしい燃堂の後を追跡。ロリコン疑惑が浮かび上がった燃堂ですが、普通に良い奴でした。父親の墓参り、
ずっと以前からやってたみたいですね。親孝行だなあ。顔は親子揃って怖いけど。
 メデタシメデタシで終わりかと思ったら、斉木の元にとんでもない手紙が。これはハッタリなのか、それとも本当に斉
木の秘密を知っているのか。そしてこの手紙を書いたのは、どこの誰なのか。何も分かりませんが、穏やかな学園生
活は今回で終わって次回からバトル展開に……ならないと言えないのが、ジャンプの怖いところです。本当にどうなる
のやら。

トリコ
 ゾンゲ様、よりにもよって最悪のタイミングで来てしまいましたか。いくら幸運なゾンゲでもグルメ界には来られないだ
ろうから、これが最後の出番かも。
 大量の人間を食べまくる四獣。鉄平のおかげで町は守られましたが、こいつを止めないと人間界は終わりです。最強
の敵を前に四天王が集結し、総力戦を挑む! くぅー、バトルもののお約束だし、他の漫画で似たような場面を何度も
見たのに、それでも燃えます。人間の、いやジャンプ読者の習性なんだろうなあ。困ったものです(苦笑)。

SKET DANCE
 スイッチの告白。自分が正義だとは思っていない、でも罪を犯した者はそれに相応しい罰を受けなければならない。
弟を死なせてしまったと思い込んでいるスイッチは罰を受けたいけど、どんな罰を受ければいいのか、誰が自分を罰し
てくれるのか分からない。だから自分で自分を罰し、学校にも行かず、学校生活を楽しみたいという本音を押し殺してい
る。どうしようもありませんね。ボッスンと出会わなかったら、スイッチは閉じ篭り続けてますます落ち込んでいき、自殺
していたかもしれません。
 スイッチを助けたいと思うボッスンの元に、とんでもない話が飛び込んできました。いや、こうなるのはごく自然な流れ
でしょう。奥山の前でスイッチの正体を暴いたのは迂闊でした。自分を利用したり、陥れた人間を許すようならデスファイ
トなんかに関わらないでしょう。いや、彼らの逆襲さえもスイッチの計画通りなのかも。自分を罰しさせる為だとしたら、
手の込んだ事をするなあ。とにかく急げボッスン!

ニセコイ
 クロードはまだ鶫が女の子だという事に気付いていないんですか。鈍感すぎて笑えます。読み切りでは割と冷酷な悪
役だったのに、今ではその面影すらありません。連載を先に読んでから読み切り版を見たら、クロードのキャラ変更に
驚いたでしょう。
 クロードが与えた高性能嘘発見器で、一条の気持ちを知ろうとする鶫でしたが、当然の如くトラブルの嵐に。天然キャ
ラの小野寺さんはこういう時は容赦なく聞いてくるなあ。一条の千棘への気持ちに嘘発見器が反応しなかったのは、残
り2%の誤作動なのか、それとも一条の心の奥底にある本音を察したのか。
 ナイス質問を連発する集。特に鶫のバストのサイズについては、よくぞ聞いてくれた。連載開始以来、初めて君の事
を尊敬したぞ。小野寺さんがはっきり答えてくれなかったのは残念だけど。凄く残念だけど!
 最後に自分の気持ちを知る為に、一人で嘘発見器を使った鶫。これで一条への好意を自覚するかと思ったら、そう簡
単には行きませんでした。神様もなかなか気を持たせてくれますねえ。でも、照れたり恥ずかしがったりする鶫は可愛
かったので、オールOKです。もう彼女がメインヒロインでもいいんじゃないかな?

暗殺教室
 殺せんせーを殺す準備を進めるイリーナですが、英語の授業は完全に投げ槍。でもVicとbitchの違いは勉強になった
かな? 日本人はほぼ全員、そういう発音は苦手ですから。スラブ人の皆さん、ごめんなさい。
 改造した倉庫に殺せんせーを閉じ込めて、部屋中に撒き散らす。うん、普通の生物ならこれで終わっていたでしょう。
イリーナの敗因は殺せんせーを見くびりすぎた事。お色気攻撃が有効だからと言って、殺せんせーが人間の常識を超
えた存在である事に変わりはありませんから。
 イリーナへの『手入れ』は見せてほしかったけど、少年誌であるジャンプではこれが限界か。履いているのがブルマー
じゃないのは殺せんせーの趣味でしょうか。悪い大人だなあ。雪辱を誓うイリーナですが、結果は目に見えてますね。
でも彼女は面白いので、もっとやってください(笑。完全にギャグキャラ扱い)。

INPWEAR CODE(読み切り)
 今年の金未来杯のラストを飾るのは、池田恵介先生によるバトルアクション漫画です。
 妖精という題材は悪くないし、アクションシーンも見やすい。けど…………うーん、このジャンルの漫画はジャンプでは
「ONE PIECE」を始めとする強力なのが揃い過ぎているから、同じ本に載っていると連載陣より劣ってしまう部分が目
立ちますね。ストーリーも悪くはないけど、感動させられる程のものでもないし。
 つまらなくはないけど、平均点より少し上という程度ですか。あくまで個人的な感想ですが、絵については今後の成
長が期待できます。あとはストーリー構成を磨き、自分ならではの漫画を描いてください。

NARUTO −ナルト−
 遂にトビの仮面が割られ、その素顔が明らかになりました。そしてモノローグで語られるカカシの親友、うちはオビトの
過去。カカシとリンとオビト、微妙な関係でしたがそれでも三人でいて楽しかった日々。今の大人達の子供の姿がSD
キャラっぽくて面白かったです。
 楽しかった日々と書きましたが、オビトは楽しかったのかな? 少年時代のガイに負け、そのガイがカカシに負け、リ
ンがカカシの事を好きになって、それでもリンに呼び出されてワクワクして行ったらカカシの上忍就任を祝うプレゼントを
選ぶ為で……うわあ、こりゃオビトがグレるのも分かりますわ。カカシとの友情が彼を歪めてしまったのなら、カカシにと
っては残酷すぎる。次回はオビトの口から真実が語られるのかな?

黒子のバスケ
 相手のわずかな予備動作から次の動きを完璧に読み切る、赤司の天帝の眼(エンペラーアイ)。相手選手を跪かせ
ていたのも、その眼によるものでした。こんなのどうやって対抗すればいいんだ。抜群の身体能力を誇る青峰や紫原で
も、動きの先を読まれては対応できないだろうし。ましてや、この二人より身体能力が劣る緑間では……。
 と、見ている者は秀徳の敗北を予感しますが、選手は諦めていない。先輩達の心は折れていないし、緑間にはまだ
切り札がある。下克上は難しいでしょうけど、せめて一矢報いてほしいですね。

銀魂
 前回から続きましたか。将軍殺しちゃって大丈夫なのかと思いましたが、それもまた銀魂らしい展開ですよね(笑)。
 次々と衝撃的な懺悔をする人達。マダオはともかくさっちゃん、君は完全に不法侵入だろ。いや、今更だけど。元上司
を浮き輪とかダッチワイフとかって、なかなか酷すぎる。もう銀さん以外見えないんだろうなあ。ストーカー愛怖すぎ。
 山崎のおかげで何とかなったと思ったら、ヅラが余計な事をしやがりました。いや、勝手に犯人にされたヅラとしては
怒って当然か。でも銀さんのおかげで新しい仲間も出来たんだから、別にいいですよね。攘夷活動の最終ターゲットだ
けど。近藤といい将軍といい、ヅラは幕府の関係者と気が合いますよね。幕府に就職した方がいいんじゃね?

こちら葛飾区亀有公園前派出所
 富士登山駅伝なんてやってたんですか。存在自体知りませんでした。調べてみたら今はTV中継してないんですね。
面白そうなのに勿体無いなあ。あと作中でも言われていますが自衛隊ばかり優勝しているので、現在は一般の部と自
衛隊の部に分かれています。滝ヶ原自衛隊は8月に行われた今年の大会でも優勝しており、無敵の5連覇。頼もしい
なあ。ちなみに一般の部では、トヨタスポーツクラブが5連覇しています。どっちも強すぎ。
 そんな過酷な富士登山駅伝に両さんが参加しました。自衛隊だけでなく世界の特殊部隊がフル装備で走るなんて、
普段の駅伝以上に過酷ですね。両さんのは駅伝じゃないけど。卑怯な、でも的確な手段で特殊部隊を次々と沈めた両
さんでしたが、駅伝の神は許してくれませんでした。両さん一人に全てを押し付けた部長達も酷いけど、両さんもそれを
上回る卑怯っぷりだったからなあ。微妙に同情できません。それが秋本先生の計算通りだとしたら、さすがベテラン。

めだかボックス
 センターカラー。
 不知火の里に向かうめだか達の前に現れた意外な人物。ヤラレ役の潜木怪儡がここでまた出るとは。他の四人より
恵まれてますね。結局ヤラれたけど。安心院さん、銃を撃って当てるだけなのにスキル使い過ぎです(笑)。
 大食いさえも影武者の勤めだったとは、不知火も苦労していたんですね。しかし本人は苦労したとは思っておらず、
演じがいのある次の役に心を馳せる。舵樹は彼女に何を演じさせるつもりなんだろう?
 立ちはだかる門番ドッペルゲンガーズ。めだか達四人に変身しましたが、これは単なる幻影なのか、それともスキル
やスタイルのような特殊技能なのか。どちらにしてもめだか達は自分自身と戦わなければならない。いや、素直に自分
の影と戦うだろか? めだかへの闘志を見せた球磨川がめだかの影に、他の三人もそれぞれ別の相手と戦うかも。

べるぜバブ
 MK5は今回も瞬殺されました。うん、予想通りの展開ですね。彼らは今後もこんな役回りでしょう。出番があるだけい
いと思いますよ。
 ベヘモット34師団の悪魔の力を借りられるようになった古市。なるほど、そりゃ強いわ。ヘカドスもアギエルも協力的
だし、古市無双はまだまだ続きそう。でも男鹿に秘密を知られてしまったから、次回辺りで終わりそうですね。
 ラミアが学園に来て、女性陣がはしゃいでますね。気持ちは分かるけどこれに古市が絡んで、彼のロリコン疑惑がま
すます深まりそうな予感がします。まあ適当に頑張れ古市。

家庭教師ヒットマン REBORN!
 バミューダとイェーガーが共にある限り、二人は無敵だそうです。イェーガーの瞬間移動能力はバミューダが関係して
いるのかな? 他の復讐者からも力を吸い取っているっぽいけど。
 イェーガー、脅威のショートワープ。どんなに装甲を固めても、その装甲の内側に腕を差し込まれたら意味が無い。白
蘭もXANXUSも倒され、全滅必至というこの状況でヴェルデが呪解しました。結構おっさんですが、科学者らしい切り札
を隠していました。G・モスカ、某ルフィ海賊団の面々が目を輝かせそうですね(笑。男性限定だけど)。これでイェーガ
ーが倒されるとは思えないけど、時間稼ぎにはなるかな?

クロガネ
 左腕が上がらなくなった神宮。上段を得意とする彼にとって、これは致命的すぎる。中段や下段からの攻撃も磨いて
おけば……って、そんな器用な事が出来る人じゃないか。不器用な、でも熱い主将です。
 絶体絶命になってしまった神宮でしたが、友の声が彼に力を与える。クールぶっていたナオですが、ここで動きました
か。神宮と彼の友情は本当に熱い。事情を知らない観客はポカーンとしてそうだけど、外野の声なんて関係ありません
よね。再び上段を構えた神宮ですが、ここで無理をした代償は大きなものになりそう。これが神宮の最後の試合になる
かもしれませんね……。ならば勝つしかない。行け、神宮!

恋染紅葉
 表紙から小悪魔っぷりを存分に発揮する小鳥。確かに彼女の下着グラビアは高く売れるでしょうね。イメージとはいえ
素晴らしい絵を見せてくださり、どうもありがとうございます。
 小鳥の嫌味にも鈍感だった紗奈でしたが、由比の言葉で自分の気持ちを知る。ほお、紗奈がこんなに早く恋心に気
付くとは。掲載位置から考えて人気が落ちているのは明らかだから、テコ入れしてきましたね。照れる紗奈は可愛いけ
ど、小鳥と翔太のキス?シーンに激しく動揺。翔太への初恋は、彼女の演技にどんな影響を与えるのか。それによって
この漫画の命運も決まるかも。

タカマガハラ
 二人の神業使いを倒したヤマトは、いよいよ高天原に向かいます。連載が終わるまでに行けて良かったですね。物
語の舞台となる場所に行くまで8話も使うなんて、贅沢すぎるけど。このスローペースが、人気が出ない理由の一つな
んだろうなあ。
 無数の校舎が集まっている高天原の絵には、正直圧倒されました。川井先生、絵はかなり上手くなっています。でも
肝心の話やコマ割りはまだまだなんですよねえ。今期の打ち切りは免れたようだけど、次期はヤバそう。

戦星のバルジ
 自分で仇を討つのではなく、仲間を助けて戦うティコ。ティアマトにとってもいい戦い方ですね。女性が苦手なティアマ
トだけど、戦いのパートナーなら普通に話せるみたいですね。忘れているのかもしれないけど。
 アストロとブラック。血は繋がっていないけど親子のような二人でしたが、その戦いは熾烈そのもの。ティアマトの腕を
食らったブラックに、アストロの怒りが爆発して暗黒エネルギーを完全撃破。バトルものの王道展開ですが、それがこ
の漫画の欠点でもありましたね……。次号で最終回だそうで、残念だけど納得は出来ます。王道を守るのは大切だけ
ど、王道だけでは通じない。バトルものは難しいですね。惜しい漫画でした。

パジャマな彼女。
 最終回。
 「ニセコイ」人気に肖って、次々と連載されてきたラブコメ漫画でしたが、まずはこの作品が打ち切られました。やっぱ
りジャンプでラブコメは難しいのかな。
 打ち切りにはなりましたが、この作品のテーマは貫いたと思います。計佑の鈍感っぷりにはちょっとイライラさせられ
る時もありましたが、まくらへの行為に気付いてからの彼は男らしかったです。雪姫もきっぱり振ったし。
 離れてしまったまくらに会いに行った事で、ようやく彼女の本当の気持ちが聞けました。いい意味でも悪い意味でも計
佑は彼女に振り回されましたが、終わり良ければ全て良しでしょう。ラブコメはハッピーエンドでないと。
 総評。女の子は可愛かったし、ストーリーも決して悪くはなかったのですが、幽霊化したまくらの謎がラブコメとしてイ
マイチ機能しなかったのも事実。雪姫が暴漢に襲われた展開にはドキドキさせられましたが、あれ以降勢いが衰えた
気もします。ともあれ濱田先生、お疲れ様でした。今回の事をいい経験にして、次回作では頑張ってください。


39号
銀魂の映画第二弾の制作が決定! 空知先生が完全監修したオリジナル作ですか。これは絶対に見に行かないと。
巻末コメント、編集の大槻さんはTARI TARIがお気に入りだそうです。あれは良いアニメだ。感想書いてないけど。

黒子のバスケ
 素で「頭が高いぞ」なんて言うキャラだと分かってはいましたが、それでも実際に目にするとなかなかの衝撃です。赤
司は家でもこんな感じなんだろうか? それとも家族全員こういう性格? い、嫌すぎる。
 性格には問題があり過ぎる赤司ですが、その傲慢さを貫くだけの実力は持っている。誠凛に敗れたとはいえ鉄壁の
DFを誇った紫原でさえ敵わないと認める程の力とは、異常なまでの観察力による敵の動作の先読みでした。確かにこ
れが出来たらスポーツでは、特に相手と直接体を接するバスケなどでは無敵でしょうね。ああ、ヴェルディの選手もこう
いう能力を持っていれば……(フィクションと現実を混同しないように)。

ONE PIECE
 研究所に乗り込んだ一同。毒ガスはG-5の兵士達のおかげで侵入するのを防ぎました。荒くれ者揃いなのに兵士と
しては優秀なんですね。ぶっちやけルフィ達より働いてます(笑)。
 自分の体はボコボコに打ちのめされたのに、それよりもナミの体の無事を喜ぶサンジ。ウソップの言うとおり、このフェ
ミニストぶりは尊敬に値します。
 新世界に入ったばかりで手痛い歓迎を受けたルフィ達ですが、もう油断はしない。この先の海にはシーザーよりも強
い相手がゴロゴロいるでしょう。新世界で生き残る為にもシーザーには勝利しないといけません。ゴムゴムの新技で打
倒シーザーなるか?

暗殺教室
 セクシーな女殺し屋、イリーナ・イェラビッチが英語教師としてやって来ました。人間ではない殺せんせーには女の武
器は通用しない、さてどうするのかと思ったら、女の武器通じました。しかも今までの作戦よりかなり効果的に(笑)。殺
せんせーの色ボケっぷりは本気か演技か。
 殺せんせーの前では色ボケ女として振舞っていますが、イリーナの本性は殺し屋らしく冷酷で残忍。最初に絡んだチ
ンピラ達は彼女の部下でしたか。なかなかの策士ですが、果たしてその策が殺せんせーに通用するのか。イリーナを
嫌う子供達が影から殺せんせーを支援したら、イリーナの敗北は必至。そんな事しなくても殺せんせーなら大丈夫そう
だけど、さてどうなるのやら。

ニセコイ
 二人きりになった一条と小野寺。他のヒロインが乱入するかと思ったのですが、扉絵でその心配(期待?)は消され
ました。つーかマリーも鶫も一条ラブすぎる。メインヒロインの千棘が一番落ち着いているって、いいのかそれで。
 嵐の中、恋する女の子の部屋で二人で過ごすなんて、男ならば誰でも一度は夢に見るシチュエーション。漫画の中
の出来事とはいえ、一条が羨ましすぎて嫉妬します。小野寺さんもここぞとばかりに押してくるし。恐るべしヒロインパ
ワー。主人公の想い人という有利すぎるポジションを保ち続けていますし、やはり彼女は侮れませんね。千棘にとって
一番の強敵になりそう。

NARUTO −ナルト−
 トビの正体に思いを馳せるカカシ。戦闘中にそんな事を考えるなんて困ったものですが、もしトビの正体がかつての彼
の親友だとしたら動揺するのも仕方ないか。ガイとナルトがいてくれて良かった。教え子の成長を見て師匠も成長する
という関係は割と好きです。
 神威のタイミングを合わせるだけでなく、ナルトの影分身も使っての攻撃はなかなか見事でした。ようやくトビの仮面
が壊されましたが、次回でいよいよ彼の正体が明らかにされますか。読者の予想通りの人物なのか、それとも……?

トリコ
 センターカラー。
 四獣の本体は地下にいました。植物みたいなやつですが、分身どもを使って人間を中央に追い込むという高い知能を
持っています。少なくともIGOよりは頭が切れますね。一龍会長、こんな大切な事はもっと早く教えてください。おかげで
人間界は滅亡寸前ですよ。
 ハンサム、じゃないマンサムの背後に現れた人物も気になりますね。こいつが四獣を操っている黒幕だとしたら一体
何者なのか。美食會の手先か、それとも謎の第三勢力なのか。この戦い、思った以上に長引きそう。

斉木楠雄のψ難
 心が読める斉木にとって、確かに結婚式は別の意味で「人生の墓場」になるでしょうね。新郎新婦の恋愛遍歴を事前
にチェックしておかないと、ドロドロの愛憎劇を見せられる、いや聞かされます。
 人や動物の心は読める斉木ですが、虫の心は読めずゴキブリが超苦手。ええ、私も苦手ですよ。苦手すぎてゴキブ
リが描かれているページを破いて燃やしたくなりました(おいおい)。神よ、ダーウィンよ、どうしてあんな生き物を作った
のですか(ダーウィンは生き物を作っていません)。
 虫に強い燃堂が来てくれてゴキブリは退治できましたが、その代償として斉木は燃堂がもっと苦手になりました。う
ん、今回は斉木が正しい。ゴキブリを素手で潰すような人とは友達にはなれません。せめて消毒してください。手だけじ
ゃなく全身、つーか存在そのものを消毒して。お願い。

SKET DANCE
 やはり奥山が裏サイトの管理人でしたか。怪しいと思っていたので驚きません……と思わせて、まさかのどんでん返
し。いや、ストーリー的にはむしろ当然の流れか。奥山は怪しすぎたし、スイッチの言動には不審な点が多かったし。で
も読者はスイッチの事をよく知っているから、彼がこんな事をするなんて思わない。キャラに愛着があるからこその盲点
でした。篠原先生、参りました。
 スイッチがこんな事をするようになったのは、やはり弟の一件があるからでしょう。彼の心の闇は今では考えられない
程に深い。ここからボッスンがどう活躍してスイッチを救うのか、期待して見守りましょう。うん、本当に楽しみ。

BLEACH
 雀部から奪った卍解を披露するドリスコール。雷を操る卍解ですか。単純な能力だけど天候を操るというのは強力で
すね。若い頃の山本に傷を付けた程の卍解をずっと使わなかったとは、勿体無いなあ。
 元柳斎という名前に込められた、山本と雀部の絆。山本を尊敬しているからこそ彼の弟子にはならず、あえて別の道
を行くとは雀部の忠誠心には頭が下がります。ここまで山本を尊敬、いや崇拝するとは、彼の過去に一体何があった
んだろう。その辺りの話は描いてくれるのかな?
 雀部が山本を慕ってきたように、山本も雀部の成長を見続けてきた。その彼が磨き上げた卍解が姑息な敵に使われ
るなんて、我慢できないでしょう。山本総隊長の怒りの一撃にはゾクッと来ました。こういうカッコいい場面を描けるから
久保先生はまだまだ侮れません。

ハイキュー!!
 音駒との試合に向けて練習を積み重ねる烏野バレー部。選手の選択に迷うのはどこの監督も同じでしょうけど、贅沢
な悩みでもあります。技術も才能もある上に努力も惜しまない影山は素晴らしい選手だけど、三年生である菅原の心
情やチームへの影響も考えると悩んでしまう。学生スポーツならではの悩みです。
 そんな迷いを吹き飛ばしたのは、当の菅原でした。身を引くのではなく、チームが勝ち続けて自分が出られるチャンス
を一つでも多く作る為とは、前向きな考え方ですね。こんなの聞かされたら誰でも気合が入りますよ。いい先輩すぎる。
 天才的な選手はいないけど、それでも強い音駒。チームとしてのバランスが整っており、弱点が無いのかな? 山本
君は賭け事には弱そうだけど、つーかもう負けてるし(笑)。美少女マネージャーは部活動のロマンですよね。現実には
果たして何人いるのやら。

放課後☆アイドル(読み切り)
 第8回金未来杯第三弾。作者は今日和老先生。
 顔を隠していた不良女生徒が実は物凄く可愛くて、アイドルへの夢に向かって頑張るという面白いシチュエーション。
絵も見易いし、主人公を始めとするキャラクターもなかなかの出来栄え。予想以上に楽しめました。
 ラブコメっぽいけどあくまで主題は、ヒロインの夢。主人公とヒロインがカップルにならないのは、その現れでしょう。夢
に向かって努力するヒロインには共感しました。
 ダンスに見せかけて他校の不良を叩きのめすシーンはもう少しクライマックス感が欲しかったけど、全体的に見れば
平均以上はクリアしている良作でした。まだ一作残っているけど、今年の金未来杯の中では、これが一番かな?

べるぜバブ
 大魔王から貰ったティッシュ、単なるオチの為の品かと思ったら、とんでもない代物でした。大魔王からの贈り物とい
う時点でもっと警戒すべきでしたね。
 奇跡的な鼻への詰め方によって、古市が超パワーアップ。最近扱いが悪かった事もあり、早速やらかしてくれます。
あの三木をも叩きのめすとはねえ。俺の時代が来たとか調子に乗っているけど、古市君、君の時代はティッシュを鼻か
ら出したら終わりですから。ああ、古市が地獄に落ちる姿が見える(笑)。

クロガネ
 互いに重すぎる期待を背負っての大将戦。神宮も怒門も仲間の思いと自らのプライドを賭けて、この大一番に望みま
す。特に怒門は前年、神宮に同情して引き分けてしまうという戦う者としては痛恨のミスを犯しており、その苦い思い出
を払拭しようと向かってきます。実力で負けたのならまだしも、油断しての引き分けというのは精神的なダメージが大き
すぎますね。怒門もまだまだ未熟だったと。
 一方の神宮はナオが戻るチャンスをくれた仲間の為、そしてナオと再び剣道をする為に奮闘する。小太刀ごとぶち抜
いて二刀流を攻略、このまま勝利……とはいきませんか。古傷の疼きは悪夢へのフラグ。この試合が神宮の最後の試
合になるかも。

銀魂
 たまの悩み相談が好評なので、これを利用して一儲け企む銀さん。他人を救うより自分の家計を救いたいんですね。
気持ちは分かるけど、少年漫画の主人公の台詞じゃないな(笑)。
 やって来た相談者はアゴだけしか見えないけど、どこかで見たようなアゴばかり。そして知らぬ間にビチグソ地獄を経
験していた銀さん。あれだけ尻の穴を滅茶苦茶にされて気付かないなんて、銀さん寝付き良すぎ。
 そしてオチは安定の「将軍かよおぉぉぉぉ!」 松平のとっつぁん、世間に対する責任感とか持ってたんですね。相談
相手に銃ぶっ放しているけど。この話、次回に続くのかな?

家庭教師ヒットマン REBORN!
 スモールとビッグのコンビに勝利したものの、こちらの代償も大きい。山本と獄寺は戦線離脱ですか。いや、二人とも
よく頑張りました。君達がいなくてもクロームは無事なので、私的には何の問題もありません(おい)。
 一方、歴代のボスキャラvsイェーガーは、早くもイェーガーの猛攻。幻覚でないとしたら腹を貫かれたスクアーロはここ
で脱落、XANXUSも右腕を失うという大損害。こうなる事はほぼ分かっていましたが、それでも衝撃的な絵です。白蘭と
骸だけでどれだけ時間を稼げるのか。

めだかボックス
 新展開スタート。めだかと善吉の関係は変わっていない、いやちょっと後退したようです(笑)。プロポーズした事で後
退するとは古風だけど新鮮な関係ですねえ。でもも、ハーレム状態なのに女の子に一切手を出さない不自然すぎる主
人公よりは人間としてまともかと思います。
 球磨川によって不知火の記憶が学園のみんなから消されていました。そして明かされる不知火家の真実。黒神と白
縫という苗字に隠されていた設定は当初から考えていたのかな? 不知火がめだかのフォローをしていたというのは言
われてみれば納得。彼女がいなかったら、球磨川達との戦いも危なかったでしょうし。
 不知火の事を覚えていた善吉と共に、不知火に会いに行く事になりました。安心院さんがいるのなら戦力的に問題
は無いだろうけど、そう簡単には行かないでしょうね。今度はどんな展開が待っているのか、楽しみ楽しみ。

タカマガハラ
 ううむ……。相変わらず敵の気持ち悪さは大したものだけど、肝心のバトルは面白くないですねえ。結局ヤマトは力
押しで買っちゃったし。弱い主人公というのはダメだけど、単純な攻撃しか出来ない主人公というのもどうかと思います
よ。ONE PIECEのルフィは意外と技を使うし。
 掲載位置は下がりっぱなしで打ち切りも近い感じですが、次の改編期には終わらないかな? この作品よりヤバい
のがまだまだあるし。それはそれで問題なんですけどね……。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
 気が付けば世間には監視カメラがいっぱい。知らない間に一昔前のSFみたいな事態になっていました。でも今のとこ
ろ、監視される事で自由が失われたという感じはしませんね。私が鈍感なのかな?
 監視カメラが増えた事によって、今回の話のように指名手配犯は容易くうろつけないようになりました。しかし敵もな
かな、監視カメラの死角を付いたり色々とやっています。深夜バスが厄介な存在だとは知りませんでした。隣で寝てい
る人が犯罪者という事もあり得るのか。怖いなあ。
 しかし監視カメラ対策なら、指名手配犯よりも両さんの方が上でした。それでいいのか警察官(笑)。今回は明らかに
されなかったけど、色々な所で好き勝手やってそうですね。両さんは体の中に発信機を埋め込んだ方がいいかも。

恋染紅葉
 DVDでは健気なアイドルとして振舞っていた小鳥ですが、その本性はトップアイドルの座を狙う野心家でした。いや、
これくらい強い子の方がアイドルには向いているのかな? 実際のアイドルの大変さを知ると、本当にそう思います。
 最近集中できない紗奈。翔太と由比の関係が気になりまくっているんですね。そして本人は自分の気持に気付いて
いない。小鳥が手を出さなくても自滅しそうな気がします。
 翔太と接触した小鳥ですが、出会いは最悪のものでした。いや、読者としては最高なんだけど(笑)。小鳥の奴隷に
任命されてしまった翔太は、これで撮影現場にも顔を出せるかな? 小鳥が本気で翔太に惚れる確率も高いし、掲載
位置は心配だけどこの漫画はまだまだ続きそう。

パジャマな彼女。
 一方、こちらの作品はクライマックスに突入しました。一時はまくら以上に輝いていた雪姫先輩でしたが、今回できっ
はりと振られました。離れていくまくらより雪姫を選んだ方が計佑は幸せなのかもしれないけど、人の気持ちはそう簡
単に割り切れるものじゃない。泣いてる雪姫は抱き締めたくなる程に切なくなりました。
 新潟に引っ越すまくらに別れの言葉を告げようとした計佑でしたが、まくらからの拒絶の言葉が彼の足を止めてしまっ
た。その辛い気持ちは、自分の恋が叶わないからだと思い込んでいるからなのに……。このまま二人は離れてしまう
のか、それとも最後の最後に結ばれるのか。次号の最終回、ハッピーエンドを見せてください。

戦星のバルジ
 明かされたアストロ、いや本物のバルジ王子の真実。生まれたばかりの子供に希望を託し、戦わせようというのは確
かに異常だけど、暗黒エネルギーで身代わりを作るというブラックのやり方も褒められませんね。どちらも長い戦争によ
って心が壊れかけており、そしてブラックは完全に壊れてしまったのか。救われない話です。
 追い込まれたティアマトを救いに、ティコも駆けつけました。彼女より宇宙鯨の方が頼りになりそうだけど(笑)。ティコ
はアストロに闘志を取り戻させる役になりそうですね。打ち切られる前にブラックを倒してラストを飾れるのか?


38号
スクラッチハガキ、花についてはほとんど知らないのでちょっと難しかった。でも全問正解。花屋になれるかな?(笑)
HUNTER×HUNTERの映画情報。これは面白そうですね。で、本編の再開はいつからですか?

NARUTO −ナルト−
 トビの術の詳細が語られました。ナルトにも分かるように丁寧に説明してくれるカカシ先生、どうもありがとうございま
す。時空間に自分の体の一部を移動させて、すり抜けているように見せかけていたんですか。単純だけど手の込んだ
術です。カカシの神威の時空間と繋がっていなかったら、術の正体はバレず無敵だったかも。
 トビはカカシと旧知の人物みたいですね。かつて理想を抱いていたけど現実の前に挫折して、無限月読という偽りの
平和に救いを求めたトビ。理想を追い続けるナルトに厳しい言葉を浴びせますが、トビと違ってナルトには彼を心から信
じてくれる友がいる。九尾がナルトをここまで評価するなんて、連載当初は思いもしませんでした。トビの仮面を割って、
一気に反撃開始だ!

ONE PIECE
 キッドの左腕は義手でしょうか? ビッグ・マムの一味と戦ったりしていたら、さすがの彼も無傷では済まないか。そし
て懐かしい面々も登場。キッドとアプーとホーキンス、この三人が手を組めば四皇にも対抗できそうだけど、果たして同
盟は成るのか? キラーは苦労人ポジションに落ち着きそうですね(笑)。
 海楼石の鎖を普通の鎖とすり替えていたロー。こいつは本当に頼りになります。スモーカー達とも共闘する事になり、
ゾロやナミ達もやって来ました。全員で研究所に突入して、いよいよ決戦ですね。空気を操る強敵シーザーにどう挑む
のか、ローの作戦に期待します。いや、ルフィは作戦なんて考えずに突っ込むだけだろうし(信用度ゼロですか)。

暗殺教室
 理科が得意な奥田さんは、毒薬を調合して殺せんせーを狙います。しかしやり方が正直すぎて、毒が通じない以前
の問題です。この子は研究者には向いているけど、暗殺者には向いてませんね。
 殺せんせーの顔の変化には笑いました。金をも溶かす王水も、殺せんせーを真顔にするのが精一杯とは。自分を殺
す毒があるのかどうか、殺せんせー自身も知らないのでしょうねえ。
 理科が好きで国語が嫌いという奥田さんは、私とは正反対の考え方ですね。私は言葉遊びとか文章を読むのは好き
だけど、数式とか見るとややこしくなって頭が痛くなります。
 液状化した殺せんせーは某バイオライダー級の無敵っぷり。ずっとこのままだったら、この漫画はここで終わっていま
した。奥田さんは見事に失敗したけど、国語に興味を持ってくれたから教育としては成功しました。今回も殺せんせー
の完勝です。
 しかしこのまま殺せんせーが勝ち続けたら、地球が終わってしまう。素人の生徒に任せっぱなしだなんて、政府とし
ては出来ませんよね。セクシーボディのプロの殺し屋がやって来るそうですが、生徒として潜り込んでくるのかな? だ
としたら意外と若いのか。殺せんせーをどこまで追い詰めるのか、期待しましょう。

ニセコイ
 仏像並みに進展0なままで、出番も少なかった小野寺さんでしたが、何と一条を自宅に呼ぶという大胆な行動に打っ
て出ました。るりちゃんも読者もビックリです。普段は大人しい子って、時々暴走するから侮れません。
 小野寺さんの実家は和菓子屋で、お母さんもなかなかの美人。性格はワイルドだけどはっきりした人で、この人から
どうして消極的な娘が生まれたのか不思議です。お母さんを反面教師にしちゃったのかな?
 和菓子作りも難無くこなす一条。小野寺さんとの共同作業は確かに夫婦っぽいし、千棘とのニセコイはいい意味でバ
レて、嵐の夜に二人っきり。ここまで状況が整えば二人の関係も進展……するのか? 小野寺さんは千棘に対する一
条の気持ちの変化に気付いているから、あまり積極的にはならないかも。いや、その逆で、今このタイミングこそはと攻
撃してくるのか? うーむ、女の子の気持ちは分からん。だから楽しみ。

家庭教師ヒットマン REBORN!
 スモールギアとビッグピノ、コンビで行動する復讐者ですが、ビッグピノは単なる武器の運び屋で、本命はスモールギ
アだそうです。人を殺すのが大好きで、戦うのも大好きという典型的なバトルマニアですか。しかし頭は切れるし実力も
高い。厄介な相手です。
 バジルを脱落させ、ツナも視界を塞がれて大ピンチ。しかしここで獄寺と山本の右腕コンビが奮闘してくれました。山
本も昔はマフィアをごっこ遊びと思っていたのに、今ではすっかりボンゴレファミリーの一員ですね。頼もしい限りです。
でもフラン、てめーは許さん。クロームにチューしてもらうのは私だ!(おいこら)

斉木楠雄のψ難
 センターカラー。
 テレビや小説は超能力でも先の展開が読めないから、斉木はお気に入りだそうです。フィクションの世界に閉じ篭っ
てしまいそうな設定ですね。そうならないのは、むしろ奇跡なのかも。
 読み切り版で登場したへっぽこイリュージョニスト、蝶野雨緑が再登場。電波が混線してメタ発言が流れましたが、確
かにこいつは連載では使いにくいキャラでしょうね。一応、この漫画は学園ものだし。
 読み切りではダメダメだった蝶野ですが、斉木も欺く程に腕を上げていました。箱が閉まる寸前の動揺ぶりも、マイケ
ルの怪しい言動も全部演技だったんですね。ストリートでやっていた頃とは雲泥の差です。こいつ、本当にあの蝶野な
んだろうか? イリュージョンで別人と入れ替わっていたりして(そこまで疑うのか)。
 箱に閉じ込められた斉木でしたが、何とか切り抜けました。体、柔らかいですねえ。超能力を使わなくても奇人変人レ
ベルで活躍できそう。

ハイキュー!!
 「ゴミ捨て場の決戦」と言われ、因縁のライバルと言われながらも公式戦では戦えなかった烏野と音駒。同時期に衰
退するという、妙なタイミングの良さといい、因縁があるのか無いのか分からない関係です。
 髪を下ろした西谷、ほとんど別人ですね。日向が幽霊と間違えるのも当然かと。髪を立てる事で10pも身長を誤魔
化していた西谷を褒めるべきなんでしょうか。小さくてもいいじゃない、男の子だもん。
 音駒の中心選手、孤爪研磨が登場。あまりやる気は無いけど、その実力はチームの主将から「背骨で脳で心臓」と
認められる程。自分の強さには自信を持っているみたいだし、侮れませんね。一体どんなプレイを見せてれるのか。

トリコ
 四獣の正体は分かりましたが、取り敢えずは分身である四匹を片付けないと。分身とはいえいずれも捕獲レベル10
0を超える強敵ですが、パワーアップしたトリコ達の敵ではありませんでした。つーかトリコ達強すぎ。
 トリコはキャノンフォークとレッグブーメランで牙王を撃破。人間を食らう、いわば人間の天敵とも言える牙王に対しても
恨みや悪感情を抱かないとは、これも食義の修業の成果でしょうか。
 毒物マスターであるココは、抗体と毒物だけでなく、ウィルスまで精製して毒の効かない敵の免疫力を下げるという頭
脳戦で勝利。毒を使いこなすこの知略こそ、ココの最大の武器かと。
 触手対決はサニーの圧勝。相手の神経にまで髪を入れるとは、ヘアマリオネットはなかなかエグい技です。髪が一
本でも入ればサニーの勝利になるのか。恐るべし。
 音を武器とするゼブラは、音で敵の体内から組織を破壊するという荒業を披露。音の振動を防げる術はありません。
四人とも強くなりましたが、四獣の本体と黒幕は更に強いのか。どんな激闘が繰り広げられるのやら。

黒子のバスケ
 キセキの世代の主将である赤司に加え、無冠の五将が三人もいる名門・洛山。緑間だけで戦うには厳しすぎる相手
ですが、秀徳は緑間だけのチームではない。怖い人だけど誰よりも努力している宮地、チームを支える大坪などいい選
手は揃っており、チームの結束力も抜群。性格に難のある緑間も、彼らの事は心から信頼している。いいチームです。
 地力で勝る洛山を相手に、互角に戦う秀徳。しかし赤司は勝利への確信を揺るがせない。いよいよこの男が本気を
出しますか。キセキの世代同士の直接対決はかなり盛り上がるでしょう。赤司の実力、見せてもらいます。

SKET DANCE
 スイッチの過去が改めて語られました。ややこしい事件だったけと、学校側は事態を正確に把握していたんですね。
しかし改めて見ても、色々と酷い事件、いや悲劇だ……。誰も幸せになれなかった、スイッチにとっても沙羽にとっても
悪夢のような事件です。沙羽ちゃん、今はどこで何をしているんだろうか。
 スイッチを助けたいと思いつつ、何も出来ない事も分かっているボッスン。ヒメコの言うとおり。何度でもしつこく、根気
よく接するしかありません。でもスイッチはこの事件を切っ掛けに立ち直るんですよね。これから一体何が起こるのか。
 ヒメコが囮役となって、デスファイトに参加。鬼姫の悪名を上手く利用したけど、あの写真を見た人は絶対に誤解しま
すね(笑)。キャプテン、ナイス撮影。これで黒幕を捕まえられるのか?

るろうに剣心 第零幕(読み切り)
 ジャンプの歴史に残る名作が、実写映画公開記念として復活しました。スクエアでもキネマ版として復活しており、そ
っちを読んでいるので新鮮味は感じませんが、それでも「週刊少年ジャンプ」でこの漫画が読めるというのは、感慨深い
ものを感じますね。
 時系列は連載第一話の5日前で、舞台は横浜。仮面をつけた医者という怪しすぎるエルダー先生が実は美少女だっ
たり、ドリルみたいなフェンシングを使う敵とか、いい意味で漫画っぽくて面白く読めました。連載版を読んでいない人で
も楽しく読めるのではないでしょうか?
 ラストのページで懐かしい顔が勢揃いしたのには、ちょっと感じ入りました。和月先生、相変わらず面白いんだけど最
近は遅筆気味なんですよねえ。スクエアの作品も読み続けますので、頑張ってください。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
 空母の上で、武器を使ってゴルフすんなよ(苦笑)。手榴弾をボール代わりにするなんて、命賭けすぎる。
 ボルボの爺ちゃん、久しぶりの登場。相変わらずのインチキ忍者っぷりですが、それなりに説得力があるのが怖い。
民明書房とか信じていた頃の私だったら、あっさり騙されていたでしょう。
 京都の東山地区を丸ごと使った江戸ゴルフ。ゴルファーとしては夢のようなコースでしょうけど、忍者が邪魔するのは
余計すぎる。ゴルフでPRしなくても忍者の知名度は充分ありますよ。誤解されているけど。

タカマガハラ
 扉絵のミズホと、1ページ目のミズホの構図がほとんど同じなんだけど、これは狙ってそうしたのかな? だとしたら
手抜きだと思ってごめんなさい。
 相変わらず気持ち悪い性格の敵を出してきます。敵キャラの個性はなかなかなんだけど、主人公のヤマトがイマイチ
目立っていないし、肝心のストーリーが面白くない。これではせっかくの敵キャラも輝きません。掲載位置も上がらない
ままだし、あと何週持つのやら。

クロガネ
 掲載位置がちょっと上がりました。白銀との戦いが好評だったのかな?
 残り一秒でもお互い諦めないし、油断もしない。油断していたらクロガネは一本取られていましたね。この諦めないと
ころも含めて、クロガネは各地の剣士達から注目されるようになるみたいです。もう単なる初心者ではない、一人前の
剣士という事ですか。よくぞここまで来ました。
 いよいよ大将戦。部員達から希望を託された双方の大将、気合は充分です。巨漢剣士同士の試合は、かなり迫力あ
るものになりそう。それでも神宮が勝つと信じています。

恋染紅葉
 翔太の妹、莉子ちゃんが登場。お兄ちゃん大好きっ子みたいですね。でも紗奈にも憧れていると。翔太と紗奈の関係
を知ったら、心底から驚きそうですね。
 第三のヒロイン、春日小鳥が動き出しました。普通のアイドルではないと思っていましたが、小悪魔系のキャラでした
か。こういう場をかき乱すタイプのキャラは今まで居なかったので、物語を動かす役として活躍しそうですね。この子もい
ずれ翔太を好きになるのかな?

べるぜバブ
 久我山に妙に張り合う男鹿。自分とはまったく違う環境の話だから、ちょっと参加したくなったのかな? でも恋バナ
には慣れていないので、あっさり撃沈。喧嘩では無敵でも、こういうところはまだまだお子様です。
 姫川を愛する久我山ですが、姫川にとっては10年も自分を騙し続けてきた相手なので、すんなり「好き」とは言えま
せん。男のプライドですね。しかし久我山の事を嫌っている訳じゃない。この二人はいずれくっつきそう。
 絵も魔界に送られて、一件落着。アイリスさんはいずれ本編にも出るのかな? ティッシュしか貰えなかった古市だけ
ど、君は今回そんなに活躍しなかったからねえ。そんなもんでしょ。

銀魂
 長編の後のギャグ回は傑作が多いという法則は、今回も当て嵌まりました。そよ姫、お淑やかに見えて神楽と並ぶド
Sキャラだったとは。いや、爺やとの関係もそんな感じだったっけ。将軍家は安泰ですね(笑)。
 空知先生がドラクエ10をやっているのか、今回はドラクエネタが多めでした。ベギラマは言葉の感じからしていいです
よねえ。ベギラゴンより強い響きだし。あと私はクリフトはレギュラー枠で使っていました。だってミネア、回復役として
はイマイチだし。ブライとトルネコは馬車組でしたね。魔法使いとしてはマーニャの方が優秀でした。そしてアリーナも当
然レギュラー。ライアン? 誰それ?(おい)
 スイカ割りなんて随分とやってません。都会の真ん中に住んでいる身では、気楽に出来ないイベントです。割ったスイ
カは全部食べたんだろうか? 温いスイカを山ほど食べる……。かなりの拷問ですね。うえっぷ。

BLEACH
 白哉が敗れ、死神達が苦戦続きの中、剣八は星十字騎士団の猛者を三人も倒していました。卍解を使えない剣八
ですが、卍解を奪われるこの状況では彼こそが最強。それでも陛下を相手にするのは厳しすぎる。一護が来るまで持
ち堪えられるのか?
 殺せば殺す程に強くなるドリスコール・ベルチ。雀部を殺し、彼の卍解を奪ったのはこいつでしたか。山本にとっては
憎むべき怨敵です。いよいよ総隊長の卍解を披露するのか? 山本なら肉弾戦でも圧倒できそうだけど。

めだかボックス
 大胆不敵な桃園が脂汗を浮かべていた理由、それはこのゲームの全てがめだかによってコントロールされている事
に気付いたからでした。何とゲーム参加者だけでなく、観客達の発言内容まで操っていたとは……。過去のジャンプを
引っ張り出して読み返してみましたが、確かに誰も「う」「さ」「ん」とは言ってません。とんでもない伏線を張っていたん
ですね。さすが西尾先生、感服致しました。
 善吉も無事に復活して、めだか達は箱庭学園に帰還。新しい仲間?も加えて、漆黒宴は終了。しかし物語はまだま
だ終わらない。人の心を理解しためだかに、黒神家が動き出すのでしょうか? 新展開も楽しみにしています。

戦星のバルジ
 敵の城に乗り込んだアストロを待っていたのは、衝撃の再会と驚くべき真実でした。育ての親とも言えるブラックが敵
のボスだった事は、さすがのアストロも驚きを隠せません。分かっていたけど、この展開はちょっと辛い。
 アストロは本物のバルジ王子でしたか。ブラックが誘拐して偽物のバルジとすり替えたっぽいですね。何の為にそん
な事をしたんだろう? ブラックが昔の優しさを捨てた事と関係があるのかな?

パジャマな彼女。
 掲載位置は最下位で、話の内容もクライマックス。終わりの時は近いみたいですね。あと何話続くのかな?
 自分の知らないところで頑張っていたまくらを見て、まくらの事を意識する計佑。フォローしてくれる須々野さんは優し
いなあ。彼女の恋は報われない事が決まりましたが、少しでも幸せになってほしいものです。
 遂にまくらへの恋心を自覚した計佑。しかし、まくらは遠くへ旅立とうとしている。ようやくここまで来ましたが、ちょっと
遅かった? いや、ラブコメでは別れのシーンこそ盛り上がるもの。雪姫先輩との事も片付いていないし、この物語はま
だまだ盛り上がる!と期待します。


36&37号
表紙はジャンプの全主人公が麦わら帽を被って、ルフィを胴上げ。殺せんせー、麦わら似合わねー(笑)。
ワンピースの情報を掲載した小雑誌が特別付録に。映画は絶対に見ます。
BLEACHは久保先生が体調不良の為、休載です。合併号を挟んでの休載はキツいなあ。待つしかないけど。

ONE PIECE
 連載15周年突破記念巻頭カラー。ますます好調なのは嬉しいけど、完結まであと何年?
 スマイリーが元の毒ガスに戻り、シノクニが放たれました。その効果は毒だけでなく灰の様に纏わりついて相手の動
きを封じて、確実に殺す。まさに狂気の兵器です。こんな物騒すぎるものを外に出したら、世界はとんでもない事になり
ますよ。シーザーはそれが望みなんだろうけど。
 このままシーザーの好きにさせる訳にはいきません。ゾロ達の助けが期待できない以上、ルフィ達は自力で何とかし
なければ。海楼石によって能力を封じられていますが、ローには何か策があるようです。おお、頼もしいなあ。最近はル
フィ達のペースに乱されていましたが、頭のキレは半端じゃない。味方にすると心強いですね。
 気になる点もちらほらと。リンゴが悪魔の実に変わったのは、スマイリーのガスのせい? シーザーは気付いていな
いみたいだけど、これは毒ガス以上に凄いのでは? そしてチョッパーに紙を投げたのは誰なのか。ローは縛られたま
まだし、研究所の中に彼の仲間がいるのかな?

NARUTO −ナルト−
 トビの面に入った傷は、ひび割れなどではなく何かに切られた傷でした。そんな細かい点に注意して、トビの術の正
体を見抜くとは。写輪眼を持っている上にこの観察力、カカシはやっぱり侮れません。トビに初めて強烈な一撃を与えた
シーンは爽快でした。
 カカシの推測によると、二つの術を使っていると思われたトビですが、実は使っていた術は一つだけだったそうです。
吸い込んだ物や攻撃は消えたのではなく、どこかに出されているのかな? 種明かしが楽しみだけど、トビの実力はま
だまだこんなものじゃない筈。この戦いも長引きそうですね。

暗殺教室
 殺せんせーを翻弄してきたカルマですが、本気で警戒するようになった殺せんせーが相手ではさすがに分が悪い。身
体能力が違い過ぎますからね。ネイルアートやエプロンが少女趣味っぽいところがムカつくなあ(笑)。
 カルマが先生を嫌い、E組に落ちた理由が明らかにされました。いやあ、酷い先生もいたものです。人間であるこの先
生の方が醜くて、人間じゃない殺せんせーの方が教師としては素晴らしいという皮肉すぎる展開。世のバカ教師は殺
せんせーを見習ってください。触手を見習うのは無理だろうけど。
 殺せんせーの手入れによって、醜く濁っていたカルマの殺意は健康的なものに変わりました。そしてみんなで殺せん
せーをどうやって暗殺するか、明日に向かって考える。いい青春劇のようでそうではない、この微妙なバランスと、ギャ
グっぽいけど真面目なストーリーこそ松井先生の真骨頂。これからもどんどんやっちゃってください。

ハイキュー!!
 センターカラー。
 試合は結局、町内会チームが勝利。まだまだ未熟な一年生が中心のチームでは、ベテランと部の先輩がいるチーム
には勝てませんか。でもこれで烏野の弱点も分かったし、エースの旭は復帰したし、いい敗北だったと考えましょう。敗
北から学べる事もあります。
 日向と影山のコンビ歴が短いものだと聞いた烏養の「非情だな」とはどういう意味なのか。影山以外では日向の力を
発揮させられないから、影山が出なければ日向も出せないという事? そんな単純なものでもないか。
 いよいよ合宿スタート。そして烏野の宿敵、音駒の面々が東京からやって来ます。後ろ姿からして強そうですが、果
たして今の烏野の力で対抗できるのか。練習試合とはいえ新生烏野の初試合、勝ってほしいものです。

SKET DANCE
 片桐先輩のやった事は確かに悪い事だし、被害者にとっては一生の心の傷になったでしょう。片桐は這いつくばって
でも謝り倒す必要があると思います。
 だからと言って、デスファイトという行為は許されるものではない。片桐のように昔は悪い事をしたけど今は改心してい
る人もいるし、何より無理やり人を戦わせるなんて悪趣味すぎる。やっている当人達は正義の裁きのつもりなんだろう
けど、その正義感が悪人以外に向けられる日も遠くない気がします。些細な悪事でさえ見逃さず、暴走しそう。
 自分にもデスファイトの招待状が来ればいいのに、と語るスイッチ。うーん、やっぱり弟を死なせてしまった心の傷は
簡単には癒えませんか。ボッスンでさえドン引きしたくらいだもんなあ。ここからどうやってスイッチを立ち直らせるのか、
ボッスンのお節介なまでの人助けパワーに期待しましょう。あと椿君は、昔の方が凛々しいかと。

トリコ
 四天王もパワーアップしたけど、さすがに四獣も強い。両者一歩も引かない激闘です。四獣の力を見ても全く怯まな
いココ達が頼もしすぎる。ゼブラも今回の活躍で、今までの汚名を晴らせそうですね。
 と呑気に見ていたら、会長から衝撃の事実が。会長、そういう肝心な事はもっと前に言ってくださいよ! あの強い四
獣でさえ本体の手足に過ぎず、更に本体を操る者がいる。会長でさえ倒し損ねた程の奴という事でしょう。四天王全員
でようやく互角かも。本当の戦いはこれからか。今回は出番が無かったけど、頑張れトリコ!

恋のキューピッド 焼野原塵(読み切り)
 金未来杯第二弾。作者は長谷川智広先生。
 魔王が恋の天使になるという一発ギャグ的なネタを、上手く纏めましたね。姿だけでギャグになるという塵はキャラク
ター的に卑怯だけど、ギャグ漫画としてはありです。こういうネタは考えた時点で勝ち。
 塵の強烈すぎる個性に隠れていますが、ストーリーも王道ながら上手く描けており、最後まですんなりと読めました。
主人公とヒロインの二人は素直に応援できたし、ヒロインの婚約者のゲスっぷりが半端じゃなかったおかげで、塵にや
られるシーンは気持ち良かったし。
 これでもっと絵が上手ければ、塵のインパクトも更にアップしており、ギャグ漫画としても完成度が上がったでしょう。
まあ新人にそこまで期待するのは酷か。予想以上に面白い作品で、長谷川先生の今後が楽しみです。

斉木楠雄のψ難
 この漫画の中では超絶的な美少女、照橋心美が登場。おお、ようやくレギュラーキャラに女の子が出ましたか。ここ
まで出さなかったのは、麻生先生の拘りなのかな?
 心美は自分の美貌を自覚しているナルシストですが、そんなに嫌味な感じはしませんね。石油王からプロポーズされ
ても冷静なところは、ちょっと好感が持てました。
 そんな彼女の美貌も斉木には通じない。静かな生活を送りたい斉木にとって、美人で目立ちまくる心美は側に来るだ
けでも厄介な存在。テレパシーで彼女の考えが分かるから、ドキドキする事も無い。斉木って恋愛できるんだろうか?
 しかし人の心とは不思議なもので、無視され続けた心美が斉木に恋してしまいました。幻を見せれば女の子は惚れ
てくれるんですか。男子諸君、これから幻覚剤を持ち歩きましょう(無理無理)。

ニセコイ
 センターカラー。
 今週号もマリーのターン。いよいよ彼女の父親とご対面です。顔に傷が付く程の死闘を繰り広げた相手と、しかもヤク
ザと盃を交わすなんて、デンジャラスなお父さんですねえ。実際の警視総監はこの人よりは大人しい、筈です、よく知ら
ないけど多分。きっと。恐らく。
 マリーの事を心配するあまり一条には厳しい目を向けるお父さんですが、決して話の分からない人ではなく、一条の
複雑な心も理解してくれました。マリーを幸せにしなかったら、地獄に落とされそうだけど。いや、確実に落とされます
ね。そして事件なんて無かった事に。怖い怖い。
 一条に「かわいい」と認められて、顔を真っ赤にするマリー。ああ、もう、一条は天然ジゴロすぎる。そしてマリーは可
愛すぎる。千棘の正ヒロインの座が危うくなってきましたが、次回で反撃に出るか? なぜ自分がイライラするのか、千
棘がその理由に気付くのはいつの日なのやら。

タカマガハラ
 ヤマトの幼馴染で、この漫画のヒロインらしいキャラ、ミズホが登場。男っぽくて格闘技マニアだけど、そっちの才能は
全然無い。小学三年生に負けるなんて、その時点で格闘技辞めてもおかしくありませんよ。本当に好きなんでしょうね
え。なかなかいいキャラクターです。こういうキャラを、もっと早くから出せばいいのに。
 新たな能力者が登場。おえっぷ、と吐きそうになるくらい気持ち悪い姿です。このキャラに限らず、連載が進むに連れ
て絵にインパクトは出てきましたが、それで漫画そのものが面白くなっているかと言えば、うーん……。まだまだ足りな
いものが多すぎるんですよねえ。連載が打ち切られるまでに何とか出来るのか?

黒子のバスケ
 赤司の身体能力は一流ではあるけど、他のキセキの世代と比べたら一段落ちるようです。というか他の四人がバケ
モノ過ぎるんですよ。紫原なんて日本人とは思えない体してるし。
 それでも監督やチームメイトは赤司を信頼しているし、緑間も警戒している。赤司の『眼』とは、将棋のように戦局を終
盤まで見通す眼、つまり洞察力の事かな?
 そして洛山で警戒すべき選手は、赤司だけではない。無冠の五将達もいよいよ本気を出してきましたか。駒が揃って
いるから赤司も楽でしょうね。彼の余裕を緑間は打ち砕けるのか?

お母さんはスパイ(読み切り)
 休載になったBLEACHの代原として掲載された、根田啓史先生のギャグ漫画です。
 巻末コメントによるとデビュー前の作品らしく、そんなのを載せるしかなかったという編集部の慌てっぷりが伝わってき
ます。新作を描かせる時間も無かったのか。本当に緊急事態だったんだなあ。
 だからと言って、こんな低レベルの作品をジャンプに載せてもいいのかという気が。根田先生にとっても不本意な掲載
だろうし、デビュー前の作品だから仕方ないけど、ぶっちゃけ面白くなかった。おっさんのスパイがお母さんになるという
一発ギャグ的なネタは、普通なら笑えただろうけど「焼野原塵」と被っちゃったから、イマイチに感じられました。不運過
ぎる。いくら急な掲載とはいえ、編集部はネタ被りにならないようチェックしてください。根田先生、ご愁傷様でした。

銀魂
 尾美一篇、もしくはビームサーベ流篇、完結。
 兄のように慕っていた人を失ってから一ヶ月。新八もお妙もまだ落ち込んでいるだろうと思ったら、二人ともバカンスに
行ってました。まあ見事なまでに日焼けしてますねえ。マカデミアンナッツをやたら押してますけど、マカデミアンナッツ
を作っている会社から何か貰ったのかな?(いやそれは無い) 確かに美味しいけど。
 生命保険を使って宇宙旅行に行かれたなんて、尾美一が聞いたら泣きそう。でもそれは二人の前向きな気持ちの表
れでもある。銀さんもしっかり立ち直っているようで、天堂無心マカデミアン流の塾頭代理としてマダオ達を鍛えます。こ
いつらはむしろスパルタで鍛えた方が社会の為なので、厳しくやっちゃってください。
 今回の長編ですが、尾美一のキャラクターが固まる前に彼の正体を明かしてしまい、読者が尾美一に愛着を持つ前
にストーリーを進ませてしまったので、ちょっとタイミングがおかしくなってしまったかなと。ストーリーそのものは決して
悪くなかったのですが、その辺はかなり惜しかった気がします。

べるぜバブ
 闘技場にまで上がってきた男鹿。魔王の絵を持ち去ろうとする彼の前に次々と戦士が立ちはだかりますが、男鹿が
出るまでもありませんでした。強キャラっぽく登場した四拳王も、ヒルダ一人にまったく敵わず。地下闘技場で戦ってい
るプロの格闘家より女子高生の方が強いって、石矢魔のレベル高すぎる。
 久我山、ホモっぽい事を言ってるなあと思ったら、何と女性でしたか。こうして見るとかなりの美少女ですね。姫川へ
の執着も、異性として愛しているのなら分かります。つーか二人きりでゲームする程仲が良いんだから、姫川も受け入
れてあげればいいのに。何か事情があるのかな?

こちら葛飾区亀有公園前派出所
 技術の進歩は車を大きく変えました。運転は便利になりましたが、そういうのが嫌だという人もいます。楽なオートマ
よりマニュアル車の方がいいなんて、部長は変な拘りを持っていますね。私は車を持ってませんが、昔の方がいいとい
う気持ちは少し分かります。部長は拘り過ぎだと思いますが。
 車のドアが昔ながらのカギ穴式なのは、盗まれないかと心配になります。いや、古過ぎて今の泥棒は対応できない
か(笑)。スペアタイヤを積んでいないのは、最近のタイヤは丈夫だし、電話一本で修理に来てくれるからかな?
 過剰なサービスがいいとは限らない。熟年向けの車はその内本当に出そうですね。こういういい意味で不親切な車
が発売されたら、なかなか面白そう。売れるかどうかは分かりませんが。
 人気アイドルになった部長、この人も何気によくマスコミに取り上げられています。でもその度に両さんにブチ壊され、
今回も困ったオチに。でも両さんと組まなければ人気者にはなれなかったし、難しいところです。

家庭教師ヒットマン REBORN!
 最強のイェーガーに対して、リボーン達は元ボスキャラ連合で対抗します。作戦として組んだのではなく、彼らの我侭
を聞いた形ですけど。どいつもこいつもバトルマニアだなあ(苦笑)。ある意味扱い易いけど。
 イェーガーは抑えましたが、残りの復讐者も弱くはない。獄寺に山本、フランにクロームというかなり強力な組み合わ
せなのに圧倒されています。ギリギリでツナ達が駆け付けましたが、敵も本気を出す。今度の復讐者はコンビプレイで
攻めてきますか。少し手こずりそうですね。ここでの時間の消費が致命傷になりませんように。

めだかボックス
 めだかの第二の父親、亡き鶴喰博士の恐るべき企み。彼はめだかの叔父で、めだかの母である姉を心から愛してい
た。しかしそのシスコンマインドによって、今も続く困った状況を生み出してしまった。めだかの婚約者が全員女性だっ
たのが、めだかと男をくっつけたくないという博士の保護欲というか我侭だったとは。困った叔父さんですねえ。
 うん、確かに復活や不死身について、球磨川と安心院さんに口を挟む権利は無いな(笑)。この口ぶりからすると、博
士は生きているのかな?
 ページを捲ったら桃園が大ゴマで「糠味噌」と言ったのには笑いました。でもこれは仲間を切り捨てた桃園の非情さの
現れであり、クライマックス突入の合図。時間を稼いでいためだかの狙いも桃園に見抜かれていましたが、めだかは見
抜かれる事も計算の内だった。彼女は最初から何か考えていたみたいですね。この場にいる全員を巻き込む程の大胆
な策を仕掛けていたそうですが、勝つ気が無いのにどうやって勝つつもりなのか。めだかの企みに期待。

クロガネ
 次の一撃で勝負が決まる。見ている者達の緊張が高まる中、ほとんど初心者であるクロガネは疲労しながらも堂々
と立ち向かう。だって彼は一人じゃないから。友情に支えられているとかではなく、本当の意味で一人じゃありません
からね。心を支えてくれる人が側にいるのは心強すぎる。
 クロガネの眼の特性を利用した白銀でしたが、クロガネは彼の予想以上に疲れ切っており、そのせいでフェイントが
効きませんでした。クロガネが充分に鍛えられていたら、負けていましたね。体力的に未熟だったおかげで勝つとは、
なかなか面白い決着でした。次の大将戦で決着ですか。この試合で連載も終了かな?

恋染紅葉
 あらら、掲載位置がまた落ちましたか。決して絵だけの漫画じゃないけど、ストーリーに横の広がりが無いのも事実。
やっぱりラブコメ漫画はジャンプでは難しい?
 遊園地で由比とのデート。第二のヒロイン、お色気担当という事でストーリーが進むと目立たない彼女ですが、今回
は主役級に動いてくれました。カメラに向かってポーズを取るという習性は、さすが人気モデル。この写真、ファンはお
金を出しても欲しがりそう。
 ボディは凶悪レベルに色気あるけど、心は純粋な恋する乙女。このアンバランスさが由比の魅力ですね。今後は彼
女をもっと前に出していくつもりなのかな? それで人気が回復すればいいんだけど。

パジャマな彼女。
 「恋染紅葉」と同様、こちらも低調なままです。ラブコメでウケているのは「ニセコイ」だけか。厳しいなあ。
 天文部編に入るまではほとんど目立たなかった須々野さんですが、前回からかなり目立って来ました。そのせいで
雪姫の出番が減ってますけど、実は人気無かったのかな? メインヒロインなのに。
 計佑とまくらをアルビレオの連星に例えたのは、なかなか上手いかな。計佑の本当の心を見抜いている須々野さん。
本人よりも傍から見ている方が分かってしまうのは、お約束ですよね。報われない恋になりそうですが、それでも落ち
込まない須々野さんはいい子です。何とか幸せになってほしいなあ。

戦星のバルジ
 二週連続で最後尾ですか。ううむ、これはかなり危険ですね。ここから盛り返すのは難しそう。
 ブラックはバルジ王子とアストロが入れ替わっている事は知らないんですか。当然ですけど、だとしたらアストロと対
面したらかなり驚きそう。彼が闇に落ちたのはアストロが関係しているみたいだし、果たしてどうなるのか。
 大切なおじさんを殺され、仇を打とうとするティコ。しかしその心はアストロが引き継ぐ。落ち込んだ時は心配しました
が、ティアマトが励ましてくれて助かりました。的確にフォローしてくれる兄貴分がいると安心しますね。さあ、盛大に反
撃だ! 最後の祭りになるかもしれないけど。